2019/07/16 20:02

活動報告

院長が、昨年受講した米澤大地先生の
GPO(Genaral Practitioner's Orthodontics)レギュラーコース、アドバンスコースに引き続き
今年7/13、14に大阪にてGPO矯正小児コースを受講しました。

2019/06/25 19:13

活動報告

院長が、6/1~ 依田 泰先生による「インプラントの即時治療の攻略」に参加しました。

院長が、6/15~ 日本歯内療法学会学術大会に参加しました。

当クリニックのホワイトニング患者さんには
日本審美歯科学会のホワイトニングコーディネーターの試験に合格した
認定衛生士が担当させていただいています。


今回さらに2名の衛生士が試験に合格しました。
一般的にホワイトニングはコーディネーターの資格がなくても行うことはできますが、
しっかりとした結果をだし、事故のないように正しい知識と技術を
持った者が行うのが理想と考えています。

日本審美歯科学会ホワイトニングコーディネーター制度は
2006年に始まりホワートニングコーディネーターに登録した衛生士の総数は
全国で2687名となっています。(2019年1月現在)


5-D JAPANセミナーには2015年に参加しました。

日本のトップクラスの臨床家の先生に多くのことを学ばせていただき
現在、私の臨床で実践しています。

今回の総会では世界で最新医療を発信している各分野のスペシャリストが
一堂に揃い講演され、5-Dで学んできたことの復習と
最新情報を得ることができ大変有意義な2日間でした。

会場では勤務医時代の仲間とお世話なった技工士さんとも再会でき
昔話と現状など話せ、楽しむこともできました。


こんにちは、院長の望月です。
9月15・16日に大阪で行われた第48回日本口腔インプラント学術大会に参加してきました。


今大会の内容から感じたことは、インプラントの治療技術もだいぶ安定してきており、
様々な症例に対応できるようになってきたと思いました。

それにより、今までの技術革新の変遷途中でインプラントを埋入された方の経過から、
長期に安定して健康を維持するためにインプラント治療に何が必要なのかを検証できるようになりました。
その中でもインプラントを埋入するに際しては、その周辺に充分な骨と歯肉の再生が必要で、
埋入位置もシミュレーションからピンポイントではなくてはならないことを改めて学びました。
当クリニックでも歯槽骨、歯肉を再生(GBR.CTG.FGGなど)し、
シミュレーションを具現化するために
サージカルガイドによるインプラント埋入を行っていますが、非常に高度な技術が必要とされます。
インプラントを自分の体の一部として機能的にも審美的にも
長期に渡って良好に維持するための処置は決して簡単なものではありません。
そのためインプラント周囲の環境は今までの経過からわかるように十分な再建をし、
継続的なメンテナンスを必ず受けていただきたいと思います。

12月13日、今年最後の院内勉強会を行いました。

今回は3つのテーマを作りスタッフ個々に担当講師のところを回って勉強しました。


1. 当クリニックで行われている専門性の高い治療についてスタッフ全員が
内容の把握を共有できるように院長と個別に話し合いを行いました。

特に顕微鏡を使用した精密根管治療・インプラント・精密補綴については
日々進化している内容をDRだけが知識と技術の習得していくのではなく、
その内容を定期的にスタッフに伝達することがとても重要になります。
その結果、治療の質が総合的に向上し
患者さんにより良いものとして提供できるものになっていくと思います。


2、AED実習
  緊急対応の訓練は定期的に行う必要があり今回もDR小林に講師になっていただき
全員の緊急訓練を行ってもらいました。



3、 炭酸ガスレーザーについて
当クリニックでは口腔内軟組織の治療に炭酸ガスレーザーを多用しています。
今回はDR木村が炭酸ガスレーザーを応用するセミナーを受講してきたため
講義と実習を行っていただき全員で今までの使用法に加え
新たに原理を知ることにより幅広い応用法を学ぶことができました。


最後は全員で今年のクリニック全体で達成できたことと来年の課題を話し合い終了となりました。
来年も毎月の勉強会は継続し少しでも全員で成長できるよう頑張りたいと思います。


当クリニックのインプラント治療では長期予後を良好なものとするために、
患者さんの体にとって力学的・審美的に最も優れた位置への
インプラント埋入にこだわっています。

そのため術前に必ずコンピューターシュミレーションを行い
臨床データーとエックス線データーを用いて
インプラント埋入位置を仮想的に視覚化することにより
精密な治療計画を立て実践しています。

今夜はこのシュミレーションについて講義、実習を行いました。

今月の勉強会は10/25に行いました。
前半は感染根管治療時の古い土台(メタルコア)の除去と
古い根管充填剤(ガッタパーチャー)の除去の練習を行いました。


様々な状態で装着されている土台を歯にダメージを与えないで除去するのには
多くの器材を使い分け慎重に行わなければ歯牙の破折を起こし根管治療を行う前に抜歯になってしまいます。

また、土台除去の後は根管充填剤を全て取り除かなくてはならず、
これも非常に手間のかかる作業になり顕微鏡を用いながら
効率よく行うためにトレーニングが必要になります。



後半は、看護師さんに採血についての講義と実習を受けました。

当クリニックでは患者さんから採血を行い供血遠心分離機で
濃縮血小板を採取し組織の再生療法に利用する処置を頻繁に行っています。
採血を行うに際して安全・確実に行えるようベテラン看護師さんに
指導をしていただき多くの事を学ぶことができました。
この看護師さんは当クリニックの患者さんですが、
今回お忙しいところ時間をつくっていただき
とてもわかりやすい講義を受けさせていただき本当に感謝しています。

2017/10/06 21:20

イブニングセミナー

先日のイブニングセミナーはシロナの方に来ていただき
CERECセミナーを行っていただきました。


当クリニックにCERECが導入されて2年が経過し、ほぼ毎日使用しています。
今回は勤務医の先生にシロナの方から使用法のレクチャーをしていただき
私も再度復習をさせていただきました。

当クリニックではインレー・アンレーを来院2時間以内にセットまで行うことを中心に使用していますが、
これはこの機械の機能のほんの一部で応用範囲はもっと広くあります。
しかし、その機能のすべてを使用していません。
それは私が患者さんに提供したいレベルに私のスキルと機械の性能、
診療時間配分のバランスが取れていないためです。

CERECのコンセプトはチェアサイドワンデートリートメントであり、
患者さんが来院した後日にセットでは歯への接着(特に生活歯)、
早期機能回復の面からも意味がないと思っています。
しかし、もっとスキルを上げれば状況によっては
他の処置でも患者さんの来院回数を減らし質の高いものが提供できると思うので
もっと使いこなせるようこれからも努力したいと思います。

セミナー終了後は、シロナの方と遅い夕飯を食べました。

2017/09/19 21:18

イブニングセミナー

今日は診療終了後に
根管治療に用いる根管形成と根管充填の技術習得のために
歯科材料メーカー(デンツプライ)の方に来ていただき
プレゼンテーションを受け、実習をさせていただきました。



今回使用したのはWave One GoldとThermafilです。
両方とも当クリニックに装備されており大変有効な器材です。

今月の勉強会では、歯科医師は顕微鏡を用いて比較的小さな虫歯治療を
コンポジットレジンで修復するダイレクトボンディングのトレーニングを行いました。
現在行われている銀歯治療はデメリットが多いため
健康に対する意識の高い方は虫歯治療に銀歯ではなくセラミック治療を選択されます。
虫歯が比較的小さい場合は、セラミックではなくダイレクトボンディングがお勧めです。
歯を切削する量が最小限で済み、治療回数が1回で終了、
切削部を汚染される前にしっかり封鎖でき、審美性も良好です。
最近のコンポジットレジンは材質も改良され
長期間良好に機能できるものになっています。



