内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
3.花粉症、鼻アレルギー、喘息
皆さん、スギ花粉症の方が、抗アレルギー薬を希望して多数来院中です。
鼻水、鼻づまり、目の痒み、夜間の咳など。
まだまだ、発熱患者さんもいますが、
鼻水、鼻づまり、目の痒み等の
花粉症、
アレルギー性鼻炎、
アレルギー性結膜炎
で来院される方が増えてきました。
抗菌薬
乳幼児は服用注意を アレルギー発症率1.7倍
https://mainichi.jp/articles/20180502/k00/00m/040/187000c
毎日新聞2018年5月2日 06時45分(最終更新 5月2日 06時45分)
抗菌薬を服用した乳幼児は、服用経験のない乳幼児より、ぜんそくで1.72倍▽鼻炎で1.65倍▽アトピー性皮膚炎で1.4倍--リスクが高かった。中でも、多種類の細菌に効くタイプの第3世代セファロスポリン薬は、効く細菌の種類が少ないペニシリンと比べ、ぜんそくで1.63倍、鼻炎で3.14倍高かった。
国立成育医療研究センター
https://www.ncchd.go.jp/news/2018/20180502.html
#抗菌薬適正使用
黄砂やPM2.5の影響で
咳、鼻水、くしゃみが止まらなくなる人や、
のどを痛める人
目のかゆみがひどくなる人
皮膚の湿疹が増悪する人
などなど
多く増えた印象があります。
マスク等で対策をしましょう。
お薬などでお困りの方はご相談ください。
北安曇郡内の小学校に通う児童から、
インフルエンザB型
マイコプラズマ抗原が
同時に検出されました。
安曇野市内の保育園児から
インフルエンザA型
マイコプラズマ抗原が
同時に検出されました。
マスク、手洗いで予防に心がけましょう。
花粉症によるアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、喘息様の咳を訴える方々が増加しています。
抗アレルギー薬、抗アレルギー点眼薬で予め準備しましょう。
アレジオン点眼液 参天製薬
抗アレルギー点眼剤アレジオン®点眼液0.05%は、製剤改良により、防腐剤ベンザルコニウム塩化物が不配合、すなわちBAKフリーとなりました。
点眼薬には細菌の汚染を防ぐために防腐剤が用いられています。その約60%がBAKです。BAKが多く用いられる理由としては、保存効力が高いこと、水に溶けやすく化学的に安定していることがあげられます。
しかし、その一方でBAKによる角膜上皮障害の発現が報告されています。
このBAKを含まないBAKフリーの抗アレルギー点眼薬がアレジオン®点眼液0.05%です。アレジオン®点眼液0.05%は、製剤改良で防腐剤をベンザルコニウム塩化物からホウ酸に変更しました。
アレジオン®点眼液0.05%はBAKフリーになったことで、コンタクトレンズに関する使用上の注意が削除されました。
BAKはソフトコンタクトレンズへの吸着が報告されていたため、これまではソフトコンタクトレンズ装用時の点眼は避けるようにと注意がありましたが、改良アレジオン®点眼液0.05%は、BAKフリーであるため、これらの注意が削除されたのです。
実際、アレルギー性結膜炎患者さんにコンタクトレンズを装用したままアレジオン®点眼液0.05%を1回1滴、1日4回、8週間点眼してもらった結果、
眼そう痒感、結膜充血、フルオレセイン角結膜染色スコアは、点眼4週時点で有意に低下し、結膜充血、フルオレセイン角結膜染色スコアについては8週時点でさらなる改善を認めました。本試験において有害事象は認められませんでした。
また、患者アンケートの結果、コンタクトレンズを装用したまま点眼治療を行えることについては、94.4%の患者さんが「とても満足」、「満足」と回答しました。
アレジオン®点眼液0.05%は、小児に対しても有用な治療選択肢のひとつとして期待できます。
アレルギー性結膜炎でお困りの患者さんにBAKフリーとなったアレジオン®点眼液0.05%を、ぜひご検討ください。
抗アレルギー薬
http://answers.ten-navi.com/pharmanews/8124/
新たに激戦市場に参入するのが、杏林製薬の「デザレックス」(一般名・デスロラタジン)と大鵬薬品工業の「ビラノア」(ビラスチン)です。いずれも11月18日に薬価収載され、即日発売されました。抗ヒスタミン薬単剤としては、10年12月発売の「ザイザル」以来、6年ぶりの新薬です。
「デザレックス」はMSDが国内で開発を行い、製造販売承認を取得。MSDの関連会社と独占販売契約を結んだ杏林製薬が販売を担います。「デザレックス」の有効成分デスロラタジンは、「クラリチン」(ロラタジン)の代謝活性物。ロラタジンは肝臓で代謝されて代謝活性物デスロラタジンになり、効果を発揮しますが、「デザレックス」ははじめから代謝活性物のため、その分、効果が速やかに表れると期待されます。
「ビラノア」もウリは効果発現の速さ。メーカーのホームページによると、スギ花粉による鼻症状を投与45分後から改善し、その効果は24時間持続したといいます。
気になる「眠気」の副作用は?
