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今日は、28日付の朝日新聞の記事からです。
~土佐犬に襲われ男児がけが 重過失傷害容疑で飼主逮捕~
大阪市の路上で、通りかかった小学生と郵便局員の男性が土佐犬にいきなり襲われた。小学生は首など数ヶ所咬まれて重傷、郵便局員の男性は軽いけが。警察は近くに住む飼主の男性を重過失傷害の疑いで逮捕。

記事によると、飼主男性は「犬小屋の鍵をかけ忘れた」と話しているそうです。

土佐犬と言えば、ご承知の通り「闘犬」です。
したがって、本質的に咬みつく習性、というか咬みつき相手を倒すことに長けている犬ですね。
もちろん、今回の土佐犬が闘犬として訓練を受けているのかどうかは分かりませんが、彼らの遺伝子には「闘うこと」「相手を倒すこと」というものが組み込まれているでしょうからねえ。
もちろん、土佐犬に限らず、犬というのは咬むものだという認識を飼主さんは常に持っているべきだと私は考えています。
普段どんなにおとなしい犬でも、「咬まない」という保障はありません。
人間の世界でもあるでしょ、「うちの子に限って」という根拠の無い自信。
この考え方は危険だと私は考えます。
もし、咬み付いてしまえば、彼らの地位は安泰ではなくなってしまうかもしれないのです。本当に大切な家族の一員として彼らのことを思っているのなら、絶対に「うちの子に限って」と考えることは避けるべきだと私は考えます。
咬み付いてしまったとしても、彼らには何の責任もありません。咬みつかせてしまった飼主さんに全ての責任があります。
そう考えることこそが、彼らを大切にしていることになるのではないでしょうか?

もちろん、今回の事件の場合は、そんなこととは関係なく過失により他人にケガをさせてしまったわけですから、逮捕もやむを得ないでしょうね。