アカデミースタッフブログ ACADEMY STAFF BLOG

GIFC ゲイラン通信 ②

17/04/30

みなさんこんにちは。

第2回ゲイラン通信は、シンガポールのプロサッカーリーグ『Sリーグ』について紹介します。
 


1996年に8チームで発足し、我らがゲイランは初代チャンピオンです。
今季は9チームでリーグ戦がスタートしています。
日本のJリーグ参加チーム数は57ですから、それに比べるとかなり小規模ですね。

参加数以外にも、日本のJリーグとは大きな違いがあります。

それは「他国のクラブが参戦」しているということです。

その1つが「アルビレックス新潟シンガポール(2004年から参戦)」。
2014年まで松本山雅に在籍していたGK野澤洋輔選手がチームの守護神として活躍しているので、ご存じの方も多いでしょう。

そしてもう1つがブルネイの「DPMM FC」です。
そのホームスタジアムは、首都バンダルスリブガワンにあります。
つまりブルネイの選手たち、アウェーゲーム時には飛行機で約2時間かけて遥々シンガポールまでやってくるんです。

その一方でブルネイのホームゲーム時には、他のクラブはブルネイに出向かなければなりません。
そこでSリーグは、国内各クラブの経費軽減のため、ブルネイDPMMがアウェーチームの渡航費、宿泊費を負担することを条件にSリーグへの参加を認めました。
日本ではちょっと考えられないですよね。

また、国内のエリート選手強化のため、U21シンガポール代表を「Young Lions」(ヤングライオンズ:代表のことをライオンズと呼んでいます。日本のサムライブルーと同じ感じですね)というクラブとしてSリーグに参戦させています。
彼らは毎日のトレーニングも一緒に行います。
シンガポールという非常に国土の狭い国(東京都23区とほど同等)だからこそできる強化策です。

シンガポールにはプライムリーグというU21に相当するリーグもあり、そこで経験を積んだ選手がSリーグに昇格するというシステムになっています。





Jリーグとの違いといえば、もう1つ「チケットの価格」です。

ほとんどのゲームで、全席約500円!ワンコインでプロリーグが観戦できてしまいます。
旅行で訪れた際には、一度観戦しても面白いですよ。







特にWarriorsというチームのホーム「Cho Chu Kuangスタジアム」のバックスタンドは...『家』です。
いろんなことにびっくりさせられると思います(笑)







日本人選手も多く在籍していて、現在5人の日本人選手がSリーグを舞台に闘っています。
彼らを応援することもSリーグの楽しみのひとつではないでしょうか。
愛媛FCのユニフォームを着たアルビレックス新潟シンガポールのサムライサポーターも時たま出現しますよ。



現在Geyrang International FC は3勝1分2敗の4位です。2連勝して良い流れができています。
この勢いで上昇していきたいですね。

次回はGeyrang international FCを応援してくれている日本人サポーターの皆さんをご紹介します。




ボ~ク~のスクール日記 31 ~スクール開校!!~

17/04/14

みなさん、こんにちは。
スクール担当のクボです。

4月10日(月)から、2017年の松本山雅FCサッカースクールが開校しました。
松本校はスクールを主に担当するスクールコーチの他に普段はU-10~U-18を担当する、各カテゴリースタッフの皆さんもスクールを担当する会場です。



まず、会場に着いたらまずは練習の準備です!!



去年導入した「間仕切り」をみんなで設置します。



そして完成です!!間仕切りがある事によりボールが遠くまで行かずに、プレー時間の確保、集中力の継続ができて良い環境で練習ができます!

この日はKIDS(年長)~小学6年生まで約120名が会場に来てくれました。



KIDS(年長)



S-7(1年生)



S-8(2年生)



S-9(3年生)



S-10(4年生)
※5.6年生はボクが指導を行っていたので撮れませんでした。すみません!!
今年から新たにスペシャルクラスが月曜と木曜にかりがね会場で開催されます。去年まで塩尻校だけだったクラスが松本校にも開催されます。
スペシャルクラスはコーチの推薦により編成されるクラスです。



スペシャルS-8



スペシャルS-9
コーチはU10.12を担当する、恒本コーチと永井コーチが主に指導にあたります!