抗アレルギー薬で気になる副作用として「眠気」がありますが、これら2つの新薬はいずれも、添付文書に「眠気を催すことがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に注意すること」との注意書きはありません。ちなみに、主な抗ヒスタミン薬でこの注意書きがないのは、「アレグラ」「ディレグラ」「クラリチン」「デザレックス」「ビラノア」だけです。
サノフィ株式会社から
アレグラドライシロップの需要が供給能力を上回るため、
安定供給困難とのこと。
安定供給再開は2017年後半の見通し。
SRL NEWS 平成28年3月
特異的IgE(MAST36アレルゲン)
従来の特異的IgE(MAST33アレルゲン)に新たな3つのアレルゲンを組み合わせて、特異的IgE(MAST36アレルゲン)の受託を開始いたします。
新たにアレルゲン(アスペルギルス、トマト、モモ)が追加され、特異的
IgE(MAST36アレルゲン)となります。アスペルギルスは、自然界において最も普通にみられるカビの一種で、気管支喘息との関連が知られています。トマトは、ヒスタミンやそれに類似する物質を多く含んでいることが知られています。モモはバラ科の植物でシラカンバやハンノキの花粉と共通の部分があり、これらの花粉が原因でバラ科の食品アレルギーが誘発されることが注目されています。このように、アレルゲン検査において新たにニーズの高い3項目が加わりました。
アレルゲン一覧 アスペルギルス、トマト、モモが加わりました
コナヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、オオアワガエリ、カモガヤ、ブタクサ混合物1、ヨモギ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カンジダ、アルテルナリア、アスペルギルス、ラテックス、トマト、
モモ**、キウイ**、バナナ**、ゴマ**、ソバ*、小麦*、ピーナッツ*、大豆**、米、マグロ、サケ**、エビ*、カニ*、ミルク*、豚肉**、牛肉**、鶏肉**、オボムコイド*、卵白*
*:食品の表示義務のある「特定原材料」に関するアレルゲン
**:表示を推奨されている「特定原材料に準ずるもの」に関するアレルゲン
項目コード
ナビラボコード6577 9040570602 6
検査実施料 1430点(「D015」血漿蛋白免疫学的検査の「11」)
検査判断料 144点(免疫学的検査判断料)
松本地域の花粉飛散情報
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuho/kannai/kafun.html
松本地域では、3月18日(金曜日)から21日(月曜日)までの連続捕集で、非常に多くのスギ花粉を観測しています。例年、スギ花粉のピークは3月下旬であることから、しばらくの間は飛散量が多い日が続くと考えられます。
また、18日以降、ヒノキ花粉も少量観測されています。スギ花粉症の方は、ヒノキ花粉でも同様の症状を引き起こすといわれていますので、今後はヒノキ花粉の飛散状況にもご注意ください。
花粉が飛びやすいとされる「晴れて気温が高い日」、「乾燥して風の強い日」、「雨が降った翌日で、晴れた日」には特に注意しましょう。
花粉症を予防するために、花粉を「入れない」、「つけない」、「持ち込まない」よう心がけましょう。
インフルエンザA型もB型も流行中。
近隣の学校の生徒で、発熱で来院。
インフルエンザA型+溶連菌感染の方がいました。
別の学校の生徒で、発熱で来院。
インフルエンザ(-)、マイコプラズマ陽性の方がいました。
一筋縄ではいきませんね。
お大事になさってください。
花粉症の方々も、今日は症状が悪化している様子。
お大事に。
口腔アレルギー症候群(OAS)
http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/about/oas.html
ある果物や生野菜を食べたときに、口の中で刺激感やかゆみ、喉の奥が詰まるような感じがする症状が出たことはありませんか?それは口腔アレルギー症候群(OAS=oral allergy syndrome)で、花粉症が関係しているかもしれません。正しい知識を身につけて、きちんと対策しましょう。
松本地域の花粉飛散情報/松本保健福祉事務所
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuho/kannai/kafun.html
松本地域では、2月12日(金曜日)から14日(日曜日)にかけて暖かい日が続き、少量のスギ花粉が観測されました。
まだ飛散開始(※)ではありませんが、今後も晴れて暖かい日や、乾燥して風の強い日などには少量のスギ花粉が飛ぶことが考えられます。
花粉症の方は、医療機関や薬局に相談するなど、対策を始めましょう。
当ホームページは、毎週月曜日(祝日の場合は翌日)に更新します。今後の情報にご注意ください。
※飛散開始日の基準…1平方センチメートル当たり1個以上の花粉を、2日連続して観測した初日。
日本気象協会は今週末に予想される“春の嵐”に関する情報を発表。土日は全国的に南風が強まり、荒れた天気に。交通機関の乱れに注意。季節外れの暖かさで、花粉の飛散が一気に進む可能性も。
今週末の13日(土)から14日(日)にかけて、低気圧が急速に発達しながら日本海を進む予想です。
日本の東で勢力を強める高気圧との間で等圧線の間隔がこみあい、九州から東北にかけての広い範囲で南風が強まり、強い雨を伴う“春の嵐”となるでしょう。
関東地方や近畿地方をはじめ、各地で“春一番”が観測される可能性があります。
13日(土)と14日(日)は太平洋側の地域を中心に、全国的に強風による影響に注意が必要です。
特に、当日受験で外出される方は交通機関の乱れに十分注意し、早めの行動を心がけてください。
その他の方も、風で物が飛ばされるなどの可能性がありますので、外出時は十分な注意が必要です。
太平洋側の沿岸では高波も予想されますので、海には絶対に近づかないようにしてください。
また、南風によって九州から東北では気温がかなり高くなり季節外れの暖かさが予想されます。
最高気温が20度以上となるところも多く、関東では条件次第で25度を超える「夏日」になる可能性があります。
過去に同じような気圧配置となった2009年2月14日は小田原(神奈川)で26.1度、茂原(千葉)で25.7度を記録するなど、関東の所々で「夏日」となりました。
ただし、この暖かさで一気に花粉の飛散が進む可能性があるので、花粉症の方は早めの対処を心がけてください。
また、積雪の多い北日本や北陸~山陰では雪解けが進み、屋根からの落雪や山間部のなだれが危険な状態になります。
スキー・スノーボードなど冬山でのレジャーでは十分にご注意ください。
http://www.tenki.jp/forecaster/diary/t_yoshida/2016/02/10/39031.html
安曇野市 内科・外科・小児科 穂高ハートクリニックでは、
鼻水、くしゃみ、鼻づまり、夜間・明け方の咳で、抗アレルギー薬を処方される患者様が増えてきました。
アレルギーi サノフィ
http://www.allergy-i.jp/
等のアレルギー関連サイトも参考にしてみてください。
2月に入り、近隣でも、インフルエンザが増えてきましたね。
また花粉症の方が、抗アレルギー薬を希望されることが増えてきました。
秋は喘息患者にとって、症状が悪化しやすい季節でもある。その原因は、気道の慢性的な炎症により起こる喘息が、季候や外部環境の変動によって症状が出やすいという特徴を持つため。特に10月、11月は季節の変わり目で、喘息の症状が出て悪化しやすい。
季節の変わり目、特に10月、11月は、気温が下がったり台風が来たりすることが多い。そのため、気温・気圧の変化によって気道が過敏になっており、喘息の症状が出やすいという。
http://news.mynavi.jp/articles/2013/10/01/zensoku/
喘息の症状は実は天気によって良くなったり悪くなったりするようです。おでかけ前に、気になる地域の喘息指数をチェックしてみてくださいね。
http://naruhodo-zensoku.com/forecast/