衛生士は顕微鏡を用いて口腔内メンテナンスのトレーニングを行いました。
普段は拡大鏡(2,5倍)を用いてメンテナンスを行っていますが、
さらに拡大倍率を上げるとより細部の汚れを確認することができようになります。
しかし、大きく拡大された像を見ながら
効率よく短時間に施術を行うことは大変高い技術が要求されます。
この状態で施術された口腔内はとても良い環境に仕上がるため
今後もトレーニングを継続しさらに質の高いメンテナンスを提供できるよう努力していきたいと思います。

2017/09/04 20:29

歯内療法セミナー

9月3日長野市で石井宏先生の歯内療法セミナーに参加してきました。

日本の歯内療法の成功率は世界的に低水準で再発を繰り返す人が多く、
保存困難な状態から多くの歯が抜歯になっています。
歯の内部の複雑な形態的特徴から歯内療法はとても難しい治療です。

抜髄処置の段階で無菌的な配慮がされた治療が行われていれば
90%以上の成功率が出せるはずなのですが
日本では無菌的な配慮がされていないまま処置されているため、
成功率は約50%位だそうです。
そして残りの50%の失敗ケースは感染が拡大し
抜髄の時よりさらに治療が難しくなってしまします。
したがって抜髄治療を感染根管治療に移行させないようにするかが課題になります。

後で後悔されないためにも無菌的な治療を受けられることをお勧めします。

8月26,27日東京にて行われたノーベルバイオケアシンポジウムに参加してきました。

当クリニックではノーベルバイオケアのインプラントを積極的に使用しています。
インプラント治療は口腔内の機能回復と残存歯の保全のために
欠かすことのできない有効な治療になっていますが、
インプラントと生体の長期にわたる健康なバランスを維持するためには
まだまだ改善されなければならない課題もあります。

今回私が特に注目していたことは2回法のインプラントの特徴であるインプラント体と
上部構造の接触面で起こる生物的な反応としての骨吸収をいかに抑えていくかという事でした。
ICT(免疫系の細胞集積)の発生により半径1,5mmの骨吸収を起こしてしまうのですが、
ICTの発生位置をずらすことによって骨吸収を回避するよう
様々な工夫が紹介されました。

そして近日HA(ヒーリングアバットメント)を外さず上部構造が製作できる
On1というシステムも導入されるようです。
コニカルコネクションのインプラント体・スイッチング・マルチユニットアバットメント・On1・ワンアバットメントワンタイムなどの方法を
ケースによって考慮し長期間生体とバランスのとれたインプラント治療を目指していきます。


こんにちは、院長の望月です。
今月の院内勉強会はCAD/CAM機によるセラミック治療と精密根管治療の実習を行いました。

現在当クリニックでは歯の修復にセラミックを装着される方が増えています。
今までの修復治療は歯を削って型を取り、歯に装着されるのに最低2回来院しなければなりませんでしたが、当クリニックが導入しているCAD/CAM機があれば1日で歯を削ったところにセラミックを装着することができます。


これにより患者さんには削ったところが仮づめ材で長期間汚染されることなく、接着に最も良い条件で人工物が装着でき、来院回数も1回ですむというメリットがあります。


また、過去に神経を取る治療を受けた部位が炎症をおこし痛みと腫れを生じて困っている方のために精密根管治療を行い病気の改善をはかっていますが、これは技術的に歯科治療の中でもかなり難しい範疇になります。
しかし、この治療が成功しないと歯の寿命に大きく影響するため常に全力で取り組んでいますが、今後も更なる技術向上が必要になります。

大切な事は深い虫歯をつくらないことと、もし神経を取らなければならない状況になったら可能な限り無菌的な処置を受けていただくことをお勧めします。



こんにちは院長の望月です。
今月の勉強会では各担当が中心になり3つのテーマを全員で共有しました。

1、 インプラントオペの準備
 オペ準備とオペ環境の整備は治療の予後に大きな影響を及ぼします。
 当クリニックのオペでは数多くの機器や器具、材料を用いるため覚えなければならないことが沢山あります。
 今回オペ担当のスタッフが実際に準備の過程から使用目的、使用法、注意点などを説明してもらいました。



2、 AED実習
 最近様々な施設でも設置されているAEDですが定期的に緊急対応の訓練をしておかないといざという時に役に立ちません。
 今後も定期的に訓練を行い患者さんの安全を守っていきたいと思います。


3、 精密根管治療実習
 院長望月の治療頻度の最も高い根管治療を実際行っている内容を一つ一つ解説しながら臨床実習を行いました。
 根管治療は顕微鏡の効果が最も発揮される治療でありますがとても繊細な操作が必要になります。
 根管内の状況が拡大されて映し出されているため行わなければならない内容は分かっているのですが、口腔内、根管内という狭い空間の中で思うように器具操作ができないことも多々あります。
 しかしこの治療が成功しなければ後に大きな問題となって歯の寿命を縮めてしまうためしっかり治していく必要があるため理論と操作技術のバランスが必要です。

院長の望月です。5月12,13日と東京にてDr Alessandoro Pozziのセミナーを受講してきました。
外科から補綴に至るまで、デジタルソリューションを融合させた最先端の治療のプロトコルを学んできました。
昨今インプラント治療においては診査、診断から施術までデジタルソリューションを用いて精度の高い治療が行えるようになりました。
これを用いることにより患者さんにはより低侵襲で精密な治療に加え短期間での治療終了が提供できることになります。
当クリニックのインプラント治療では9割以上がコンピューターシュミレーションから作製したサージカルガイドを用いたオペを行っております。
この精度の高い技術をさらに進化させてより審美的で短期間での機能回復ができるインプラント治療をこれからも目指いていきたいと思います。



ガイデットテンプレートを用いたインプラント埋入からプロビジョナル作製実習



院長の望月です。
今月は私がスタッフの治療を行っているところをスタッフに見学してもらった後、顕微鏡のポジショニングについて講義と実習を行いました。
顕微鏡治療を行ううえでポジショニングを正確に理解することは極めて重要で、習得には大変時間がかかるところになります。
私もかなり時間がかかって習得し現在でも勉強中ですが、
スタッフもかなり困惑した様子でした。
これは1日で習得できることではないため毎日少しずつ継続して顕微鏡を使用しながら頭と体で覚えていかなくてはなりません。

院長の望月です。
4月15,16日とスタッフ全員で日本顕微鏡学会に参加してきました。
普段顕微鏡歯科治療を行っている自分たちの技術レベルの確認と新しい情報の収集が目的です。
初めて参加するスタッフから、数回参加しているスタッフと知識と経験値が異なるため得るものも異なりますが、
顕微鏡を使用し始めた当初はスタッフとも話がかみ合わず私一人が先行していましたが、現在では学会に参加してもスタッフと同じ目線で共通の会話ができるようになりとてもうれしく感じています。
こういった刺激は我々には重要でさらにスキルアップするためにとても良い機会となりました。



始発のあずさに乗って会場入りです。寝ないでしっかり勉強しましょう!

メーカーの展示ブースにて最新の医療機器のデモンストレーションを受けています、
これはモニターに映っている画像が特殊な機械と眼鏡をかけることによって3Dで見ることができる装置です。



夜は品川プリンスホテルの水族館を見学です。


夕飯はホテルでディナービュッフェ!
今年度新しいスタッフに加わった小林先生、歯科助手の小林さんの歓迎会と
木村先生、小林先生、小林さん、橋爪さんの誕生会も行いました!



