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現在も花粉症の症状が続いている場合は…
5月になってから症状が強く出る場合…
花粉症の発症は通常2歳以降とされています…
この2年、風邪など呼吸器系ウイルスがコロナ禍以前の状態…
本格的に気温が上昇してくるこの時期は、日中と朝晩
保湿剤を体の中心付近にばかり塗っていると…

【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】
◆現在も花粉症の症状が続いている場合は、引き続き服薬を継続し、基本的な対策である不織布マスクや花粉対策用メガネの着用、寝具・洗濯物の室内干しなどを心がけましょう。
◆スギ花粉症がごく軽症な方を除き、毎年2月下旬からの初期療法、または今年6月以降のスギ花粉に対する舌下免疫療法(5歳以上対象)の開始をおすすめします。受診予定はスマートフォンのカレンダーなどに登録しておくと便利です。
◆5月になってから症状が強く出る場合は、シラカバ花粉症の可能性があります。特に5月下旬に悪化する方は、イネ科花粉症の可能性も考えられます。
◆「体質改善」をうたう根拠不明のサプリメントや健康食品、「花粉を完全除去」とする高額な空気清浄機、さらには“治る”と誤認させる民間療法など、花粉症に関する不確かな情報や商品には十分ご注意ください。
◆【花粉症の発症は通常2歳以降とされています】。生後10か月未満の乳児が花粉症を発症することは、前年の花粉曝露がないことから理論的に考えにくいとされています。医学的に疑問のある説明を受けた場合など、ご不安がある際は専門医にご相談ください。

【ぜん息克服への道】
◆この2年、風邪など呼吸器系ウイルスがコロナ禍以前の状態より多く流行していました。 そのため、ぜん息の発症や再発が目立っています。基本的な治療である、長期管理薬を適切に継続すること、ダニアレルギーの人は舌下免疫療法を併用することが大切です。
◆最近、咳が出ただけで「ぜん息」や「咳ぜん息」と言われて、医療機関からぜん息薬を処方されている方が、年齢を問わず増えています。しかし、咳が数日から1週間程度で改善する軽症の風邪や、アレルギー以外の原因による咳も多く、すべてが「ぜん息」や「咳ぜん息」とは限りません。服用後も症状が長引き、改善しない場合は専門医を受診して、正しい診断・治療を受けるようにしましょう。
◆本格的に気温が上昇してくるこの時期は、日中と朝晩の寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。咳や息苦しさが続く場合には、早めの受診を心がけましょう。

【スキンケアの達人】
◆保湿剤を体の中心付近にばかり塗っていると、子どもでは腹部や背中に汗疹が出てしまうことがあります。一方で、スネや足先まで塗れていない場合が目立ちます。保湿剤は、体側部、肩付近、四肢の外側を重視して塗りましょう。
◆腹部や背中に汗疹が出る場合、保湿剤の剤形をローションタイプに変更した方がよい場合があります。受診の際にご相談ください。
◆これから紫外線が最も強い時期になります。信州において長時間の外出前に使用する日焼け止めは、SPF値30以上のもの(小児には子ども用でSPF30前後)を用意しておきましょう。長時間の場合は、定期的に塗り直すようにしましょう。一方で短時間の外出時には日焼け止めは不要です。

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