平成26年2月17日からMAST33アレルゲン検査項目が変更されています。
保険点数 検査実施料1430点 検査判断料144点
シングルアレルゲン 13項目分の点数で陽性頻度の高い33種類のアレルゲンの測定が可能です。
MAST33に含まれていない項目を検査したい場合には、特異的IgE(シングルアレルゲン)から選んで検査を受けることが出来ます。
その都度、ご相談ください。
=====
アレルギー検査、特異的IgE(MAST33アレルゲン)の項目
近年、アレルギー疾患は、食・住および自然環境などの様々な環境の変化を背景に、患者数は増加の一途をたどり、病態や臨床経過は多彩な様相を呈している。
最近の特徴として、複数の抗原(アレルゲン)に反応する患者や複数の臓器組織に病変を有する患者の増加、重症化・低年齢化などが報告されていまる。本検査は陽性頻度の高い33種類のアレルゲンの測定が可能であり、診断・治療に有益である。
環境アレルゲン 4項目
コナヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、
花粉アレルゲン 8項目
オオアワガエリ、カモガヤ、ブタクサ混合物1、ヨモギ、 スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、
その他アレルゲン 3項目
カンジダ、アルテルナリア、ラテックス、
食物アレルゲン 18項目
キウイ**、バナナ**、ゴマ**、 ソバ*、小麦*、ピーナッツ*、大豆**、米、マグロ、サケ**、エビ*、カニ*、ミルク*、豚肉**、牛肉**、鶏肉**、オボムコイド*、卵白*
*:食品の表示義務のある「特定原材料」に関するアレルゲン
**:表示を奨励されている「特定原材料に準ずるもの」に関するアレルゲン
環境省花粉観測システム(はなこさん)
花粉飛散状況を地図と表、グラフでみることができます。
花粉飛散データは、観測地点から自動送信されており、毎時35分頃にホームページを更新しています。
春一番が吹いてから、
雪が溶けて、
鼻水、くしゃみ、鼻づまり
のどの痛み、
朝、晩の長引く咳、止まらない咳
を訴えて、抗アレルギー薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、点鼻、点眼薬を希望される方々が増えてきました。
もうすぐ、本格的なスギ花粉症のシーズンになります。
早めに準備しましょう。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、のどの痛み、朝晩の咳・・・・・
花粉症の季節がやってきました。
花粉症や、アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・咳喘息の増悪対策として、抗アレルギー薬、ロイコトリエン拮抗薬、ステロイド吸入薬、点鼻薬、点眼薬の処方を希望される方が増えてきました。
これらの初期療法の導入で、症状の発症を遅らせ、さらに症状が出ても軽くすることが出来ます。
ウェザーニューズ、2013年の花粉飛散傾向を発表
ウェザーニューズ、2013年の花粉飛散傾向発表
来春の花粉飛散量、全国的に今年より7割増の見込み
~関東・東北の多いところでは、2012年の3倍近くになる可能性も~
日経プレスリリース
今日(4/30)は、一日中、外にいたせいか、夜になると、「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」が悪化しました。
抗ヒスタミン薬、ロイコトリエン拮抗薬の内服、抗ヒスタミン点眼薬、ステロイド点鼻薬を使用して、改善。花粉と黄砂が収まるまで、しばらく手放せなくなりそうです。
長野地方気象台では、今日、黄砂を観測しました。
黄砂は、花粉症の症状を悪化させますので、気をつけてください。
穂高ハートクリニックでも、2-3日前から、症状が増悪した患者さんが増えました。気管支喘息のある方も注意しましょう。
飯田でスギ花粉飛び始め 例年より8日遅く
03月06日(火) 信濃毎日新聞
県飯田保健所(飯田市)は5日、飯田市で1日にスギ花粉の飛散開始を確認したと発表した。昨年(2月22日)や例年(同)に比べて8日遅い。県が花粉の飛散を調べているのは同市と松本市の県合同庁舎だけで、今季の飛散確認は初めて。飯田保健所は、外出時の対策などを呼び掛けている。
飛散開始日は、1平方センチ当たり1個以上の花粉が2日続けて確認された初日―と定められている。飯田合庁の観測では1日に64・2個、2日に3・7個を確認した。松本合庁では1日に2・2個を確認したが、2日は0・1個だった。
日本気象協会長野支店(長野市)によると、昨年は花粉の飛散量が比較的多かったことや、昨夏の日照不足などから、今春のスギとヒノキの散布量は長野、上田、松本、飯田の4予測地点でいずれも「例年並み」とみている。
花粉量、今春は少なめ 九州で2月中旬に飛散開始
朝日新聞2012/01/27
図:スギ花粉前線の予測拡大スギ花粉前線の予測
環境省は27日、今春のスギ・ヒノキの花粉の飛散量の予測を発表した。総飛散量は昨年8月の日照時間が短かったことなどから、平年を下回る見込み。飛び始める時期(花粉前線)は例年より5日ほど遅く、九州など早いところでは2月中旬ごろになるという。
地域別にみると、例年比で関東では6~7割程度、東北で6~9割ほどに減る。東海は6割ほど、近畿で5~7割ほど、中国、四国、九州も6~8割ほどになる見通し。飛散量のピークは、南関東から北陸、東海、近畿、中国、四国は3月上旬ごろ。北関東は3月中旬ごろ、東北地方は3月下旬ごろで、ピーク期間は20日間程度という。
環境省は花粉情報サイト(http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/index.html)に予測を掲載し、飛散状況を速報する。
コメント:
そろそろ、花粉症の初期療法を始めた方がいいですね。
抗アレルギー薬、ロイコトリエン拮抗薬を飲み始めましょう。
初期療法を行った人は、発症を遅らせることができます。また、発症しても症状を軽くすることができます。
花粉症のひどい方は、ご相談ください。
花粉症、秋も注意を ぜんそくなど重症化も
ヨモギ、ブタクサ、エノコログサ・・・2011/10/14 18:32 【山陽新聞】
空き地や河原に生えるヨモギなど雑草類の花粉を原因とする「秋の花粉症」がシーズンを迎えている。花粉の飛散範囲が狭く、繁殖地に近づかなければある程度は予防可能。ただ、スギやヒノキなど春の花粉症に無縁な人でも発症したり、中にはぜんそくになるなど重症化するケースもあり、専門家が注意を呼び掛けている。
秋の花粉症は、空き地など街中でも育つキク科のヨモギ、ヒメムカシヨモギ、ブタクサ、イネ科のエノコログサなどが関与。夏から11月にかけて花粉を飛ばし、人によっては春同様に鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が出る。
中国・四国空中花粉研究会の名部誠副代表(吉備高原医療リハビリテーションセンター内科部長)によると、スギやヒノキの花粉は山地から風に乗り約100キロ先まで大量に飛散するが、雑草の花粉が飛ぶのは1キロ程度まで。「原因植物に近づかなければ症状が出ないことが多い」という。
同研究会の推計によると、春の花粉症の有病率が国民の18%に上るのに対し、秋は3%程度。春ほど知られていないが、「毎年この時期、鼻水が止まらないといった相談が寄せられ、抗ヒスタミン剤入りの点鼻薬などを勧めている」とドラッグストア・ザグザグ(岡山市中区清水)の担当者は話す。
キク科の雑草の花粉は粒子が細かく突起が多い形状をしており、アレルギー体質の人が吸い込むとせき込み、ぜんそくを引き起こすこともあると言う。名部副代表は「熱がないのに1週間以上鼻水や目のかゆみが続くようなら、早めに医療機関に相談して」と話している。
花粉症ナビ-間違ってませんか?花粉症対策
つらい症状を何とかしたい!ちょっと聞いたことがあるそのうわさ、信じても大丈夫かな?と疑問に思う方も多いはずです。その花粉症対策、間違っていませんか?早速チェックしてみましょう。
お茶、アロマテラピー、ヨーグルトなどで花粉症が治る?
花粉症は、症状が出てから治療すればよい?
医療機関で処方されるお薬も薬局やドラッグストアで市販されているお薬も同じ?
注射1本で花粉症が治る?