院長の望月です。
今月のクリニック勉強会からスタッフ全員で顕微鏡治療について講義と実習を行いながら学ぶことになりました。
第1回目は歯科メーカーのGCの方に顕微鏡歯科の歴史から最新のニュースを講義していただき
当クリニックで使用している顕微鏡の特徴と視度調整から診療記録録画装置の使用法までを実習にて行いました。
これから毎月課題を決めて全員でスキルアップしていきたいと思います。



森田さんお忙しいところ講義をしていただき、ありがとうございました。


院長の望月です。
3月11,12日に東京にてDr.Edward P. Allenの
ソフトティッシュマネージメントセミナーを受講してきました。


Dr.Allenはアメリカ、テキサス州で開業されており歯周形成外科に関して世界的な第一人者です。
今回、主に歯肉退縮を改善するための治療法(根面被覆術)について講義と実習を受講しました。

当クリニックでも根面被覆術は頻繁に行っており、
症状により様々な術式を用いてきましたが露出した歯根面に対して多くの場合、口蓋より結合組織を採取して移植していますが、
Dr.Allenはヒト皮膚組織由来の無細胞真皮を移植材として用いるため、
口蓋からの移植は必要とせず、また多数歯を一回の処置で低侵襲に行う術式で行っています。
日本ではヒト皮膚由来の無細胞真皮は認可が出ていないため患者さんの同意の基、行う必要がありますが、米国組織バンク協会および米国食品医薬局(FDA)の認可は下りていますので安全性は高いと思います。
どの手術においても患者さんの利益とリスクが生じますので、適応症を見極め、きちんと説明し、低侵襲で有効性の高いものを提供できるようにスキルアップしていきたいと思います。


院長の望月です。
3月28日東京にてマイクロスコープのアシスタントセミナーにスタッフの川上と参加してきました。
マイクロスコープの診療を円滑に行うためにはアシスタントとの連携がスムーズに行われる必要があります。
今回のセミナーではアシスタントの役割を中心に器具の受け渡しからバキュームのポイント等を、実習を通じてトレーニングしてきました。
診療の質はドクターの技量だけで決まるものではなくアシスタントの技量が大きく影響されるため、
今回学んだ内容をクリニック勉強会にてスタッフ全員で共有していきたいと思います。





    講師の栗島先生と一緒に記念撮影


 精密な顕微鏡治療を受けられる患者さんが増え使用頻度が増えたため顕微鏡をもう一機導入しました。
 使用は、カールツアイスPICO MORA フルハイビジョン撮影装置と映像記録装置ADMENIC DVP2です。


 従来の歯科診療では患者さん自身が自分の口腔内の状態を目で見て確認することは不可能で何をどうされているのか「わからない」「知らない」まま治療が進んでいっています。その結果再治療の頻度が増え早期に歯を失っていきます。このようなことにならないよう当クリニックでは顕微鏡を用いた精密な治療に加え、患者さん自身に我々の診査・診断・治療行為を見ていただき状況と解決策をしっかり理解してもらえるようになっています。
 今後もこのシステムを用いて患者さんの期待に応えられるように努力していきます。

歯を失った際に人工歯根を顎に埋入して自分の歯のように咬むことができるインプラント治療の成功の鍵はインプラントに使用されるチタンと顎の骨がしっかりとくっつくことです。
 最新の研究ではチタンという材料は工場で作られてから時間がたつことによりインプラントの周りに骨を作る能力が低下することが米国UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の日本人研究者、小川隆広教授らのグループによって発見されました。今回当院に導入された光機能化技術はチタンを工場出荷時の最も新鮮な状態に戻し骨を作る能力を最高の状態にする装置です。これによってインプラント治療の成功率はさらに向上します。

 当クリニックでインプラント治療を行う患者さんに使用するインプラントにはすべてこの光機能化処理を行ったものを使用します。何よりも体に埋め込む材料は安全・安心の物が一番ですね。

院長の望月です。
当クリニックでは顕微鏡を用いて診療を受けられる方が多く1台では対応できなくなってきているため2台目の導入を検討しています。
顕微鏡と言っても各メーカーからたくさんの機種が販売されているため自分の診療に適したものを選択しなくてはなりません。
とてもコストがかかる器械ですので慎重に検討していきたいと思います。

院長の望月です。
7月30、31日東京にてSJCDマイクロベニアコースを受講してきました。講師の大河雅之先生はセラミック治療に関して世界的に著名な先生で学会や歯科雑誌で今まで多くの素晴らしい症例をたくさん拝見しており、今回直接レクチャーを受ける機会を得られて本当に楽しみにしていました。
現在の歯科治療において天然歯のエナメル質に類似したセラミック材料と接着技術の進歩により欠損部位に対して生体模倣学(バイオミメティック・アプローチ)を用いて修復していく事が理想的な方法です。
ラミネートベニアは今まで前歯部に用いられるものでしたが臼歯部においても適応できるようになりました。
これにより必要以上に歯を切削する必要がなくなり、天然の硬組織を最大限保存できます。今後は当クリニックでもこの方法を積極的に取り入れ、歯の寿命をさらに伸ばせるようにしていきたいと思います。
2日間のコースは内容がとても濃く休憩時間もほとんど取れませんでしたが、得るものがたくさんあり期待通りの内容でした。
大河先生・コーススタッフの皆様、本当にありがとうございました。

院長の望月です。
7月23、24日名古屋にて日本歯内療法学会に参加してきました。
今回のテーマは「社会から求められる歯内療法 クラシカルとコンテンポラリーの調和」です。
日本の歯内療法は保険診療の体系の中で行われているため、世界の先進的な治療はこの範囲外になるため臨床で提供できないというジレンマが生じています。
しかし、当クリニックではこの技術進歩には常に対応し、私自身の治療技術の幅を広げておき患者さんに求められたらすぐに提供できるようにしていきたいと常に考え勉強しています。
今回もMTAを用いた歯髄保存の可能性の拡大や再治療を回避する根管治療の論理と技術紹介など大変勉強になりました。

2016/07/12 20:43

7月勉強会

今月は当クリニックで使用頻度の高い「セラミック治療」についてシロナの方に講義をしていただきました。
歯冠部欠損に対して今までは金属を用いて修復が行われることが一般的でしたがこの方法にはメリットよりデメリットのほうが多くあるため、一生を考えた理想的な修復として現在ではセラミックのほうが圧倒的に有利と考えています。
世界的には口の中を見ればどこの国の人かわかるそうです。口の中に銀歯がたくさん入っていれば日本人という認識が持たれているようです。
その位銀歯だらけということです。
セラミック治療は形成、印象、接着、製作技工、咬合チェック等、1つ1つを丁寧に行わなくては良好な果は生まれませんので常に丁寧に対応しています。
来月の勉強会では「接着」について勉強する予定です。

2016/06/27 20:43

6月の勉強会

今月の勉強会は「インプラント」でした。
日進月歩で進化していているインプラント治療に常に対応していけるよう当クリニックでも最新の情報と技術を導入し安全で高い成功率を達成できるよう努力しています。
今回はノーベルバイオケアの方に講義をしていただきスタッフ全員で勉強させて頂きました。

院長の望月です。
4月23、24日に北海道にて開催された日本顕微鏡歯科学会に参加してきました。私は北海道に行くのは今回が初めてで松本空港から飛行機で行ってきました。
たった90分で到着したせいか遠いところに来ている感じがしませんでした。
今回の学会テーマは「顕微鏡が歯科医療を変える」でした。


