2010/12/01 22:30

AMDE報告

11月4、5、6日の3日間、米国カリフォルニア州サンタバーバラにおいて開催されたAcademey of Microscope Enhanced Dentistry(AMED)の第9回年次学術大会に参加してきました。AMEDは、マイクロスコープを診療に活用している歯科医師が集まり設立された世界的な学会で、今大会は、米国、日本など13カ国から168名が参加していました。
マイクロスコープの臨床応用は、1920年代に医科から始まり1990年後半より歯科で用いられるようになりました。歯科の治療には細かな作業が多く今まではミクロの治療をマクロの視野で行ってきましたが、マイクロスコープを用いることにより拡大した視野でより繊細に確実な処置が行えるようになりました。しかし、マイクロスコープを使いこなすためには各処置に合わせた技術訓練が必要になります。今回世界の著名なマイクロスコープの臨床医の講演を3日間も聞くことができ大変充実した日々でした。

大会初日の夜にはWelcome Receptionが開催され、今大会が行われたDouble Tree Resort Hotelの会場には80年から90年代のロックやポップサウンドが流されディスコ会場のようになりAMEDメンバーとゲストが踊り楽しみ親睦をはかりました。このダンスパーティーは毎年恒例のようですが、日本の学会では考えられません。


   会場のホテルの前の海岸です。
  長野では見られない景色です。