雨・曇りの日は花粉飛散が少ないというのは本当ですか?
どんな服を着ていても症状に関係ない?
答えは、いずれも No !! です。
詳しくは、花粉症ナビ-間違ってませんか?花粉症対策 をご覧ください。
松本と飯田でスギ花粉飛散始まる
2月24日(木) 信濃毎日新聞
県飯田保健福祉事務所(飯田市)と県松本保健福祉事務所(松本市)は24日、飯田市と松本市でそれぞれ22日にスギ花粉の飛散を確認したと発表した。飛散開始日は飯田市が昨年、例年と同じ、松本市は昨年より7日、例年より11日早い。
県は花粉の飛散状況を両事務所で観測している。飛散開始日は1平方センチ当たり1個以上の花粉が2日続けて確認された初日と定められている。県飯田合同庁舎の屋上で計測している飯田市では22日に21・1個、23日に8・7個が飛散、県松本合庁の敷地内で調べている松本市では22日に4・6個、23日に5・8個が確認された。
長野地方気象台によると、県内は高気圧に覆われ、晴れて気温の高い日が続いており、飯田の最高気温は22日が14・8度(平年比7・0度高)、23日14・4度(同6・5度高)。日本気象協会長野支店(長野市)は「花粉が飛ぶ条件が整った」とする。
同支店は、昨年夏の猛暑により花芽が多くできたため、今年の県内のスギとヒノキの花粉の飛散量は例年に比べ「やや多い」と予想している。
飯田保健福祉事務所は、天気が良く風の強い日には花粉が多く飛散するとして「外出時にはマスクを着けたり、家に入る前には服の花粉を払い落としたりして対応を」と呼び掛けている。
来春の花粉飛散 全国平均5倍に
(2010年10月6日) 【中日新聞】【夕刊】
猛暑影響 近畿は10倍
来春は花粉にご注意を−。民間気象会社ウェザーニューズ(東京都港区)は6日までに、2011年春に予想されるスギやヒノキの花粉飛散量を発表した。今夏の記録的な猛暑の影響で花粉が多く飛ぶといい、全国平均で今春の5倍、近畿では10倍になる見通し。
同社によると、スギは夏の日照時間が長いと光合成が活発になり、花粉の雄花生産量が増える。今年は猛暑の影響で日照時間が長く、高温が続いたため、来春は大量飛散を記録した05年と同じか、さらに多くなる見込み。ヒノキもスギと同じ傾向が予想されるという。
地域別に見たスギ・ヒノキの飛散予想量は、今春比で近畿が全国最大の10倍。関東・北陸・甲信・東海が7〜8倍、東北北部・山陽が5〜6倍、四国が6〜7倍、東北南部・山陰が2〜3倍、九州が2倍。最小は、シラカバ花粉が飛散する北海道で1〜2倍の見込み。
スギ花粉が今週増加しています。
花粉症対策をしっかりと行いましょう。
長野県の花粉飛散予測
第2世代抗アレルギー薬
ロイコトリエン拮抗薬
点鼻薬:ステロイド点鼻薬、抗アレルギー薬 各種
点眼薬:抗アレルギー薬、ステロイド 各種
などで、症状が出る前から、早めに準備しましょう。
花粉の情報を見る-環境省花粉観測システム
長野県内の花粉情報
花粉情報(長野県公式ホームページ)
花粉症@ステーション
花粉症ナビ 協和発酵キリン 2010年日本全国花粉飛散予測
花粉症ナビ-症状を軽くしよう(鼻の症状、眼の症状)
花粉症ナビ-花粉カレンダー
日本アレルギー協会
アレルギー情報センター ガイドライン
について、紹介します。
ガイドラインとは?
アレルギー性疾患はいずれも慢性疾患であり、症状をコントロールすることを目指して、気の長い治療が必要です。また長い経過の間には調子の悪い時期もあり、必ずしも満足のいく医療環境ではありません。
そのため、根拠のない民間療法や、誤った治療法の選択などが往々にして行われてきました。
これらのことを鑑み、学会において、現時点で標準となるような治療法をガイドラインとして発表しました。
それをもとにして分かり易い内容にしてここに載せてあります。もちろんガイドラインは金科玉条ではありません。患者様個々の病状に応じて治療法を考えなければなりませんが、一定の基準を示すものとして参考にして頂ければ幸いです。
小児気管支喘息
成人気管支喘息
アトピー性皮膚炎
鼻アレルギー
食物アレルギー 診療の手引き
食物アレルギー 栄養指導の手引き
シックハウス症候群診療マニュアル
アレルギーのスクリーニング検査
MAST-26が、平成21年9月1日からMAST-33に変わります。
SRL 特異的IgE(MAST33アレルゲン)
33種類のアレルゲンの同時スクリーニングが可能となりす。
近年、アレルギー疾患は、食・住および自然環境などの様々な環境の変化を背景に、患者数は増加の一途をたどり、病態や臨床経過は多彩な様相を呈しています。最近の特徴としては、複数の抗原(アレルゲン)に反応する患者や複数の臓器組織に病変を有する患者の増加、重症化・低年齢化などが報告されています。
このたび陽性頻度の高い33種類のアレルゲンを一度に測定する特異的IgE(MAST33アレルゲン)を新規受託開始いたします。少量の血清で、幅広い範囲のアレルゲンが検索できるスクリーニング検査として有用です。
アレルゲン一覧:
コナヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、
イヌ皮屑、オオアワガエリ、ハルガヤ、カモガ
ヤ、ブタクサ混合物1、ヨモギ、スギ、ヒノキ、
ハンノキ、シラカンバ、ペニシリウム、クラド
スポリウム、カンジダ、アルテルナリア、アス
ペルギルス、ラテックス、ソバ、小麦、ピーナ
ッツ、大豆、米、マグロ、サケ、エビ、カニ、
チェダーチーズ、ミルク、牛肉、鶏肉、卵白
厚生労働省により、食品の原材料表記を定められた特定原
材料7品目(エビ、カニ、卵、小麦、そば、落花生、乳)
全てが含まれております。
イネ科の雑草などの花粉症の方が増えています。
夏の花粉症対策をしていきましょう。
花粉症@ステーション
花粉カレンダー
花粉飛散、1週間早く終息 環境省見通し
日経ネット:社会2009/4/17 21:01
環境省は17日、全国的な花粉の飛散が5月上旬ごろまでには終息するとの見通しを発表した。例年に比べ1週間程度早まるという。
5月上旬にかけ平年を2度ほど上回る暖かい日が続くとみられるため。すでに九州、四国、中国ではスギ花粉の飛散が止まっており、4月下旬には近畿、東海、北陸、関東、東北南部、5月の大型連休ごろにかけては東北や北海道でも終息に向かう見込みだ。
今春の花粉の飛散は暖冬の影響で例年より1週間ほど早く始まった。これまでの飛散量は広島や大阪で昨年の2―5倍に達するなど西日本では例年より多い地域が目立つ。一方、関東北部や東北では昨年の3―5割程度にとどまっている。(17日 21:01)
平成21年4月17日
平成21年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散終息予測について(お知らせ)
<留意事項>
スギ・ヒノキ科の花粉飛散が終息しても、既にイネ科花粉が若干量ではあるが飛散し始めており、花粉症の症状が続く場合には、イネ科花粉症など他の花粉症やその他のアレルギー疾患を合併していることがあるため、症状が強い場合には、医療機関に相談することが望まれる。
図-1 花粉終息前線予測
今週末から花粉飛散予測では、「非常に多い」になっています。
安曇野市 穂高ハートクリニック 内科・外科・小児科
でも、花粉症で 抗アレルギー薬、抗ロイコトリエン薬、点鼻ステロイド、点眼薬を処方される方が増加しています。
花粉が多くなるこの時期は、花粉症対策をしっかりして、花粉症を乗り切るようにしていきましょう。
花粉症@ステーション
今日は、車のフロントガラスが黄砂で白くなりました。
黄砂が花粉症を悪化させる?