年に一度行われるこの学会では日常臨床で顕微鏡を用いて診療を行っている先生の様々な臨床症例、研究結果を見せていただけるためとても楽しみにしています。
シンポジウムにおいては「マイスタイル顕微鏡」と題し三橋純先生、松本邦夫先生、磯崎裕騎先生の3名の先生による顕微鏡によるこだわりやワンポイントアドバイス、一つの処置に対しての各先生の顕微鏡の使い方の違いなどを普段各先生が用いている顕微鏡をステージにセットして実際の使い方をライブで行ってもらいました。
2日間たくさんの情報を得ることができ、また、たくさんおいしい食事をすることができました。

「北海道ラーメン道場」では3種類のラーメンを食べてきました。




他にも美味しいものを食べることができました。



また、有名な「Royce Chocolate World」でスタッフにお土産を購入。
スタッフ皆が喜んでくれました。




来年は東京で開催されるためスタッフと一緒に参加しようと思います。




2016/04/15 20:39

4月の勉強会

今月の勉強会はセルフケアにとても有効な音波歯ブラシ「ソニッケア」について勉強しました。
口腔の健康を維持するために歯磨きは最も重要です。
しかも毎日行わなくてはなりません、そして人によって口腔内の状態は様々で、歯磨きも上手な人と下手な人がいます。
歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス、リンスetc・・・とたくさんの道具を使いこなしていると思いますが皆さんが思っているほどプラークをきちんと取りきるのは難しいのです。
しかし、このソニッケア(音波ブラシ)を用いればたくさんの道具を使わなくても正しい使い方さえ覚えていただければ誰でもプラークの除去率がアップします。私自身も現行モデルから使用しておりますがとても気に入っております。
今回の勉強会でスタッフ全員患者さんに正しい使用方法、ブラシの選択などについてしっかり学びましたので皆さんも是非音波ブラシを体感していただきたいと思います。


3月13日中部歯内療法学会スプリングセミナーに参加してきました。
今回のテーマは「歯内療法、見えることと見えないこと」でした。
歯内治療は肉眼では見えない部位の処置になるため現在では歯科医師が顕微鏡を覗きながら処置を行うことで今まで見えなかった部位の処置を精密に行うことで高い臨床成績をだすことができるようになってきています。
日大松戸歯学部歯内療法講座の辻本先生は見えないために起きた不幸な治療結果に対して顕微鏡を用いて見える環境下で繊細な処置を行うことでトラブルを起こさないようにするための多くの臨床ケースを示されました。
その中でも特に根管治療においてケースによっては根尖部を石灰化させてから根充を行う方法はとても興味深く私も実践していきたいと思いました。東京のデンタルみつはしに勤務されている衛生士の増田さんは衛生士業務に顕微鏡を用いる事の重要性と使用のポイントについて講演されました。
衛生士が顕微鏡を用いて診療を行っている診療所は全国にも数少なく日本顕微鏡歯科学会の認定試験に合格している衛生士はたった25人しかいないそうです。
当クリニックの衛生士も顕微鏡を使用していますが長野県初の認定衛生士になれればと思っています。
最後に東京で開業されている安藤先生は非歯原性疼痛について講演され特に日本では数件しかない口腔顔面痛専門の先生で「痛み」の発生メカニズムから痛みの種類を大きく3種類に分けられ
①侵害受容性疼痛②神経障害性疼痛③心因性疼痛について説明され、この3種類を歯科医師は把握し患者さんが痛みを訴えているのに「それは気のせいです」と簡単に済ませてはいけないことを強調されていました。
先生の言葉で印象的だったのは「眼ではなく知識で診る」「知らないことは目に映らない」・・・なるほど。

こんにちは院長の望月です。3月13日に私が所属する日本歯内療法学会の2016スプリングセミナーが名古屋で開催され、これに参加してきました。

今回のタイトルは「歯内療法、見えることと見えないこと」でした。
患者さんには何が「見える」「見えない」ことかわからないと思いますが、我々の行っている歯科治療は大変小さく細かい部位の処置がほとんどなのですが目視下ではほとんど見ることができないため実際には健康な部分も含めて過剰に切削されたり感染源が取り残されたままで終了してしまうことが多々生じているのが現状です。
こういった問題から根管治療後の再発による再治療が急増しています。この問題を解決し再発の無い環境に戻していくために手術用顕微鏡(マイクロスコープ)の使用は大変有効です。そもそも「見えないもの」は知識と想像と手探りで治療に望むしかありません。しかし、現在はCTとマイクロスコープがあるため診断から施術まで原因を診ながら治療が行えます。当クリニックでは再発の無い環境を患者さんに提供できるよう根管治療専門クリニックとしてこれからも更なる技術の向上に研鑽していきたいと思っております。

 院長の望月です。12月20日、今年最後の研修を東京にて受けてきました。


今回は今年導入した再生医療機器の使用に関してより知識を深めるためにハンズオンも含め受講しました。当クリニックは再生医療に大変力を入れており、失ってしまった歯茎(軟組織)、歯槽骨(硬組織)の再生処置を数多く行っております。軟組織はほとんど自身の歯茎の移植で対応できていますが、硬組織の再生には様々なバイオマテリアルを使用します。これは状況に応じて選択しており、これ一つでパーフェクトというものはありません。理想的には生物学的に安全なバイオマテリアルが必要になります。
今年導入した血液生成物を利用した再生治療法は、患者さんから採血した血液からフィブリンゲルを作製し創傷部へ填入することにより体が傷を治す過程をより迅速かつ痛みを抑えて進行させることのできるマテリアルです。このマテリアルを抜歯、インプラント、歯周病治療に応用し良い結果を得ています。
何よりも自身の血液を使用していることによる、安全性と生物学的に理にかなった真の再生を達成できる点が素晴らしいと思っています。
やはり患者さんに低侵襲で痛みがなく、安全に使用できる治療法を提供できるよう努力していきたいと思います。今回も情報量がとても多い研修で、頭を使いすぎ帰りのあずさでは爆睡状態で松本に帰ってきました。(今年も何十回あずさに乗ったかわかりません・・・)
来年も本当に価値ある研修を受講して皆さんに貢献していきたいと思っております。

こんにちは院長の望月です。12月13日に神奈川県で開催された第3回Asia-Pacific Microscope Dentistry Meetingに参加してきました。

このミーティングはアジア諸国におけるマイクロスコープ歯科の普及と、グローバルな歯科医師の育成を目的としており2年前から開催され、昨年は台湾で開催されています。今回もアジア各国から参加されており講演は全て英語でした。講演内容はマイクロスコープを使用し緻密な診査・診断から精密な処置へ移行する過程が紹介され、修復、技工、インプラント、根管治療と幅広い分野で応用されていました。どれもハイレベルな内容でマイクロスコープを使用している私も多くの課題を見つけることができました。また、現在日本で行われている保険制度の枠にとどまらず患者さんのために本当に良い結果を出していきたいと願う熱い思いがマイクロスコープという道具を通して伝わってきました。
今月は毎週末研修会があり、かなり疲れていますが今週末が今年最後の研修になりますのでしっかり勉強してきたいと思います。
私が大学でお世話になった先輩も素晴らしい発表をされていました。

