2016/08/25 8:42

感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
平成28年8月15日-8月21日 第33週

●全数把握感染症
腸管出血性大腸菌は、夏期に多発します。感染すると腹痛や下痢を起こし、まれに出血性の下痢や溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こします。乳幼児、小児、高齢者の方などは重症化する場合がありますので、注意が必要です。
●定点把握感染症
へルパンギーナは前週に比べ減少しましたが、例年、お盆明けに再度増加する傾向がみられることから、今後も注意が必要です。流行性耳下腺炎は例年に比べ多い状況であり、今後の流行拡大が懸念されます。

インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内0例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 0
咽頭結膜熱 2
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 11
感染性胃腸炎 27
水痘 1
手足口病 13
伝染性紅斑 4
突発性発疹症 6
百日咳 0
ヘルパンギーナ 46
流行性耳下腺炎 17

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 3例
感染性胃腸炎 0例

長野県感染症情報 (2016年(平成28年)第33週)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/28-33w.pdf