中国から飛来する黄砂により、花粉症のアレルギー症状が悪化する-との仮説に注目が集まっている。マウス実験の段階だが、黄砂に含まれる成分がアレルギー反応を引き起こしやすくしているのではないかという。
花粉症と黄砂の関係を研究しているのは、大分県立看護科学大学の市瀬孝道教授(生体反応学)。マウスなどによる動物実験で、花粉と黄砂を混ぜて鼻にたらすと、花粉単独よりも強いアレルギーを検出した。
そしてその後の研究結果で、黄砂に含まれる二酸化ケイ素や細菌などが、くしゃみや鼻づまりといったアレルギー反応を引き起こしやすくさせる可能性が高いことが判明した。
市瀬教授は「人体の影響について研究を進めているが、黄砂が飛来した日に花粉症患者が増えているという報告は複数の医療機関から上がっており、ほぼ間違いないだろう」と警戒を呼びかける。
安曇野市 穂高の花粉飛散がやや増えてきそうです。
花粉症対策をして、花粉を多く浴びないようにしましょう。
花粉飛散予測
花粉症@ステーション
今日3月5日の花粉飛散予測では、とうとう安曇野市穂高も・・・・・
花粉症@ステーション
3月5日20時
今日2月27日は朝から雪や雨となり、寒い日でした。
明日2月28日は、晴れのところもあり、中信地方を取り囲むように花粉の飛散が予測されています。
2月28日16時予測
花粉症@ステーション
穂高の積算最高気温も337度となり、飛散開始の目安となる350度に近づいています。
今週は、雨の日が多く、肌寒く感じます。
今日、2月25日は、体調を崩した方が多くいました。
インフルエンザA型(穂高北小、有明保育園など)
感染性胃腸炎(成人、嘔吐症)
急性上気道炎
花粉症、アレルギー性鼻炎
の人が受診しました。春に向けて、体調管理、健康管理に気をつけるようにしましょう。
生活習慣病(高血圧症、高脂血症、高コレステロール血症、糖尿病)、肥満、メタボリックシンドロームの方も通院してくれています。春の農作業が始まる前に、体調を整えていくようにしましょう。
長野県 インフルエンザ情報では、総数は減少していますが、伊那市幼稚園、長野市小学校で学級閉鎖がまだ続いています。もうしばらく、注意しましょう。
花粉飛散予測
今日は、朝からのみぞれ混じりの雨でした。花粉の飛散は多くなさそうです。
2月24日午後には、長野県全域から中信地方を囲むように花粉が増えてきそうですね。
動画で飛散予測をみると、花粉前線に取り囲まれている様子が・・・・・
花粉を大量に浴びないよう注意しましょう!!
花粉症@ステーション2009 長野県 花粉飛散予測
2月24日16時
スギ花粉症は、日本だけの病気だって知ってました?
厚生労働省:花粉症Q&A集(平成21年花粉症対策用)
スギ花粉症は日本にしかないのですか。
スギは日本特有の木です。スギは中国の一部にもありますが、その数は日本と比べると少なく、スギ花粉症が問題となっているのは、ほとんど日本だけだと考えてよいでしょう。
スギ花粉が飛び始めていますね。
安曇野市穂高有明 穂高ハートクリニックでは、
花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎に対する薬物療法を行っています。
花粉症でお悩みの方は、是非、ご相談ください。
5~9c.c.の採血で、一度に26項目を調べるアレルギー検査(SRL MAST-26等)の特異的IgE検査が可能です。
HHCブログのカテゴリーに花粉症を追加しました。参考にしてみてください。
花粉症@ステーション2009 (第一三共株式会社)
に長野県の花粉飛散予測が発表されています。
2月23日8時
スギ花粉にアレルギーのある人、花粉症の人は参考にしてみてください。
2日先の花粉の飛散予測が地図上にメッシュでピンポイント(塩尻、松本、安曇野市穂高、大町)で表示されます。
1時間毎の予測が、動画で表示されます。
積算最高気温マップもありますので、花粉飛散の予測にも役立つと思います。
2月23日の8時から13時頃まで、塩尻、松本、安曇野市にも花粉が増加しそうですね!!