松本山雅FCのスクールはいろんなコーチが関わることが特徴で最大の強みです。
準備や片付けもスタッフ以外にU-18以下の選手も積極的に行ってくれます。
この強みを生かして、少しでも多くの子どもたちにサッカーの楽しさ・厳しさや運動をする事の楽しみを伝えていければと思っております。

今回はこの辺で終わりになりますが、またスクールの様子などを皆さんに発信していきたいと思います!!
次回をお楽しみに!!

スクールの詳細についてはこちらをクリックしてください!

スクール担当のボ~ク~ことクボでした。

Jリーグ・アカデミーダイレクター研修会

17/04/09

こんにちは。ユースアカデミーコーチの加藤です。

4月6日・7日に開催されたJリーグ・アカデミーダイレクター研修会についてのご報告です。
Jリーグ各チームのアカデミーダイレクター(育成責任者)が集まり(自分は代理出席)、研修会が行われました。
プレミアリーグのウェストハムユナイテッドから、アカデミーダイレクターのテリー・ウェストリーさんらに講師として来日していただき、育成哲学とその実践について座学と実技を交えて講義をしていただきました。

研修会の背景には、Jリーグのアカデミーからプロ選手や代表選手を今まで以上に育てていかなければならないという危機感があります。
Jリーグがプロスポーツ事業である以上、選手育成が重要であることは勿論、地元出身の選手が活躍することはファン層を拡大する上でも非常に意味のあることです。
その為にも各クラブがアカデミーの質を高めていく必要があります。

ウェストハムではアカデミーの選手の能力を最大限高める為に、IDP(Individual Development Plan=個々に合わせた育成計画)が重要であるとしていました。
サッカーはチームスポーツなので全体としてのTRを行い、チームとしてのパフォーマンスを上げていくことは重要ですが、それと同時に個々の選手の能力を最大化していく必要があります。
一人ひとり個性や特徴の違う選手たちを最大限伸ばす為に、それぞれの選手としっかりと向き合い、最も適した方法を考える必要があります。
世話役のコーチが9歳から23歳までの選手一人ひとりと継続的に面談を行い、ワールドクラスの選手と比較し、どういう部分を今後伸ばしていく必要があるか、どのようなTRでそこを伸ばすのか、それをいつまでに達成するのか、といったことをクラブ全体で細かくチェックしているそうです。

ウェストハムの育成方針はワールドクラスを目指す選手に対して行われていますが、どんなカテゴリーのどんな選手に対しても応用できる考え方だと思います。
一人ひとりの選手に指導者がしっかりと目を向け、コミュニケーションをとりながら、双方向で成長の為の方法を模索していくことで一人ひとりの能力を最大化することができるのではないかと思います。

IDP以外にも様々な話を聞くことが出来、非常に勉強になった研修会でした。
松本山雅FCアカデミーでも是非良い部分を取り入れて、更に向上していくことが出来ればと思います。

JリーグU-16チャレンジリーグ

17/04/06

こんにちは。ユースアカデミーコーチの加藤です。

自分は今、大阪のJ-GREEN堺に来ています。
4月6日・7日とJリーグアカデミーダイレクター研修会があり、山﨑アカデミーダイレクターの代理で参加する為です。
研修会の前に行われたU-16チャレンジリーグという大会の試合の視察を行ったので、今回はそちらの報告をいたします。
自分が見たのは2試合。
鹿児島ユナイテッドvs河北華夏(中国)とガンバ大阪vsウエストハム(イングランド)です。

鹿児島vs河北の試合は鹿児島が前半早々にDFの背後を取り先制するも、ロングボールのセカンドを拾い、クロスボールに合わせて河北が前半の内に追いつきます。
後半は鹿児島が押し気味に試合を進め、ショートコーナーから突破して鹿児島が2-1と勝ち越し、そのまま試合終了。

試合全般を通じて、河北の選手よりも鹿児島の選手の方が、一人ひとりの足元のテクニックはしっかりしているという印象でした。
ただ、河北の選手の方がフィジカルレベルが高く、ドリブルやロングボールからの突破で相手にとっては脅威となるようなシーンも多く作りだしていました。

