2010/04/03 21:58

◆日本脳炎ワクチンについて
・・厚生労働省より

 厚生労働省厚生科学審議会の小委員会は05年に中止した日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨を、10年度から一部再開することを決めた。現在は希望者に対してのみ接種しているが、10年度からは、1期の対象年齢(生後6カ月~7歳半)の子供がいる家庭に、各自治体が接種を勧める通知をする。

安曇野市ホームページ: 日本脳炎予防接種について
                        2009年6月29日

 予防接種実施規則の一部改正により平成21年6月2日から、「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン」が日本脳炎予防接種第1期に使用するワクチンとして規定されました。
 しかし、新しいワクチンの供給予定量が、定期接種対象者全員の必要量に満たないことや、安全性の確認などの観点から、第1期予防接種についてのみ使用でき、第2期予防接種については、当面の間、新しいワクチンによる接種は規定しないこととされています。
 また、新しいワクチンについても、今までのワクチンと同様、積極的な接種勧奨を差し控えています。
 なお、従来の「日本脳炎ワクチン」(従来のマウス脳の製法による日本脳炎ワクチン)も引き続き、定期の第1期、第2期予防接種の使用ワクチンとして規定されていますが、接種の積極的な勧奨は引き続き差し控え、希望する方に対し接種することになります。

1.接種対象者
   1期 6ヶ月~7歳6ヶ月に至るまでの間にある方(標準3才)
   2期 9歳以上13歳未満の方
2.接種ワクチン
   1期 「乾燥細胞培養日本脳 炎ワクチン」または「従来の日本脳炎ワクチン」
   2期 「従来の日本脳炎ワクチン」

※接種を希望される方は、健康福祉部健康推進課または各保健センターまでお問い合わせください。


コメント:
 安曇野市 穂高ハートクリニック 内科・外科・小児科では、1期の定期接種「乾燥細胞培養日本脳 炎ワクチン」 ジェービックVの予防接種を行っています。接種券による定期接種に関しては各自治体にご確認ください。

 平成22年4月現在、「従来の日本脳炎ワクチン」は流通していないことと、2期での「乾燥細胞培養日本脳 炎ワクチン」 ジェービックVの有用性は認められていないため、2期の定期接種ができないのが現状です。→平成22年10月12日付けで、第2期接種が可能となりました。
 
 平成22年10月12日付けで、日本脳炎予防接種に関しまして安曇野市長から連絡がありました。
予防接種実施規則の一部改正
 安曇野市として、
1) 乾燥細胞培養日本脳 炎ワクチンの第2期接種が可能となりました。
2) 今回の改正により未接種者に対する積極的な勧奨は行われません。・・・・・接種券は郵送しない。
3) 接種を希望される方にのみ、接種券を発行いたします。・・・・・安曇野市保健センターに接種券を取りに行ってください。
4) 3歳に対する初回接種のみ 引き続き積極的な勧奨を行います。