2008/08/20 9:17

年収2000万円の転職術 by 神川貴実彦

今日は、水曜日です。
「本」当におすすめのコーナーです。


すごいタイトルだと思って読んでみました。
こういう本の感想って、結論的なことを最後までひっぱると、
とっても怒りたくなると思うので、結論的なことから書きます。

いまこれをお読みになっているかたで、次の条件に当てはまる人は、
この本を読んで転職して年収2000万円は、可能でしょう。

まず、高学歴である。
高学歴といっても、東大以上のみです。
ハーバード大学とかの出身なら、OKだと思います。
それから社内でも「問題解決」や「企画立案」を専門的にやってきて、
そのロジックを、明確にプレゼンテーションできる。

あるいはしっかりとした経営者であったとか、その右腕であったとか。
そして年齢は30歳前後くらい。
かつ転職先は、外資系コンサル会社希望。

もしこの条件を満たしていれば、十分可能です。


どうです?
世の中そんなに、甘くないですよね・・・

やっぱそうかと思いましたよね。

しかし、無理だなということから、自分はなにができ、
なにを大事にし、どういう生き方を選ぶかという参考になるのです。

作者は、あとがきにもありますが、早稲田大学法学部卒業後、
ボストンコンサルティンググループで、花形として勤務するも、
27歳にして体を壊して入院し、その後、路頭に迷って、
1997年に株式会社ムービンを設立して、戦略的な転職をサポートする事業をやっています。

そのため、まず「お金」という、だれもが欲しいと思いながら、
現実に向き合うことをためらってしまう課題に、
「年収2000万円」というテーマで向き合ってます。

そして、自分自身のお金のこと、キャリアのこと、人生設計のことになると、
多くのかたが、案外、成り行きで生きているのではないでしょうか?

そういう課題にきちんと向き合った上で、自分にとっていい仕事とはなにか?
給料が安い安いといっても、いくらあればいいのか?
そのためには、どういう仕事をすればいいのか?
あるいは、その年収を尊重するのか?
自分の「やりがい」や「夢」追求するのか?

この「年収2000万円」というハードルを目の前にしたとき、
それが達成できるかできないかという、低い次元の話題ではなく、
自分の置かれている環境、立場、価値観と向き合わなくてはならなくなります。

そういう意味で、とても考えされたのは事実です。

「10年後、20年後、あなたはどんな生活がしたいですか? 」

この答えに明確に答えられたなら、
あなたはいま、とても自分にとって充実した生活をしてるといえるのだと思います。




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