ガンバ大阪vsウエストハムの試合はウエストハムが前半にサイドの突破からのクロスをヘディングで決め先制。
しかし、キックオフ直後にガンバ大阪FWが相手DFラインの背後に抜け出し同点。
その後、ウエストハムはロングボールから2点を奪い3-1。
後半、ウエストハムのビルドアップミスからガンバが1点を返しますが、ウエストハムはサイド突破からのクロスを決め4-2として試合は終了しました。

ウエストハムとガンバを比較して大きな違いを感じたのが、一人ひとりの距離感とゴールに向かう姿勢です。
イングランドサッカーの特徴でもありますが、ウエストハムはサイドチェンジやDFの背後を狙うロングボール、サイドからのクロスが非常に多く、選手の配置もそれに合わせて非常にワイドになっていました。
それに対して、ガンバの選手はショートパスが多く、選手の距離も短かったように感じます。
また、ゴールに向かう姿勢という点でもウエストハムの方がよりダイレクトにゴールを目指している印象でした。
特に3点目はGKからのロングキック1本で相手DFラインの背後に抜け出し得点になっていました。
ガンバは細かい局面でのコンビネーションではウエストハムの選手よりも長けていると感じましたが、全般的になかなか相手ゴールに向かっていくシーンを作り出せませんでした。

語弊が無いよう、ウエストハムとガンバのプレースタイルについてどちらが良い、悪いではないということを強調したいと思います。
ウエストハムがロングボールを主体とした攻撃が出来るのは個々のキック力やフィジカル面を含めた1vs1の強さがあって成り立つものです。
逆にガンバ大阪の狭い局面でのパスワークや個々の俊敏性、柔らかいボールタッチなどはウエストハムを上回っており、日本が海外チームと戦う上で武器になるものだと感じました。
そうしたことを踏まえた上で、自分達のストロングポイントを活かしながら、どういうサッカーをすれば自分達よりもフィジカルで勝る相手に勝てるのか?
どのように子供たちを育てていくべきなのか?ということを我々指導者は突き詰めて考えていく必要があると思いますし、それを指導現場に還元していきたいと思います。

次回は研修会の内容について報告いたします!!

4/1スクール試合コース

17/04/03

こんにちは。

スクールコーチの加藤です。
4月1日に綿半フットボールパーク様のご協力でU-7・U-11試合コースの活動を行いました。
試合コースは週2回以上スクールに参加して頂いているスクール生の方を対象に、週末の練習試合に参加して頂けるコースです。(少年団に入っている方でも参加可)

前日から雪が降っていたこともあり、かなり雪が積もっていましたが、綿半フットボールパークのスタッフの方と保護者の皆様のご協力もあり、活動開始までに無事、雪かきをすることができました。

午前はU-7の活動。当日は試合ではなく、抜くドリブルをメインテーマにTRを行いました。
少しずつメニューの難易度を上げていきながらTRを行いました。
みんな積極的に取り組み、短い時間でもどんどん上達していくのが分かりました。
U-7としての初めて集まり、みんなが顔を合わせ次回以降の試合に繋がる活動が出来たと思います。

午後はU-11の活動。豊科南さんとの練習試合を行いました。

以下、U-11の写真です。(ごめんなさい。U-7の写真は撮り忘れてしまいました)


W-UPのしっぽ取り。楽しみながら体を温めます。


試合前のミーティング。みんな真剣です!


ゴール前、クロスに合わせるぞ!


相手に囲まれて落ち着いてプレー出来ていました。


初めて顔を合わせるメンバーもいましたが、試合を重ねる中で子どもたち同士で徐々にコミュニケーションをとるようになっていました。






山雅スクールチーム同士の対戦。


試合後の挨拶。


最後はみんなでOne Soul!!

試合でなかなか上手くいかないこともありましたが、最後まで選手は頑張っていました。
今後のスクールでのTRが週末の試合に活きていけば良いと思います。

松本山雅FCサッカースクールに関してはHPをご確認いただくか、お気軽にお問い合わせください。

松本山雅FCユースアカデミー
TEL:0263-88-5523

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