2016/09/23 16:12

感染症発生動向調査情報 松本保健福祉事務所
平成28年9月12日-9月18日 第37週

●全数把握感染症
レジオネラ症は、中高年に多く発生し、レジオネラ属菌に汚染された細かい水滴(エアロゾル)や土埃を吸い込むことによって感染します。土壌、河川等の自然界環境中に広く生息しているほか、人工的な水循環施設(循環式浴槽、冷却塔等)中に侵入・増殖し、感染源になる場合があります。
●定点把握感染症
流行性角結膜炎は、過去5年では最も多い届出数となっています。今週は特に長野市地域で多い状況です。こまめな手洗いを心がけ、タオルや点眼液など目に接触するものの共有は避けるようにしましょう。

インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内0例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 8
咽頭結膜熱 1
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 5
感染性胃腸炎 57
水痘 1
手足口病 5
伝染性紅斑 0
突発性発疹症 3
百日咳 0
ヘルパンギーナ 56
流行性耳下腺炎 23

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 5例
感染性胃腸炎 0例

長野県感染症情報 (2016年(平成28年)第37週)
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/28-37w.pdf