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2月16日(松本市島立)に飛散開始となった今年のスギ花粉は、飛散総数が・・・
「今年は大丈夫かも?」などと油断せず・・・
これまで紫外線による皮膚へのダメージや皮膚がんリスクの増加・・・
UVクリームを使用するのは、頬の一部にとどめ・・・
春は気温の変動が激しく、花粉の影響もあり、喘息発作・・・

【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】
◆2月16日(松本市島立)に飛散開始となった今年のスギ花粉は、飛散総数が「平年よりやや多い」と予測されています。今年は花粉症の症状があまり出ないという声をよく耳にしますが、飛散開始後の3週間で飛散したのは、花粉総飛散量の見込み量の10%未満であり、3月半ばになっても本格飛散になっていません。これは、例年より最高気温が低い日が多く、降雨・降雪日が多かったためであると思われます。今後、春らしい陽気になれば、スギ花粉とヒノキ花粉が同時に飛散する可能性があります。
◆「今年は大丈夫かも?」などと油断せずに服薬を継続し、花粉防護と寝具や洗濯物の室内干しなどを継続しましょう。

【スキンケアの達人】
◆これまで紫外線による皮膚へのダメージや皮膚がんリスクの増加を防ぐために日焼け止めの使用が奨励されてきましたが、これがビタミンDの合成を妨げ、結果として新たな健康問題(免疫機能の低下や将来の骨粗しょう症など)を引き起こす可能性があるとされています。肌が赤くならない程度に適度な日光浴が必要とされており、この時期は1日30分程度がよいとされています。
◆UVクリームを使用するのは、頬の一部にとどめ、顔全体に使用しないでおくか、顔全体に使用する場合は、顔以外の部位を日光に当てるようにしましょう。
◆小学校の低学年から、保湿剤をある程度自分で塗るようお勧めします。高学年になった時点で、ほぼ自分だけで塗ることができるよう、意識的に取り組んでいきましょう。

【ぜん息克服への道】
◆春は気温の変動が激しく、花粉の影響もあり、喘息発作がおきやすい季節のひとつです。新年度に順調なスタートを切るためにも、きちんと服薬しておきましょう。
◆ダニアレルギーがある5歳以上の方には、舌下免疫療法を4-5年間行うよう強く推奨します。他のぜん息治療薬の減量(ときには不使用も可能)につながり、長期的には肺機能の改善にもつながります。

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