2016/05/04 7:16

SRL NEWS 平成28年3月
特異的IgE(MAST36アレルゲン)


 従来の特異的IgE(MAST33アレルゲン)に新たな3つのアレルゲンを組み合わせて、特異的IgE(MAST36アレルゲン)の受託を開始いたします。
 新たにアレルゲン(アスペルギルス、トマト、モモ)が追加され、特異的
IgE(MAST36アレルゲン)となります。アスペルギルスは、自然界において最も普通にみられるカビの一種で、気管支喘息との関連が知られています。トマトは、ヒスタミンやそれに類似する物質を多く含んでいることが知られています。モモはバラ科の植物でシラカンバやハンノキの花粉と共通の部分があり、これらの花粉が原因でバラ科の食品アレルギーが誘発されることが注目されています。このように、アレルゲン検査において新たにニーズの高い3項目が加わりました。

アレルゲン一覧   アスペルギルス、トマト、モモが加わりました

コナヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、オオアワガエリ、カモガヤ、ブタクサ混合物1、ヨモギ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カンジダ、アルテルナリア、アスペルギルス、ラテックス、トマト、
モモ**、キウイ**、バナナ**、ゴマ**、ソバ*、小麦*、ピーナッツ*、大豆**、米、マグロ、サケ**、エビ*、カニ*、ミルク*、豚肉**、牛肉**、鶏肉**、オボムコイド*、卵白*

*:食品の表示義務のある「特定原材料」に関するアレルゲン
**:表示を推奨されている「特定原材料に準ずるもの」に関するアレルゲン
項目コード
ナビラボコード6577 9040570602 6
検査実施料 1430点(「D015」血漿蛋白免疫学的検査の「11」)
検査判断料 144点(免疫学的検査判断料)