今日は、火曜日です。
「経営ノート」のコーナーです。


テーマ:電力投資のパラドックス

◆資本主義の世界では、需給のギャップが生じれば、
新規の投資が起こり、供給量増大して、
ギャップは解消に向かうことになる。

こと電力に関しては、節電が言われているが、
供給増の動きが鈍い。
また地域間の「ねじれ」もある。

◆供給不足が言われている関西では大阪ガスが、
ガス火力発電所があっても、能力増加のつもりがない。

その理由は、原子力発電の不透明さ。
原発が本格稼働すれば、電力不足は解消し、
運転費用の高い火力発電は太刀打ちできない。

東電の原発再稼働は、他よりもハードルが高いので、
反対に、関東方面では、新規の投資が起こっている。

◆もうひとつは、環境問題。
石炭を使う火力はCo2の排出の関係で、
環境省の不同意で断念に追い込まれた。

◆また、期待される製鉄会社の発電設備だが、
発電しても、電気を売るところがないので、
発電投資に及び腰になっている。

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【私見】

基本的に独占的で、保護主義の状況が、
この状態を生み出したことになったのでしょう。

この状況を観ただけでも、民間企業として、
経営する環境でないことだけは確かです。

一度国有化して、競争環境を整えて、
民営化したほうがいいと思いますが・・・

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