2015/12/09 18:38

JIADS総会


12月5・6日、東京にてJIADS総会・学術大会に参加してきました。
JIADSは、The Japan Institute for Advanced Dental Studiesの略で、米国・ボストンのIADSの姉妹組織として設立・運営されている卒後研修団体です。
私もこの卒後研修を数年かけて受講させていただき、私の臨床の基礎になっています。
総会では会員発表と特別公演が行われました。会員発表では受講された先生が臨床でJIADSのコンセプトを実践されその結果を発表しています。私もこの総会で発表させていただいた経験がありますが大変緊張したことを覚えています。
特別公演はスウェーデンからDr.Sculeanが「天然歯周囲の歯周組織再生」「天然歯・インプラント周囲の軟組織のマネージメント」について講演されました。今年はイタリアで再生療法の研修を受けてきましたのでヨーロッパの再生療法の潮流について再度確認することができ大変勉強になりました。
当クリニックでは歯周病治療に再生療法を積極的に取り入れておりますので歯周病でお困りの方はご相談ください。

院長の望月です。
第35回歯内療法「シナイリョウホウ」学会が新潟で行われ、これに参加してきました。


「シナイリョウホウ」と聞くとちょっと分かりにくいですが、「歯内療法」という字をみていただくと、 想像していただけるでしょう。歯内療法とは文字通り、「歯の内部の治療」のことをいいます。ですから本来の 広い意味の定義では、むし歯(う蝕)の治療をして、セメントなどをつめることも含まれます。しかし、通常は、 歯の根の中の管(これを根管といいます)に関した治療を、歯内療法と呼んでいます。


 歯は人体の中で一番硬い組織ですが、その中には俗にシンケイと呼ばれている歯髄という軟らかい組織が あって、根の先のほうの小さな孔で、あごの骨の中の神経や血管とつながっています。この歯髄が、むし歯(う蝕 )や外傷で、細菌の感染を受けたような場合には、歯がひどく痛んだり、歯肉が腫れたりします。このような時に、 もしその歯を救い、さらに長い間機能させたいと思うならば、歯髄の一部や全部を除去して歯を残すような治療 をしなければなりません。そこで、歯内療法が行われるのです。
 一般には、歯の神経の治療と言われ、歯を支える土台としての根(根管)の処置なので、根管治療(コンカンチリョウ)という治療法を行います。 歯を保存したいという気持ちと、そのための良い方法を探究し続ける努力から生まれたこの『歯内療法(根管治療)』により、 みなさんの歯を更に長生きさせることができます。
                                ※歯内療法学会ホームページより引用


歯内療法はとても難しい処置で治療技術も医院格差が大きく失敗した場合歯を失うことにもなってしまいます。現在処置内容はだいぶグローバルスタンダード化されてきており、診断にCTを用い処置に手術用顕微鏡(マイクロスコープ)、それに付随する器具を用いて成功率が高くなっています。当クリニックでもこの方法を採用し良好な結果を出しております。根管治療でお困りの方はお気軽にご相談してください。抜歯を避けることができるかも知れません。

3月9日に昭和大学上條講堂にて、第13回日本歯周病学会関東9大学・日本臨床歯周病学会関東支部合同研修会が行われました。
”上皮下結合組織による歯周組織の改善”というテーマで発表をさせて頂きました。
大学関係の先生が多い中、多くのディスカッションが出来大変勉強になりました。


こんにちは、院長の望月です。2013年5月23日~26日に第9回世界歯内療法会議が東京国際フォーラムで開催され、これに参加してきました。


今回この学会が日本で開催されるのは初めてのことで、世界30か国以上から1500人を超える参加者が集まり盛大に行われました。

歯内療法とは歯の根の中の管に関した治療のことで、一般には歯の神経の治療と言われています。
根の中は非常に複雑になっており、ちょうど木の根っこのようになっていますので一度感染するとすべての細菌を除去することは非常に難しくなります。さらに根の中の管の大きさは1ミリ以下のため肉眼で内部の汚れを確認することは不可能になり治療を行っても細菌が取り残され再発する危険性が高くなります。その結果、歯の寿命を短くしてしまいます。最近では肉眼で確認できない部位にはマイクロスコープを用いて見えるようにし、複雑な根管形態に対しては専用の器材や薬品が開発され、以前より治療の成功率が高くなってきています。今回も最新の技術・研究・専用器材が発表され、朝から晩まで講義を聞き続けたハードな4日間でしたが、大変多くのことを学ぶことができました。当クリニックでも少しでも長く歯を残せるようマイクロスコープを導入し、専用器材を用いた歯内療法を行っていますが、さらに精度を高められるようこれからも努力していきたいと思っています。

こんにちは、院長の望月です。
3月30・31日2日間、第10回日本顕微鏡歯科学会にスタッフ全員で参加してきました。


1年に1回行われるこの学会には全国の顕微鏡歯科治療を行っている医院の関係者が集まり、症例発表や最新の治療法、研究結果の報告などを行っています。

今回はスタッフ全員で参加することができ2日間顕微鏡漬けでたくさんのディスカッションをすることができました。当クリニックで日々行っている臨床で何故顕微鏡を用いるのか?顕微鏡を用いることによって患者さんに多大なメリットがあることなどのコンセンサスの一致を得ることができ、さらにクリニックの結束力を増すことができたと感じています。私はこの学会で1度症例発表を行っておりますが、今後スタッフによる発表ができるよう努力していきたいと思っております。

昨年受験した日本顕微鏡歯科学会認定医の試験に合格しました。

これからもさらに技術の向上に励み確実・低侵襲で効果の高い処置を提供させて頂き、皆様の健康維持に貢献したいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

2013/01/29 20:27

新年会

こんにちは、院長の望月です。
今年は、2年前より計画していたクリニックのリニューアルをやっと完成させ、気持ち良くスタートする事ができました。昨年中は、院長・スタッフ共に患者さんに快適で自分達が働きやすい環境づくりのためにはどのようにクリニックを改善していくのが良いのかを何回も話し合い、設計士・メーカーの方々と相談してきました。完成し以前より更に使いやすく、患者さんにより質の高い医療が提供できるようになったと思います。私のクリニックのスタッフは全員が本当に協力的で常に支えてもらっており心から感謝しています。毎年年末に忘年会を行っていましたが、とても忙しかったので今年は新年会を行いました。
おいしいスペイン料理を頂きながら盛り上がりました。

今年も患者さんに安心して治療・メンテナンスを受けていただけるようスタッフ一同努力していきますのでどうぞ宜しくお願い致します。

こんにちは、院長の望月です。
先日、第10回名古屋GCマイクロネットワークに講師として参加してきました。

マイクロネットワークには、過去2回講師を務めさせて頂きましたが、毎回受講生の先生方から多くの質問を頂き、私自身も大変勉強になっています。これからも更なる技術の習得に励み、皆様にも有意義な情報を提供できるように頑張りたいと思います。

こんにちは、院長の望月です。
GC名古屋支店においてマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の講演をさせて頂きました。今年は実習中心に行いました。


当院でマイクロスコープを歯科治療に導入して4年が経過しました。顕微鏡を用いて歯科治療を行う事は一般的ではなく、特殊技術を必要とするためごく限られた人によって行われています。現在、大学でも教えられていないため卒後様々な研修を受けてこの技術を身につけなくてはなりません。私も4年前から国内外の研修を受講し、現在も更に発展できるよう日々勉強をしています。
導入当初はマイクロスコープの使用頻度はほとんどありませんでしたが、現在では一日中使用するほどになり、私にとってはなくてはならない道具になりました。

今回、4年間勉強してきた技術を顕微鏡導入間もない先生にお伝えさせて頂きましたが、明日からの臨床に少しでもお役にたてれば幸いと思っております。

2012/03/27 20:35

お知らせ

先日、ブログで記載させていただきました、第9回マイクロネットワーク 「マイクロスコープを最大限に活用するには」の講演会が7月1日(日)に延期になりました。
宜しくお願い致します。

院長の望月です。
昨年に引き続き今年もマイクロネットワークで講師を努めさせて頂きます。


昨年は主に臨床についてお話をしましたが今年は実習編ということで、マイクロのポジショニングを中心に少人数で患者、術者、アシスタントを全員が交代で行います。
当クリニックでは2年程前よりマイクロスコープを中心に精密な治療を行っております。
日本全体としてはまだまだ使用している医院は少ないのですが、今回のセミナー等を通じて一人でも多くの先生とマイクロスコープを用いる治療について多くのディスカッションが出来る事を楽しみにしております。

2011/12/29 22:00

ごあいさつ

寒い日々が続いておりますが、今年も残りわずかとなりました。
望月デンタルクリニックは、今年もたくさんの方々に支えられ無事に終えることができました。来年も、良質な医療・情報を提供できるようスタッフ一同日々努力をしていきますのでよろしくお願い致します。

2011/12/13 21:10

DENTISTRY,QUOVADIS?

