赤ちゃんから大人までアレルギーの総合診療 CLINIC(公式サイトはminocl.com)
新時代のアレルギー診療に、長い経験、最新知識、地域アレルゲン調査、デジタル機器、チーム力で臨みます。

【ダニアレルゲン対策の基本その3】ダニ対策は非常に重要だが、それですべてでは…
【アレルギー性鼻炎のツボ】8月下旬以降の涼しい朝には、くしゃみ…
【ぜん息克服への道】ぜん息も上述の鼻炎のアレルゲンと共通で、気温の低下で…
【めざせ! スキンケアの達人】コオロギの声を聞いたら、もう既に肌の乾燥が…

【ダニアレルゲン対策の基本その3
◆ダニアレルゲン対策は非常に重要ですが、それですべてではありません。ダニは非常に重要なアレルゲンであり、ダニアレルギーによるぜん息や鼻炎は大量のダニアレルゲンがある室内で暮らしていると治療期間が延びるばかりです。
◆しかも、常に身近にあって吸い続けているので、カーペットの上にいても、ダニの多いふとんで寝ていても、そのときに急激な症状が出るわけではなく、風邪をひいたときや、秋口など気温が急に下がったときに症状がでます。
◆一方、ダニアレルギーを持っている人のほとんどは、ペットや花粉などにもアレルギーになっています。ダニ対策は非常に重要ですが、アレルゲンのペットや花粉の対して無策では症状の改善は望めません。
◆自分や家族のアレルゲンの全体像については、数年ごとに血液検査をうけて正確に知っておき、過不足のない総合的な対策をたて計画的に実行しましょう。ダニ対策の詳細はリンク先へ 

【アレルギー性鼻炎のツボ】
◆ダニ・カビ・ペットなどのアレルゲンに感作されてアレルギー性鼻炎が慢性化している人は、8月下旬以降の涼しい朝には、くしゃみ、鼻水が出やすくなり、夜は鼻粘膜がむくんで鼻づまりが目立ってきます。
◆長い花粉症シーズンもすでに後半戦に入っています。8月上・中旬に水稲(イネ)花粉症でつらかった方が例年より多かったのは、降雨が非常に少なかったためかと思われます。
◆8月下旬になると、秋の雑草花粉症がはじまります。オオブタクサが川原や空き地などで咲き始めます。9月にはどこにでも生えているヨモギが開花するので、速やかに服薬を開始しましょう。

【ぜん息克服への道】 
◆ぜん息のアレルゲンも上述の鼻炎のものと共通ですので、気温の低下でまず鼻症状が出て、ひきつづいて、長期管理薬が不十分な人では、咳、喘鳴の順番でぜん息発作がおきることがあります。また、秋に発作が多いのは、学校、保育園が再開されて、普通かぜの流行がおきることが関係していると言われています。 ◆これからの時期、特に小学生以上では、本人も家族も気づかないうちにわずかな発作が起きている場合がよくみられます。秋は必ず月に1回(以上)定期受診し、丁寧に聴診してもらうようにしましょう。風邪をひいた時も同じです。

【めざせ! スキンケアの達人】
◆コオロギの声を聞いたら、もう既に肌の乾燥が始まっていると思いましょう。乾燥が進まないうちに浸透型の保湿剤を全身にたっぷり使用しましょう。もし掻きこわしやザラザラした部分があれば、その部分に保湿剤を使用する前に、炎症を取る塗り薬で治しておきましょう。
◆運動会の練習や観戦で長時間の外出をする場合、日よけや日焼け止めを使用しましょう。ただし、皮膚に炎症が見られる部分には日焼け止めを塗ることはできませんのでご注意を。

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

このエントリーのトラックバックURLを表示