2016/09/09 8:47

感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
平成28年8月29日-9月4日 第35週

●全数把握感染症
腸管出血性大腸菌は、感染すると腹痛や下痢を起こし、まれに出血性の下痢や溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こします。乳幼児、小児、高齢者の方などは重症化する場合がありますので、注意が必要です。
●定点把握感染症
へルパンギーナは前々週一旦減少したものの、再び増加傾向に転じています。流行性耳下腺炎は例年と比較し多い状況であり、今後の流行拡大が懸念されます。

インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内0例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 0
咽頭結膜熱 1
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 5
感染性胃腸炎 53
水痘 5
手足口病 5
伝染性紅斑 4
突発性発疹症 8
百日咳 0
ヘルパンギーナ 75
流行性耳下腺炎 10

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 1例
感染性胃腸炎 0例

長野県感染症情報 (2016年(平成28年)第35週)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/28-35w.pdf