2012/02/16 17:40

ノロウイルス検出 感染源特定急ぐ
2月16日 8時5分 NHK NEWS WEB


15日、岐阜県羽島市の小中学校の児童生徒ら170人余りが腹痛や吐き気を訴えて欠席や早退をし、2人の生徒からノロウイルスが検出されました。
保健所などは、給食のサンプルの検査や欠席者からの聞き取りを行うなどして感染源の特定を急いでいます。

岐阜県羽島市では15日、小中学校合わせて10校で児童生徒171人と教職員6人が腹痛や吐き気などの症状を訴えて欠席や早退をし、2人の生徒からノロウイルスが検出されました。
岐阜県の保健所はノロウイルスによる集団食中毒の疑いもあるとして、保存されている給食のサンプルを今月10日までさかのぼって検査し、羽島市も欠席した児童生徒から食べたものや発症した時期などについて詳しい聞き取りを行うなど、感染源の特定を急いでいます。
一方、羽島市教育委員会は、同じ給食センターを使っているほかの学校では症状を訴える人がいないため、給食が原因とは断定できないとしています。
教育委員会では、手を洗うなどの感染拡大防止の徹底を呼びかけるとともに、症状を訴える児童生徒がさらに広がっていないか16日もすべての小中学校などを調査することにしています。


感染性胃腸炎に注意しましょう。
【2011年10月24日更新】 安曇野市ホームページ

感染性胃腸炎とは

 冬から春に多発する感染性胃腸炎が発生しやすい季節になりました。この時期に多発する感染性胃腸炎は、ノロウィルスやロタウィルスなど、ほとんどはウィルスによるものです。これらは感染力が強く、家族内や施設内感染もあるため、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児は、脱水など特に注意が必要です。ウィルスは、患者が回復しても2~3週間便の中に排泄されると言われてますから注意が必要です。

感染性胃腸炎の症状

 原因病原体により症状はさまざまですが、一般には腹痛、下痢、嘔吐(吐く)と発熱を伴う事が多い。ロタウィルスが原因の場合は白っぽい下痢便になります。

感染性胃腸炎(ロタウィルス、ノロウィルスなど)を防ぐために

病原体を口から飲み込んでしまう事で感染します。そのため帰った時、食事前やトイレの後など石鹸で手を良く洗いましょう。

加熱調理する料理は、中心まで十分に火を通しましょう。

ウィルスは、嘔吐物や便中に大量にいます。片付ける場合は、マスクや使い捨て手袋を着用しましょう。処理後は、ビニール袋へ入れて外に漏れないようにしてください。

嘔吐物等で汚れた場所は塩素系の薬剤で消毒して下さい。アルコール消毒剤は、効果がありませんので注意が必要です。

嘔吐や下痢の症状がある時は、人が多く集まる集団への参加を控えましょう。

症状のある人は、出来るだけ食品の調理を控えましょう。やむをえず行う場合は、素手で食品を触らないよう手袋や箸などを使いましょう。

タオルの共用は避け、常に清潔にしておきましょう。

下痢のある時は、入浴はシャワーだけにするか、入浴の順番を最後にしましょう。


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