花粉を多く浴びないように、マスク、眼鏡、洗濯物など、注意しましょう。
花粉の情報を見る-環境省花粉観測システム
長野県内の花粉情報
花粉情報(長野県公式ホームページ)
長野、松本、上田、飯田で早くもスギ花粉飛散始まる
2月16日(月)信濃毎日新聞
県環境保全研究所(長野市)と、松本、上田、飯田の各保健所は16日、それぞれの管内で14日にスギ花粉の飛散が始まったと発表した。1992年に観測を始めた同研究所、96年に始めた松本、98年に始めた上田はいずれもこれまでで最も早い飛散で、93年観測開始の飯田は2007年の2月10日に次ぐ2番目の早さとなった。県内は14日に各地で最高気温が平年を10度以上も上回るなど暖かい日が続き、飛散が早まったとみられている。
日本気象協会長野支店によると、県内の今年の飛散予想量は平年の1・1-1・7倍。県内の保健所で唯一、管内の木を調査して花粉飛散量などの予測を発表している飯田保健所は、今年の飯田下伊那地方のスギとヒノキの花粉飛散量は平年よりやや多く、少なめだった昨年に比べて約1・7倍になる-と予想している。
2/15以降、関東、静岡、東海地方では、スギ花粉が軒並み2000個/立方メートルを超えています。
花粉の情報を見る-花粉観測システム
長野県内でも、徐々にスギ花粉が増えていますので、早めに花粉症対策を進めましょう。
抗ロイコトリエン薬は、4週間前から飲み始めた方がいいでしょう。第2世代の抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬も、症状が出始める前にあらかじめ飲んでいた方が、症状が出てから飲み始めるよりも症状が軽くなるといったデータが発表されています。
ステロイドの局所投与(点鼻、点眼)に比べ、ステロイドの全身投与(内服、注射)は、ステロイドの副作用(が出やすいので注意が必要です。
以下に、厚生労働省の花粉症の情報を提示します。
花粉症の治療は他の鼻や眼のアレルギーの治療と基本的には同じですが、急激に花粉にさらされるため、急性の強い症状への配慮も必要となります。治療法を大きく分けると、
内服薬による全身療法
点眼、点鼻薬などによる局所療法
が、あります。
対症療法として抗ヒスタミン薬(第一世代、第二世代)、化学伝達物質遊離抑制薬、ロイコトリエン拮抗薬などの内服や点鼻、点眼、そしてステロイド薬の点鼻、点眼などが組み合わせられます。
鼻の症状ではくしゃみ、鼻汁が強い症状の場合は第2世代抗ヒスタミン薬が多く使われます。
鼻閉が症状の主体である場合にはロイコトリエン拮抗薬がよい適応となります。どの症状も中等症以上になった場合には主として鼻噴霧用ステロイド薬がもちいられます。
より鼻づまりが強い場合には点鼻用血管収縮薬や時に内服のステロイド薬を使う場合があります。この内服ステロイド薬は2週間を目途として使用します。
全身性のステロイド薬の筋肉注射はアレルギー専門の施設ではその副作用の問題からほとんど行われていません。
眼の症状に対しては抗ヒスタミン薬の点眼液、化学伝達物質遊離抑制薬の点眼液がその主体となりますが、症状の強い場合にはステロイド点眼液を使用することがあります。この場合には眼圧の上昇に注意が必要です。
現在、アレルギー治療薬の使用方法として花粉飛散開始とともに薬剤の投与を始める初期治療が一般的であり、季節が始まって症状が出現してから薬剤を服用し始めるより効果が高いことが分かっています。
副作用としては、抗ヒスタミン薬は多かれ少なかれ眠気が出ることがあります。鼻噴霧用ステロイド薬は局所のみで血液中に入らないため副作用は少なくなっています。
血管収縮薬は使いすぎると血管が薬剤に反応しなくなり逆に拡張し続けるため鼻閉がひどくなることがあり、注意が必要です。市販薬の点鼻薬にも含まれていますので注意して使用しましょう。
参考:厚生労働省 花粉症
静岡、山梨、関東各地でスギ花粉が定点当たり500~999個/平方メートルを超えています。
花粉の情報を見る-環境省花粉観測システム「はなこさん」
安曇野市内でも、花粉症、鼻アレルギーの方が増えてきました。
オノン、シングレア、キプレスなど、抗ロイコトリエン薬は、鼻づまり、鼻閉に効果があります。4週間前から、飲み続けておけば、症状が出てから飲み始めるよりも、より症状を軽減させるというデータが出ています。
血管収縮薬の点鼻薬は、即効性はありますが、使いすぎると効きが悪くなり、使う量が増えてしまいます。
ステロイド、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬を上手く組み合わせながら、対処していきましょう。
ひどい花粉症でお悩みの方は、早め早めに薬を使い始めましょう。
いよいよ2月。
節分、立春を過ぎると、あっという間に年度末になってしまいますね。
立春といっても、安曇野では、まだまだ寒い冬が続きますね。
2月に入って、相変わらず、冬の感染症の患者が増えています。
インフルエンザA型 (インフルエンザウィルス)
感染性胃腸炎、流行性嘔吐下痢症
冬期乳幼児嘔吐下痢症(ロタウィルス、ノロウィルスなど)
溶連菌感染症、溶連菌感染後急性腎炎
急性咽頭喉頭気管支炎
水痘 など (参考:国立感染症研究所 感染症情報センター)
アレルギー性鼻炎、鼻アレルギー、花粉症の方も受診が始まりました。
(花粉症ナビ)
乾燥していますので、加湿に心がけ、
マスク、うがい、手洗いをして、予防に努めましょう。
冷たい水で、何度も手洗いをすると、手荒れや、乾燥性の皮膚炎なども悪化してしまいます。
保湿クリーム、ワセリン、皮膚用の軟膏が必要な方も増えています。
春に向けて、体のケアをしていきましょう。
環境省は1月30日、スギ、ヒノキの花粉飛散予測の確定版を発表した。
そろそろ、花粉症、鼻アレルギー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の対策を始めた方が良いですね。
まずは、花粉を避けるような対策が必要です。
松本市、安曇野市内、北安曇、大町市の方でも、毎年、花粉症で苦しむ患者さんが、鼻閉、鼻づまりに効く抗ロイコトリエン薬、鼻汁、鼻水に効く第二世代アレルギー薬の処方を受けています。
抗ロイコトリエン薬、抗アレルギー薬には、一日2回(朝、寝る前)飲むものと、1回(寝る前)でいいものがあり、様々のメーカーの薬が多数あります。
効果が出現する時間も、長いものと短いものがあります。
大まかには、
抗ヒスタミン、抗アレルギー薬・・・・比較的即効性があります。しかし効果がきれると、症状が出現します。
抗ロイコトリエン薬・・・・・4日以上、飲み続けてください。
ステロイド局所投与・・・・・効果が出現するのに1週間以上使用してください。
症状と副作用を比べて、自分に一番あうものを探していくようにしましょう。
症状が出現してからは、ステロイド局所投与(点鼻薬)、抗ヒスタミン薬局所投与(点鼻薬、点眼薬)などが必要になることがあります。
ステロイドの全身投与は、副作用のリスクと、利点を考慮しながら慎重に使用した方が良さそうですね。
長期コントローラーとなる薬で症状を抑えこみ、症状が増悪したときに即効性のある薬剤を使うようにしましょう。
環境省 花粉観測システム「はなこさん」2月2日から稼働、携帯版もあります。
花粉症保健マニュアル2009