院長の望月です。
12月10.11日に東京にて「DENTISTRY,QUO VADIS?」というセミナーに参加してきました。

今年は、前年度に引き続きインプラント治療について取り上げられ、”成功するインプラント治療のためのBone Biology”Osteoimmunologyを知るというタイトルで基礎研究者と臨床医により講演が行われ、その後参加者全員にてディスカッションが行われました。
埋入されたインプラントを長期間良好に維持するためには、チタンと顎骨の両面に関して熟知していなければなりません。
骨代謝分子メカニズムに関して、私が大学時代に学んだ内容はもう古い物になっており、骨芽細胞・骨細胞・破骨細胞や様々なサイトカインについて最新の情報を教えて頂きました。それ以外にも、骨のモデリング・リモデリン・顎骨壊死・再生療法の用いる異種タンパクについて、免疫系と骨代謝系など2日間まさにBone biologyの日になりました。
普段基礎研究の内容に触れる事があまりないため、年に1回行われるこの学会は私にとって大変有意義なものであります。


松本歯科大学総合歯科医学研究所長、
大学院歯学独立研究科長 硬組織疾患制御再建学講座 
機能解析学ユニット 教授 が講演されています。


東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
分子情報伝達学 教授 が講演されています。


研究者と臨床医とのディスカッションが行われています。

2011/12/03 13:00

日本歯科顕微鏡学会

院長の望月です。
11月26.27日 日本歯科大学 富士見ホールにて
「第8回 日本顕微鏡歯科学会学術大会」が開催され、スタッフと共に参加をしてきました。
今回の学会には、400人以上の参加者が集まり、会場では立ち見が出るほどの状態で、顕微鏡歯科の関心が年々高まっていることを実感しました。


学会内容は、ペリオワークショップにて、私の師匠の秋山勝彦先生が「Modern Perio Final」と題し、先生の数多くのオリジナルテクニックの手術をハイビジョンカメラで撮影したものを初公開され、詳細に解説していただき、あまりにもハイレベルな技術に参加者はくい入るように見ていました。また、先生の歯科医療に対する想いも語られ講演終了後に会場からスタンディングオベーションが起こり最高の盛り上がりをみせました。私自身、この場に居られたことを歴史の1ページのように感じとても感動しました。

特別講演では、長野県開業の天川丹先生が「マイクロスコープ視野下における垂直歯根破折歯の新規保存療法」と題し講演され、これもマイクロスコープでしか行えない精密な処置であり、今後の破折歯の保存に大きな可能性を感じました。

衛生士セッションでは、衛生士がマイクロスコープを臨床応用されている内容を発表され、当クリニックの衛生士もとても刺激を受けたようです。

ドクターがマイクロスコープで診査・診断・治療を行うのであれば、衛生士もマイクロスコープを使用し同じ目線で処置にあたることは、総合的に治療の質の向上につながると思います。当クリニックには、このマイクロスコープが1台しかありませんので来年には、衛生士用のマイクロスコープを用意していきたいと思います。

最後に、一般講演で私も「顕微鏡を利用した低侵襲な根面被覆術」と題し、今年最後の講演をさせていただきました。

今回は、スタッフ以外に私の父も講演を聞きに来てくれ、今までより緊張しましたが、父にとても良かったと言ってもらえほっとしました。

来年も、マイクロスコープを使用した技術の向上にスタッフ一同精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。

院長の望月です。11月10日~17日にアメリカ フロリダ州マイアミで行われた
「第97回アメリカ歯周病学会」に参加してきました。
アメリカ歯周病学会は世界最大かつ、最高権威の歯周病学会で
世界各国から臨床家のトップリーダーが集まり、講演されました。

参加者は2000人以上でした。











日本でも一緒に勉強をしている仲間の先生方です。


食事はこのような感じで毎日コーラが出てきました。


         最新の技術の勉強、リサーチ等をする事ができ、現在私が行っている診療レベルと比較することができました。今回、学んだ新たな技術を今後の診療に活かせるように精一杯努力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

院長の望月です。11月6日に行われた株式会社ハーマンズ主催の「マイクロエンド世代のベーシックエンドドンティックス」に参加してきました。


アメリカからSamuelI.Kratchman先生、日本から森 克栄先生をはじめ、セミナーでお世話になった寺内 吉継先生などエンドのエキスパートの先生の最も良質なエッセンスを1日凝縮して勉強しました。
マイクロエンドに関しては日本もグローバルスタンダードな治療内容であることが再確認できました。
明日からアメリカ歯周病学会に参加のためマイアミへ出発します。今度は歯周病治療についてしっかり勉強していきたいと思います。帰国後、またブログにて報告させていただきます。
その間クリニックは通常通り診療しております。患者さんには大変ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願い致します。

2011/11/02 23:24

All-on-4

院長の望月です。
10月28.29.30日に東京で行われた「All-on-4」というセミナーに参加してきました。

「All-on-4」とは、従来のインプラント治療ではインプラント埋入後仮歯が入るまで数カ月かかっていたものが、片顎最小4本の埋入で固定性の仮歯を1日で入れられる術式です。
この術式はポルトガル・リスボンのDr Paulo Malo(パウロ マロ)によって開発され、世界各国のMaloクリニックで行われています。今回世界で第21番目のMaloクリニックが東京の銀座にOpenしました。
素晴らしい設備の中3日間朝から晩まで講義、ライブOpe見学、ハンズオンを受講し、とてもハイスキルな内容に必死で勉強しました。
下尾、木村、渡辺先生他、Maloクリニックのスタッフの方々に心から感謝しております。

私のクリニックでも同じレベルで治療が行えるよう準備を進めていきたいと思っておりますので、皆さん楽しみにしていて下さい。

                 ライブopeを別室で見ている所です。

          終了証を頂いている所です。下尾先生ありがとうございました。



          最後にMaloワインで乾杯です。皆さんお疲れ様でした。

院長の望月です。10月23日に東京で行われた「マイクロスコープの扉の向こう~これからの歯科医師の新たなる常識である顕微鏡を用いた臨床を検証する~」というセミナーに参加してきました。

マイクロスコープを用いて様々な分野の先生の講演を聞く事ができました。技術的な点も大変勉強になりましたが、ある先生が言っていた「マイクロスコープを用いるのは歯科医療の良心であり、使わないのは目を背けている行為である」という言葉が心に残りました。

