2012/02/02 16:25

県全域にインフルエンザ警報 患者1機関当たり33人
2012/ 02月02日(木) 信濃毎日新聞

 県は1日、県全域に「インフルエンザ警報」を出した。1月29日までの1週間に県内88の病院・診療所から報告された1医療機関当たりの患者数が基準の30人を超え、33・16人となったため。県は1月25日に県全域に「注意報」を出したばかり。患者数が急増しており、県は注意を呼び掛けている。

 県健康長寿課のまとめによると、1医療機関当たりの患者数は保健所管轄別で、飯田が72・25人と最も多く、伊那59・75人、北信49・50人、松本48・56人などとなっている。

 年齢別では5~9歳を中心に多く、14歳までが全体の約8割を占める。学校での集団発生は冬休み明けから増えており、29日までの1週間で学級閉鎖は100校、学年閉鎖は30校、休校・休園が3校に上っている。