花粉症ナビ 協和発酵キリン 2009年日本全国花粉飛散予測
花粉症ナビ-症状を軽くしよう(鼻の症状、眼の症状)
花粉症ナビ-花粉カレンダー
鼻アレルギー診療ガイドライン2005
11月も終わりになりますね。
最近は、長引く咳、慢性咳嗽で受診される方が増えています。
慢性咳嗽の原因疾患の中で、副鼻腔気管支症候群、アトピー咳嗽、咳喘息が三大疾患です。
日本咳嗽研究会:咳について
咳嗽に関するガイドラインと呼吸器感染症
アボット感染症アワー:長崎大学大学院感染分子病態学教授 河野 茂
「咳嗽に関するガイドライン」では、発症後3週間以上8週間未満を遷延性咳嗽、8週間以上を慢性咳嗽とし、ともに胸部X線や聴診所見で異常を認めないものと定義しています。既に述べましたように、欧米では、慢性咳嗽の原因としては、胃食道逆流症、後鼻漏、喘息が三大原因であるとされています。一方、我が国の原因疾患は、これらとは異なり、咳喘息、アトピー咳嗽、副鼻腔気管支症候群が三大原因となっています。
「咳嗽に関するガイドライン」の中では、特に頻度の高い遷延性・慢性咳嗽の原因疾患に関しては、
呼吸器の専門医の先生方が勤務しておられる大学病院、総合病院における臨床研究などの目的に使用され、気道過敏性試験や咳受容体感受性試験といった特殊な検査を必要とする精密な診断基準と、
一般開業医の先生方用の特殊な検査を必要としない簡易診断基準を設けました。
遷延性・慢性の咳嗽を主訴とする患者さんが外来を受診された場合、胸部X 線撮影、聴診で異常が認められなければ、まず、喀痰の有無によって考えられる原因疾患が変わってきます。
我が国では、喀痰を伴う湿性咳嗽の場合、副鼻腔気管支症候群の頻度が高いため、治療的診断として14 及び15 員環マクロライド系抗菌薬を投与し、咳嗽の消失や軽減が得られれば診断することができます。
難しいのは、喀痰を伴わない乾性咳嗽の場合で、我が国ではアトピー咳嗽と咳喘息が二大原因疾患であると考えられています。
この2疾患は、非感染性のアレルギー性疾患で、非常に似通った臨床像を呈しますが、病態は異なっており、治療方針や予後も違ってきます。
まず、咳喘息は喘息の前段階であり、喘鳴を有さない点が通常の喘息と異なりますが、気管支の収縮によって咳を生じます。通常の喘息の治療に用いられる気管支拡張薬は鎮咳作用はなく、気管支拡張薬によって咳嗽が軽減する疾患は咳喘息だけです。そこで、乾性の遷延性・慢性咳嗽の場合は、まず気管支拡張薬を投与し、咳嗽が軽減すれば咳喘息と診断し、引き続き吸入ステロイドなどを使った喘息の治療を開始します。
気管支拡張薬の効果が認められなければ、次のアトピー咳嗽を疑います。アトピー咳嗽の基本病態は、気道の咳受容体の感受性の亢進であると考えられており、気管支拡張薬は効果を示しません。そのかわりに、アトピー咳嗽の診断的治療にはヒスタミンH1 受容体拮抗薬が用いられ、咳嗽が軽減すれば、アトピー咳嗽と診断することができます。
咳喘息、アトピー咳嗽ともに重症例に対しては、経口ステロイドが用いられることがあります。臨床的に咳喘息とアトピー咳嗽を区別する意義は予後の違いによります。すなわち、咳喘息は治療を中止すると約30%が典型的喘息へと移行するのに対し、アトピー咳嗽では、治療を中止しても再発は少ないとされています。
●咳嗽診療の治療指針の確立に向けて●
「咳嗽に関するガイドライン」では、ここまで述べてきた急性咳嗽、遷延性・慢性咳嗽以外にも、小児、高齢者、合併症を有する患者の咳嗽についての対処法も示しています。
小児の場合は、年齢によって原因疾患が異なっており、年齢の要素を加味した診断、治療法が必要となります。高齢者や寝たきりの患者さんの場合には、咳嗽が出ることによる不
利益のみでなく、気道から異物を排除する防御反応としての咳嗽が出ないことで発症する御嚥性肺炎などの問題があり、その場合には、咳嗽を誘発することが治療法となります。
これまで我が国の咳嗽診療においては、まとまった参考書や確立された治療指針は存在せず、我々医師は、半ば手さぐり状態で診断を行わざるを得ませんでした。
このガイドラインによって、咳嗽治療の一つのスタンダードが示されるとともに、いまだ、エビデンスと呼べる大規模試験の少ない咳嗽診療の分野に我が国初のエビデンスが集積されるきっかけとなることを願います。
寒くなり、気管支喘息の発作を起こして、ネプライザーによる気管支拡張薬の吸入を行う必要のある患者さんが増えてきました。
アレルギー情報センター 気管支喘息ガイドライン
小児気管支喘息治療管理ガイドラインは、2000年にそれまで成人と小児が一つのガイドラインにまとめられていたところから日本小児アレルギー学会がガイドライン作成委員会を組織して小児版として作成しました。成人気管支喘息と比較して気管支喘息が慢性炎症性疾患であることは共通した病態ですがリモデリングやアウトグロー、治療薬の使い方、指導の方法における小児での特徴、特異性をいかしたものとなっています。 2002年には、治療薬の使い方を中心に大幅な改訂がされました。
一般小児科医、医療従事者への普及が進んでいる中で患者様や家族の方、さらに子どもにかかわる全ての職種の方々に理解して頂けることを期待しています。目次は、実際のガイドラインに沿ってわかりやすい表現にしています。
小児ぜん息の長期管理に関する薬物療法
ぜん息は、発作のないときにも気管支では炎症がおこっています。この炎症を積極的に治療して発作をおこさないようにすることがぜん息治療の目標であり治癒につながります。このことを長期管理と呼びます。
治療の目標として以下の6つをあげています。
小児ぜん息の治療の目標
1. 軽いスポーツも含めて日常生活を普通に行う
2. 昼夜を通じて症状がない
3. ベータ2気管支拡張剤の頓用が減少または必要がない
4. 学校を欠席しない
5. 肺機能がほぼ正常
6. ピークフローが安定
この目標を達成するために長期管理という考え方があるのですが、その内容は、薬によるものだけではありません。とかく薬の治療に偏ってしまうことが多いようですが、基本は、
1. 適切な環境整備
2. 適切な薬の使用
3. 本人、家族、幼稚園・学校の先生が小児ぜん息について正しく理解するために勉強することです。
1. 長期管理薬
長期管理のために使用される薬を長期管理薬(コントローラー)と呼びます。長期管理薬の特徴は、抗炎症作用をもっていることです。抗炎症作用とは気管支でアレルギー反応に関係する細胞、化学伝達物質の作用を弱めたり、減らしたりする作用を言います。
1) クロモグリク酸ナトリウム(インタール)
肥満細胞からの化学伝達物質の遊離を抑えます。運動の前に吸入することで運動誘発性喘息を抑えてくれます。インタール吸入液にベータ2気管支拡張剤を混ぜて吸入する方法も効果があります。
カプセルの粉末、ガスの粉末、液体があります。経口インタールは、ぜん息には効果がありません。
2) 経口抗アレルギー薬
小児ぜん息に使用されている抗アレルギー薬は、下表のとおりです。主に間欠型、軽症持続型、中等症持続型のぜん息に使用されます。一般的に2か月間ぐらい使用して効果を判定します。
3) 吸入ステロイド
吸入ステロイド薬は、気道の炎症を強力に抑え、症状の改善、肺機能の改善、気道の過敏性が改善します。これによって、ぜん息発作が減り、入院や喘息死が減少しています。
