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安曇野に移住して薪のパンを食べて、こんなパンを焼きたいとの情熱で13年間薪の手作り石窯でパンを焼いてきました。
薪でやるなら、国産小麦、自家製酵母と試行錯誤して、今のぶんがの素朴な味わいを生み出してきました。
薪の石窯だったから、この味に出会えたといっても過言ではありません。
8月29日にクシザワ電機さんの富士の溶岩窯(熱源は電気ですが、かなりアナログな窯です)を5時間かけて搬入していただきました。新しい窯との出会いとまた新たなぶんがの誕生に期待と緊張の毎日です。
この石窯は小屋は地元の大工さんに作っていただき、中の窯は自分たちで作りました。
石窯でのパン作りの出会いは、炭焼きの窯でパンを焼いている方の勧めで、パン講習会を開き、それでこんなおいしいパンがあったのか~!!とパンの美味しさに惹かれて、庭の片隅に小さいサイズのミニ石窯を作ったのが始まりです・・・
今では、難なく石窯を扱っているけれど、最初は熱さともしも崩れたら?!という恐怖との戦いでした。
石窯の土台は河原で石を拾ってきて、モルタルで補強し、中に土袋を入れ、一回セメントで固めてその上に、耐火煉瓦を積んでいます。
この形はエジプト式石窯で、焼き床と薪を燃やす場所が同じです。なので、燃やしておきになった炭を丁寧に掻き出した所にパンを入れていきます。なので、薪のいいにおいがつくのです。
薪は、広葉樹の色々な種類の木を使っています。木は間伐材を使っていて、残った灰は畑の肥料や染色などに使われるなど、すべて循環しています。
ぶんがのパンは、そんな自然の恵みいっぱいのパンです。