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【インフルエンザの予防】当院でのインフルエンザワクチンの接種は10月4日から開始しています。
【ぜん息克服への道】新型コロナへの感染症法上の位置づけが5類に変更されて以降、初めて・・・
【めざせ!スキンケアの達人】10月になり最低気温が急激に下がり、湿度も低下しています。急に皮膚の乾燥・・・
【アレルギー性鼻炎のツボ】来春のスギ・ヒノキ花粉予測が気象協会から発表になっています。関東甲信地方は・・・

【インフルエンザの予防】
◆当院でのインフルエンザワクチンの接種は10月4日から開始しています。休日の接種は11月5日からになります。。早めの接種をおすすめします。
◆詳しくは、リンク先をご覧ください。

【ぜん息克服への道】
◆新型コロナへの感染症法上の位置づけが5類に変更されて以降、初めての秋を迎えます。 コロナ禍で感染症が減っていた反動で、今年は園や学校で昨年よりもさらに感染症が多くなっています。そのため、ぜん息が悪化するお子さんがコロナ流行以前とほぼ同じになった印象です。
◆吸入薬や内服などの長期管理薬を適切に使用していると入院になる事例はほとんどありません。一方、服薬がおろそかになっている場合は、夜間急病センターなどへの受診が多くなっています。
◆園と一部の学校では、焼きいも会の季節です。煙の直撃は避け、風上にいるか、煙がなくなるまで室内から見ているのがよいでしょう。離れていても風下にいるのは避けなければいけないことを、保育士さんに伝えましょう。
◆農村部では野焼きが増える季節です。窓を閉める、早く立ち去るなど、煙を吸わないよう最大限の努力をしましょう。
◆秋の長距離走やサッカーでは、発作がない状態ならば、普通に練習に参加してみましょう。全力で走っても発作を起こさない予防法については、病状によって異なるので、診察時に医師とよく相談しましょう。

【めざせ!スキンケアの達人】
◆10月になり最低気温が急激に下がり、湿度も低下しています。急に皮膚の乾燥が進んだ人が目立ちます。皮膚に盛り上がりや掻きこわしが出てしまった場合には、ステロイド軟膏を使って速やかに修復作業を行い、秋から冬にふさわしい内容と量の保湿剤を使うようにすれば回復は可能です。
◆保湿剤の必要量には個人差がありますが、アトピー性皮膚炎の場合であれば、通常1か月あたり、幼児で200g、10歳で300g、中学生から成人は400~500gくらい必要です。
◆乳幼児の頬の皮膚は秋冬の空気の乾燥に徐々に耐えられなくなり、長時間の外出により肌荒れを起こしやすくなります。治療薬で修復した後、一日1、2回の保湿剤や、外出前に保湿効果のあるUVクリーム(SPF値は20前後でよい)を使用しておくとよいでしょう。

【アレルギー性鼻炎のツボ】
◆来春のスギ・ヒノキ花粉予測が気象協会から発表になっています。関東甲信地方は平年より多いという予報です。今年が非常に多かったので、それよりは少ない見込みですが、平年より多い年は本格的な対策が必要です。
◆スギ花粉症の最強の対策はスギ花粉の舌下免疫療法です。11月に開始すれば来春には効き目が期待できます。5歳以上が対象になります。
◆長野県中部地方においては、今年の花粉は10月下旬以降、飛散が終了になります。10月下旬以降も鼻炎の調子が悪い人のうち、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりが主体のアレルギー性であれば、ダニ・カビ・ペット・昆虫など通年性アレルゲンが関与していると考えられます。
◆ダニアレルギーによる鼻炎は、舌下免疫療法で治療するのが最善策です。ことらも5歳以上が対象になります。すぐに免疫療法が出来ない場合には、ダニを減らす対策に加えて、対症療法薬が必要です。

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