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【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】今年のスギ花粉は、3月の低温傾向、月末から・・・
【スキンケアの達人】最近、気温が非常に高い日がありました。保湿剤を体の中心・・・
【ぜん息克服への道】この1年、風邪など呼吸器系ウイルスがコロナ・・・

【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】
◆今年のスギ花粉は、3月の低温傾向、月末からの急な気温上昇に伴って3月末から4月上旬に飛散ピークが来ました。今後はヒノキ花粉が中心になりますが、昨年ほどの飛散数にはならない見込みであり、大型連休頃には概ね終息します。
◆現在まだ症状が出ている場合は、4月末までは服薬を継続し、標準的な対策である、不織布マスク・花粉メガネの使用、寝具や洗濯物の室内干しなどを継続しましょう。
◆非常に軽い人を除き、毎年2月下旬からの初期療法(全年齢)または今年6月以降に舌下免疫療法(5歳以上)の開始を推奨します。スマホのカレンダーに受診予定を入力しておきましょう。

【スキンケアの達人】
◆最近、気温が非常に高い日がありました。保湿剤を体の中心付近にばかり塗っていると、子どもでは腹部や背中に汗疹が出てしまうことがあります。一方で、スネや足先まで塗れていない場合が目立ちます。保湿剤は、体側部、肩付近、四肢の外側を重視して塗りましょう。
◆腹部や背中に汗疹が出る場合、保湿剤の剤形をローションタイプに変更した方がよい場合があります。受診の際にご相談ください。
◆これから紫外線が最も強い時期になります。信州において長時間の外出前に使用する日焼け止めは、SPF値50程度のもの(小児には子ども用)を用意しておきましょう。SPF50では皮膚のトラブルが生じる場合は、SPF値30程度のものを定期的に塗り直すようにしましょう。一方で短時間の外出時には日焼け止めは不要です。

【ぜん息克服への道】
◆この1年、風邪など呼吸器系ウイルスがコロナ禍以前の状態より多く流行していました。 そのため、ぜん息の発症や再発が目立つようになってきました。基本的な治療である、長期管理薬を適切に継続すること、ダニアレルギーの人は舌下免疫療法を併用することが大切です。
◆シラカバ花粉が多く飛ぶ5月にぜん息が悪化することがあります。ぜん息治療をふだんから行っていない軽症の成人の場合に見られることがあります。夜間の咳や呼吸苦、作業時の息切れ等が見られたら、早期に受診するようおすすめします。

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