2014/12/04 11:45

児童200人余インフルエンザ集団感染
12月3日 15時29分 NHK NEWSWEB

インフルエンザの患者数が各地で急増するなか、長野市内の小学校では児童200人余りに上る集団感染が確認され、休校の措置をとりました。
長野県は、これからインフルエンザの流行期を迎えると見込まれることから、こまめな手洗いやワクチンの接種など感染予防に努めるよう呼びかけています。

休校となったのは全校児童565人の長野市立湯谷小学校です。
学校では、1日までに26人がインフルエンザと診断されたほか、165人が発熱やだるさなどインフルエンザとみられる症状を訴えて欠席していました。
このため、学校では2日から今月5日までの4日間を休校とする措置をとりました。
その後、インフルエンザと診断された児童は1日までに合わせて200人余りに上るということです。インフルエンザの患者数は今シーズン、各地で急増していて、長野県内で学級閉鎖や学年閉鎖をした小中学校はのべ14校に上りますが、休校は初めてだということです。
長野県は、これからインフルエンザの流行期を迎えると見込まれることからこまめな手洗いやワクチンの接種など感染予防に努めるよう呼びかけています。