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【めざせ! スキンケアの達人】蚊に刺された時に腫れてしまうことにもアレルギーが関与して・・・・
【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】梅雨の晴れ間に牧草の花粉飛散がありますが、7月下旬までは花粉飛散は・・・
【ぜん息克服への道】ぜん息のコントロールを良好に保つために長期管理薬を医師の指示通り続け、煙など・・・

【めざせ! スキンケアの達人】
◆蚊に刺された時に腫れてしまうことにもアレルギーが関与しています。蚊刺されの対策には、外出時に虫よけ剤を使用すること、室内では蚊取り製品を使用することです。
◆小児に使用して安心な虫よけ剤は、イカリジンを成分としたものですが、やぶ蚊(ヒトスジシマカ)には1時間ほどしか効果を示さないので、公園等では頻繁に使用する必要があります。
◆生後6か月以上であれば、体の部位によっては、より効果が高いディート(DEET)が使用できます(年齢によって回数制限あり)。取説をよく読んで使い分けましょう。
◆スプレー式のものは吸い込む可能性があるので、子どもだけで使用することはせず、大人が手に取って塗るようにしましょう。
◆アセモ対策は、まずおしぼりで押さえて汗をとることです。痒みや皮疹が治りにくい場合は湿疹化していることがあります。その場合は炎症を治す塗り薬を使用します。
◆梅雨の晴れ間には、曇りでも外出時に紫外線対策用品を使用しましょう。

【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】
◆梅雨の晴れ間に牧草の花粉飛散がありますが、7月下旬までは花粉飛散は少ない見込みです。8月前半に花粉症が出る水稲花粉症の人は、7月下旬には服薬を準備しましょう。
◆起床時から目の痒みや鼻づまりが目立つ場合は、ダニ・カビ・ペットなど室内のアレルゲンによることが多いです。自分のアレルゲンについて知らない小学生以上の方は、血液検査を受けることをお勧めします。ダニアレルギーやスギ花粉症であれば原因療法として舌下免疫療法をお勧めします。
◆なお先月号の「真犯人を探せ」の答は、容疑者C(いねか牧草氏)です。

【ぜん息克服への道】
◆ぜん息のコントロールを良好に保つために長期管理薬を医師の指示通り続け、煙などぜん息を悪化させる要因を避けましょう。特に花火の煙は危険ですので、手持ち花火はやらないようにしましょう。花火を安全に行う方法は診察室でお尋ねください。
◆換気の悪い場所で、虫よけ、制汗剤などのスプレーを使用するのは避けましょう。
◆カビ取り剤は塩素を使用しているものが多く、ぜん息の人が使用するのはリスクが高いので、呼吸器疾患のない大人が換気に気を付けて取り扱うようにしましょう。
◆エアコンのフィルターの掃除は、ぜん息の人が部屋にいない時を狙って、定期的に行いましょう。

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