2018/12/13 12:30

インフルエンザ:流行期、面会制限実施へ 上伊那4病院 /長野
地域 2018年12月13日 (木)配信毎日新聞社

 インフルエンザの流行期を前に、上伊那地域連携医療機関の伊那中央病院(伊那市)、昭和伊南総合病院(駒ケ根市)、上伊那生協病院(箕輪町)、町立辰野病院(辰野町)は院内感染予防のための対策をまとめた。段階的な面会制限を実施するもので、伊那中央病院感染対策委員会によると初の取り組み。

 保健所が上伊那地域にインフルエンザ注意報を発令した場合、流行終息まで実施する。第1段階は注意報が発令された場合で中学生以下の面会を禁止する。第2段階は入院患者がインフルエンザを発症した場合で、不要・不急の面会を禁止。第3段階は入院しているインフルエンザ患者と同室の患者が発症した場合で、主治医が許可した場合を除いて全面的に面会を禁止する。

 4病院は、面会制限の統一ポスターを玄関などに掲出し、周知を図る。【宮坂一則】