院長の望月です。今回は10月20日に東京で行われた歯内療法のセミナーに参加してきました。講師の先生は、歯内療法のスペシャリストの寺内吉継先生です。


歯内療法とは、主に歯の内部にある根管の治療の事を指します。虫歯が進行した結果、神経を取らなくてはいけなくなったり、一度治療した歯が再び感染を起こし、根の治療をやりなおしたりする事です。この治療を受けられた方は大変多いと思います。この治療はとてもハイレベルな技術を要求されるものでありますが、現在日本で行われている処置内容は世界的にもアジア圏内でもかなり遅れている内容です。ほとんどが虫歯→抜髄(神経をとる治療)→感根治(治療した所が再び感染)→抜歯の流れで歯を失います。こうならない様にするためには、虫歯にならない事は当然ですが、神経の治療を最初に行う段階で感根治に移行しない様しっかり治しておく事が大切です。
今回、この治療がとても高い成功率で行われているアメリカ式の歯内療法を学んできました。アメリカには歯内療法を専門に行うクリニックが多くありますが、日本ではまだとても少なく寺内先生はその1人です。治療のkeywordはマイクロスコープ・CT・ニッケルチタン・垂直加圧根充などです。当院でも長持ちする歯を提供するために、ご希望の方に自由診療
にて行っております。
根の治療でお困りの方はお気軽にご相談してください。

院長の望月です。今回は10月16日に名古屋で行われた「第8回マイクロネットワーク」に講師として参加させて頂きました。
今回はマイクロスコープの使い方について実習も交えて行い、参加された先生方ととても良い雰囲気の中、日々の臨床で悩んでいる事などディスカッションをさせて頂き、とても充実した1日となりました。

講演中です実習中です

マイクロスコープの普及率は全国で5%程度という事でありますが、年々増加傾向にあり10年後位には歯科治療もマイクロスコープを使う医院と使わない医院に分かれると思われます。当院では、ほとんどの治療にこの装置を用いて精密な治療を心掛けています。

院長の望月です。9月23.24日の2日間、私が普段臨床で用いているインプラント(BIOMET社の3i)のミーティングに参加してきました。 今回のテーマは、「Research and Technology Forum-20年後を見すえ、患者QOLに応える-」ということで、国内外から3Iユーザーの先生が講演をされました。
インプラント治療の長期維持安定を求め、インプラント周囲の組織の基礎的な事項から、最新のテクノロジーを用いたインプラントの術式の紹介まで自分が用いているインプラントの特性などを開発者などから、直接聞く事が出来大変勉強になりました。
今回のミーティングでは、私の恩師である静岡県浜松市で開業されている、石川歯科の石川知弘先生も「CAD/CAMテクノロジーを応用したインプラント治療」というタイトルで、診査→診断→手術→補綴の流れまで綿密な治療計画を基にコンピューターを応用して、精度の高い治療が行われておりました。更に、それにサポートするように、茨城県で開業されている、KNDラボの中島清史先生がすばらしい補綴物を作製しているのに改めて脱帽でした。私も少しでも近づけるよう努力していきたいと思いました。
インプラント治療は、欠損補綴のオプションとして大変有効な処置でありますが、術者・患者さんと共に慎重に対応しなければならない点が多くあるのも現実です。
これからも安心してインプラント治療を提供できるよう学び続け、来年は海外で開かれる学会にも参加してみたいと思っております。

2011/09/02 21:16

食欲の秋


ついこの間まで暑かったのがだんだん涼しくなり、果物がおいしい季節になってきました。今回は患者さんからぶどうを頂きおいしく頂きました。これを活力に明日からまた、頑張りたいと思います。ありがとうございました。

2011年2月20日(日)

第34回中部日本デンタルショーが名古屋で行われ、歯科医療メーカー・株式会社GCの展示ブースにて歯科用顕微鏡の活用の仕方について講演とデモンストレーションを行ってきました。





歯科用顕微鏡は、近年大変注目されている道具で、当日はたくさんの方に聞いていただきとても緊張しましたが、大変貴重な経験をさせていただきました。歯科用顕微鏡を導入されている医院はまだ多くありませんが、これからも一人でも多くの先生とお知り合いになり情報交換をさせていただき質の高い医療を提供できるよう頑張りたいと思います。


スタッフが応援に来てくれました。

11月3日、スタッフがオワフ島カワイアハオ教会にて挙式を挙げました。お相手は、歯科医師でゆくゆくは埼玉で開業する予定だそうです。
彼女は、約1年9カ月前から当クリニックに勤めていますが、他のスタッフからの信頼も厚く、診療中も患者さんとの笑い声が絶えず、周りに気を配れるベテラン衛生士です。家事と仕事との両立をこなし幸せいっぱいの家庭を築いていただきたいです。お幸せに❤

12月4、5日に東京の野口記念会館にえ第13回Dentistry,Quo Vadis?「信頼される歯科医療とは-安心できるインプラント治療をめざして-」というシンポジウムに参加してきました。このシンポジウムは2002年より行われており、一般臨床医と基礎研究者が一つのテーマをいろいろな角度から議論することにより、最終的に一つのコンセンサツを得ることを目的に行われている珍しい学会です。今回は、インプラント治療について「Osseointegration 骨結合」のメカニズムを中心に議論されました。
私の大学の先輩である松本歯科大学口腔生化学教授の宇田川信之先生も「ヒト骨髄・歯髄細胞由来細胞の骨再生への応用に関する問題点」についてすばらしい発表をされました。
この学会に参加して、経験を基盤にした歯科医学から生物学的メカニズムを基盤とした歯科医学へシフトしていくことの重要性を学ぶことができました。

2010/12/01 22:30

AMDE報告

11月4、5、6日の3日間、米国カリフォルニア州サンタバーバラにおいて開催されたAcademey of Microscope Enhanced Dentistry(AMED)の第9回年次学術大会に参加してきました。AMEDは、マイクロスコープを診療に活用している歯科医師が集まり設立された世界的な学会で、今大会は、米国、日本など13カ国から168名が参加していました。
マイクロスコープの臨床応用は、1920年代に医科から始まり1990年後半より歯科で用いられるようになりました。歯科の治療には細かな作業が多く今まではミクロの治療をマクロの視野で行ってきましたが、マイクロスコープを用いることにより拡大した視野でより繊細に確実な処置が行えるようになりました。しかし、マイクロスコープを使いこなすためには各処置に合わせた技術訓練が必要になります。今回世界の著名なマイクロスコープの臨床医の講演を3日間も聞くことができ大変充実した日々でした。

大会初日の夜にはWelcome Receptionが開催され、今大会が行われたDouble Tree Resort Hotelの会場には80年から90年代のロックやポップサウンドが流されディスコ会場のようになりAMEDメンバーとゲストが踊り楽しみ親睦をはかりました。このダンスパーティーは毎年恒例のようですが、日本の学会では考えられません。


   会場のホテルの前の海岸です。
  長野では見られない景色です。

2010/10/13 0:08

国際歯科大会

10月8日から10日までの3日間、横浜市のみなとみらいにあるパシフィコ横浜で行われた第6回日本国際歯科大会に参加してきました。この大会は、4年に1度行われる日本で最大の歯科大会です。

50名の海外演者、300名以上の国内演者の最新の臨床研究・新しい技術・材料などを知ることができ、また、歯科医療の動態や自分の現在のスキルが世界と比較してどうなのかということを把握することもでき、学ぶことの多い3日間になりました。



日本の保険治療の内容は、30年前から変わっていないものが多く、海外と比較すると先進国とは思えない内容になっているのが現実でしょう。治療の選択肢が多い自由診療では、歯科用顕微鏡・CT・CAD/CAM・超音波機械などにより、より正確な診断と低侵襲な処置が行えるようになっています。そろそろ今までの歯科治療の考えを変えていかないと後で大きな後悔をすることになりそうです。
当クリニックでは、インプラント治療、抜歯処置のように歯槽骨を触る処置に際し、従来の骨を削る道具では患者さんへの侵襲が大きいため最新の超音波を用いたピエゾサージェリーを2年前より使用しています。今回の歯科大会でこの装置の開発者であるDr.Tomaso Vercellotiのレクチャーを聞くことができました。Drの講演は以前にも聞いていましたが改めてピエゾサージェリーの有効性を知ることができました。