ぜん息を発症し早期に使用することでリモデリングを予防できます。
年齢や重症度、吸入方法で薬剤の選択、投与量を決めています。投与量の決定は、はじめ少量から開始するステップアップ方式と十分量から開始して症状の改善とともに減量するステップダウン方式があります。
副作用は、これまでの検討でベクロメサゾンで1日量400μg以下なら概ね問題がないと考えられていますが、個人差があるので十分注意が必要です。
4) テオフィリン徐放製剤
内服後ゆっくり薬が出てくるように工夫されていますので内服してから効果がでるまで時間がかかります。気管支拡張効果や抗炎症効果があります。
テオフィリンの体の中での分解は、個人差があります。血中濃度があがると副作用が出やすいので乳児、感染症時、脱水時、発熱時、併用薬剤があるときは注意が必要です。
5) ベータ2刺激薬
ベータ2気管支拡張剤(刺激薬)は、発作の時に使用する気管支拡張剤です。これらの薬を長期に使用しなくてはならない状態の時は、他の治療方法でステップアップを考えるべきです。
2. 長期管理薬の使い方
長期管理薬の使用は、重症度の評価をおこない、治療ステップを決めています。そのステップと年齢によって治療法を決めています。年齢別の治療ステップの表があります。
参考:喘息治療ガイドライン2007
10月に入り、急に寒くなったせいか、
風邪症状
(発熱、頭痛、関節痛、咳、痰、鼻汁、鼻閉、咽頭痛
全身倦怠感、下痢、などなど)
の人が増えてきました。
・・・・・急性咽頭炎・喉頭炎、気管支炎、感染性胃腸炎
また、風邪を契機に、喘息(気管支喘息)や、鼻アレルギー、アレルギー性鼻炎を悪化させる方も増えています。
朝、晩は冷え込み、日中と夜の寒暖の差が大きくなっています。また、冷え込みから、空気も乾燥するようになってきました。
喉をケアするようにして、体調管理に気をつけていきたいですね。
穂高ハートクリニックでは、各種予防接種の予約を受け付けています。
→予防接種を受けましょう
安曇野市内の小学校、幼稚園、保育園では、そろそろ、秋の遠足のシーズンですね。楽しく遠足に行けるように、風邪の予防や、治療をしっかり受けましょう。
小児科では、急な発熱で来院し、溶連菌迅速診断キットで、陽性となるお子さん(安曇野市内の小学校、幼稚園、保育園園児さん)がいます。
以下に国立感染症研究所 感染症情報センターの記事の抜粋を載せておきます。
溶連菌感染症
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎はいずれの年齢でも起こり得るが、学童期の小児に最も多く、3歳以下や成人では典型的な臨床像を呈する症例は少ない。感染症発生動向調査のデータによると、冬季および春から初夏にかけての2 つの報告数のピークが認められている。
潜伏期は2~5日であるが、潜伏期での感染性については不明である。突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、しばしば嘔吐を伴う。
合併症として、肺炎、髄膜炎、敗血症などの化膿性疾患、あるいはリウマチ熱、急性糸球体腎炎などの非化膿性疾患を生ずることもある。
治療にはペニシリン系薬剤が第1選択薬であるが、アレルギーがある場合にはエリスロマイシンが適応となり、また第1世代のセフェムも使用可能である。いずれの薬剤もリウマチ熱、急性糸球体腎炎など非化膿性の合併症予防のために、少なくとも10日間は確実に投与することが必要である。除菌が思わしくない例では、クリンダマイシン、アモキシシリン/クラブラン酸、あるいは第2世代以降のセフェム剤も使用される。
予防としては、患者との濃厚接触をさけることが最も重要であり、うがい、手洗いなどの一般的な予防法も励行する。接触者に対する対応としては、集団発生などの特殊な状況では接触者の咽頭培養を行い、陽性であれば治療を行う。
感染症の話(感染症情報センター)
いよいよ、10月になりましたね。
肌寒くなり、風邪をひいて来院される方が、増えてきました。
鼻アレルギー、アレルギー性鼻炎、気管支喘息の方も、風邪を契機に増悪する方がいます。
体温調節に心がけ、栄養と休養をしっかりとり、秋を満喫出来るようにしましょう。
鼻アレルギーガイドライン
財団法人日本アレルギー協会
旧盆の8月16日 9:00-17:00まで、
休日在宅当番医として、診療を行いました。
送り盆でしたが、多くの方々に、利用していただき、有り難うございました。通常とは違い、昼も通して診療を行いました。
蜂に刺された方が、4名受診されました。
なかにはアナフィラキシーショックとなる人もいます。
これから、秋にかけて、蜂刺され、蜂刺虫症、刺虫アレルギーに注意しましょう!!
万が一、アナフィラキシーの徴候(広範囲の発赤、腫脹、呼吸困難、息苦しさ、などなど)が現れたりするようならば、直ちに医療機関を受診するようにしましょう。
安曇野市医師会 休日在宅当番表
次回の休日在宅当番医は、11月2日(日曜日)の予定です。
どうぞ、ご利用ください。
8月もお盆を過ぎて、朝、夕は涼しくなり、過ごしやすくなってきました。
8月初旬から、明け方の頑固な咳や、鼻水、鼻閉で受診する人が増えてきました。
風邪症状の一つとされ、急性上気道炎、気管支炎と診断されて、感冒薬や鎮咳剤が処方されることが多くあります。
それらの中には、場合によっては、アレルギー性鼻炎や、喘息性気管支炎の可能性もあります。
夏から秋にかけて、イネ科の雑草や、ブタクサ属、ヨモギ属(キク科)による、アレルギー性鼻炎があります。
→鼻アレルギー診療ガイドライン
8ページに、主な花粉症原因植物の開花期が記載されていますので、参考にしてください。
感冒様症状、風邪症状が良くならない。
頑固な咳が持続する。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり。
目が痒くなってきた。
などの症状がありましたら、一度、相談してください。
参考:
財団法人 日本アレルギー協会
リウマチ・アレルギー情報センター
独立行政法人環境再生保全機構/
ぜん息などの情報館
社団法人日本アレルギー学会
アトピー性皮膚炎で、いちばん困ることは、頑固なかゆみです。
アトピー性皮膚炎について一緒に考えましょう。
参照:厚生労働省科学研究班
「アトピー性皮膚炎の既存治療法のEBMによる評価と有用な治療法の普及」(2002-2004年度)による研究成果
アトピー性皮膚炎には、季節性があるといわれています。夏場に悪化する人もいれば、冬場に悪化する人もいて、かなり個人差がみられます。
夏に増悪するタイプ
汗をかくと、それが刺激になってかゆみがひどくなります。また、夏場は細菌が繁殖しやすくなり、細菌によって皮膚の炎症が悪化するとかゆみが強くなります。
冬に増悪するタイプ
寒くなると、肌の乾燥がますます強くなるためかゆみがひどくなります。暖かくなると、温度が上がり、発汗によって肌に潤いが出るためかゆみが少なくなります。
アトピー性皮膚炎治療ガイドライン
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
特定検診
予防接種
このブログでは、医院からのお知らせや院長のコラムなどをお届けします。