こんにちは、歯科医師の小林です。

2月25日名古屋市で行われた井野泰伸先生の顕微鏡セミナーに参加してきました。
今回の講演は「顕微鏡で見えるもの・できること」でした。


講演では顕微鏡を用いた歯内療法、コンポジットレジン修復についてのお話がありました。
通常の治療は歯内療法にせよ虫歯治療にせよ、
すべてが見えている状態ではないため、
知識と想像により手探りで治療を行っているのが現状です。
そのため削る必要のない部分も削ってしまったり、
また削らなければならないところを見逃してしまい、
感染源が残ってしまう問題も多々あります。
こういった問題を解決するために顕微鏡(マイクロスコープ)は大変有用です。
また、マイクロスコープを用いることによるデメリットなども学べ、
その対処法を再度考える良い機会となりました。

当院には幸いにもマイクロスコープも、
マイクロスコープを用いた時のデメリットを解消する道具も用意されています。
それらをしっかり使いこなし、より良い治療を患者さんに提供できるよう、
これからも更なる知識・技術の向上に研鑽していきたいと思っております。