また、今回の歯科大会には勉強熱心な方が多く集まり、私が以前勤務していた石川歯科のスタッフやスタディーグループの先生にもたくさんお会いすることができ、朝から晩まで充実した時間を過ごすことができました。

2010/07/27 23:27

講習会

7月24、25日(土、日)東京にて
私が所属する日本歯内療法学会の学術大会に参加してきました。歯内療法とは、歯の内部の治療で主に根の中の管に関した治療を行うことです。この処置は、大変難しく、この治療のみを行う専門医が存在するほどです。私も、専門医と同等の技術を習得すべく日々勉強しています。
今年は、この処置の勉強のためにアメリカに行く予定になっています。


7月4日(日)秋山勝彦先生主催の第4回Aliceシンポジウムが東京で開かれ「歯肉退縮への対応」という演題でケースプレゼンテーションをさせていただきました。150人以上の参加者を前にして大変緊張しましたが、無事に終えることができました。

6月5、6日(土、日)山梨県にて秋山勝彦先生のセミナーに参加してきました。

今回は、顕微鏡(マイクロスコープ)のポジショニングの勉強を2日間教わってきました。参加者の中には歯科衛生士もおり、歯科衛生士がマイクロを使用することにより今まで見えていなかった世界が見えることで歯周病治療、メンテナンスの質も飛躍的に向上すると思います。マイクロスコープはこれからの歯科医療において必須の道具になるのは間違いありません。当クリニックでは、少しでも患者さんに質の高い医療が提供できるよう今後もマイクロスコープの技術向上のため多くのセミナーに積極的に参加しようと思っております。

5月16日(日)東京にて世界的に活躍されている歯科技工士の山本尚吾先生のデンタルフォトセミナーを受講してきました。
歯科治療では、患者さんの口腔内の状態を記録・保存して病気の診査・診断のため、また、人工の歯を作製するにあたり歯科技工士に口腔内の情報を伝達するために一眼レフカメラを用いて撮影を行います。しかし、きれいに撮影するのはとても難しく、同じ診療室内でも場所によっては明るさが違うためカメラの撮影条件を瞬時に変えていかなくてはなりません。よってカメラの特性を十分理解している必要があります。今回、カメラの基本性能から撮影の技術まで丁寧に教えていただきました。当クリニックには、一眼レフカメラが3機ありますがさらに1機最新機種を購入してきました。これを使いさらにきれいな写真が撮影出来るよう頑張りたいと思います。また、今回は、普段一緒に仕事をしている歯科技工士の木南さんと一緒に参加しました。患者さんに質の高いものを提供するためには、歯科医師と歯科技工士が共に同じ目標に向かいお互いの役割を十分発揮できるように質の高い情報を共有する必要があります。その一つが写真撮影です。帰りの車の中でもどのようにしたら患者さんに喜んでもらえるものが作れるか話は絶えませんでした。

2010/05/12 0:10

☆歓迎会☆


当クリニックに新しいスタッフが入りました。
歯科医師1名と歯科助手1名です。
院長を含め7人で、患者さんのお口の健康を維持できるよう今後も精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

2010/04/23 21:00

3月の講習会報告④

3月27、28日(土、日)
マイクロスコープの第一人者である、秋山勝彦先生が主催する、
第1回 MATI Dental Athlete Symposium で発表をしてきました。
10名の先生が日ごろの成果を発表し、その中で優秀歯科医師に選ばれました。




これからも、マイクロスコープを用いて、患者様により良い治療を提供できるように頑張っていきます。



2010/04/22 21:03

3月の講習会報告③

3月21、22日(日、月)
第2回 ALICE デンタルハイジニストトレーニングキャンプに参加してきました。

この写真は、一緒に勉強している仲間たちで(他にも10名程います)中心にいらっしゃる秋山勝彦先生が主催する衛生士向けの勉強会です。今回は、咬合論ついて講義していただきました。難しい内容ばかりでしたが、日々の臨床で少しずつでも理解できるように頑張りたいです。

2010/04/18 0:26

3月の講習会報告②

3月14日(日)
5-DJapan 第1回 総会に出席しました。

5-DJapanとは、師匠である石川知弘先生をはじめ、北島一先生、福西一浩先生、船登彰芳先生、南昌宏先生の5名のスペシャリストが立ち上げたスタディーグループです。
今回の総会は、参加者が携帯電話を使って設問に答える(4択)という新しい方式で、参加者が選んだ答えが統計されて発表されるので、他の先生方の考えも確認できとても勉強になりました。

2010/04/16 12:48

3月の講習会報告①

3月7日(日)
日本歯科審美学会が主催するセミナーに参加してきました。
 
白い歯・歯美人・素顔美人という題材で4名の先生が講義をされました。
今までただ単に歯を白くする=審美歯科と考えていた所がありました。ホワイトニングは、歯を白くすることでその人自身が自分に自信を持てるようになり、明るくなり、積極的になり、そして、内面から美しくなれるためのツールだと感じました。歯を白くする=健康美でもあることに気づかされました。

1月17日(日)東京にて今年初の講習会に参加してきました。
今年もたくさんの講習会に参加したいと思っております。                      今回は、日本を代表する4人の歯内療法専門医が集まり講演をしました。
歯内療法専門医とは、虫歯が進行した歯の保存処置や炎症が神経まで及んでしまった根の治療を専門に行う人のことです。
私も日々、この内容の処置を行っていますが専門医が行う内容と同じクオリティーを皆さんに提供できるよう日々努力しています。やはりここでもマイクロスコープは必須であります。
当クリニックにも、この先生方が使用しているものと同じマイクロスコープを使用しています。現在、私の診療にはなくてはならない道具であります。

10月30、31日、11月1日の3日間、東京でAMED(Academy of Microscope Enhanced Dentistry=国際マイクロスコープ学会)が開催されました。


我々は、目で見える所しか治療が出来ません。今まで、肉眼の範囲で出来る処置を行ってきましたが肉眼の25倍の拡大で見ることが出来るようになると今までとは別世界が見えてきます。しっかり見えるということは、治療の精度に間違いなく影響してきます。




  

今回、世界の著名な歯科医師がマイクロスコープを用いて行った治療を見ることができました。
これからの歯科治療にマイクロスコープは必須の道具になるでしょう。





11月7日 兵庫県にてMEAWを受講してきました。


不正咬合になる原因を人類の進化の過程から説明していただきました。原因の分からないものは予防のしようがありません。原因をつきと   めるためには診査・診断が大切になります。
当院で使用しているMEAWテクニックの応用範囲の広さを再確認しました。




11月8日 東京で行われたデンタルショーに行ってきました。


現在の最新技術、これからの方向性を知るためにデンタルショーに参加しました。CTを用いた診査・診断、マイクロスコープを用いた治療の質の向上、CAD/CAMを用いた補綴処置が多く見られました。
当院でも、少しでも患者様に喜んでいただける医療を提供できるように努力していきます。

松本市両島の望月デンタルクリニック 院長 望月です。

当クリニックのホームページ公開を機にブログを始めることになりました。
このブログを通じて、少しでも皆さんの「歯」の健康のお役に立てればと思っていますので、よろしくお願いします。