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【インフルエンザの予防】接種期間: インフルエンザワクチンの接種は10月8日から開始で、予約受付をすでに始めています…
接種の注意: ワクチン成分によってアナフィラキシーを…
【ぜん息克服への道】ダニによるアレルギー性鼻炎を合併した気管支ぜん息に…
【アレルギー性鼻炎のツボ】来春のスギ・ヒノキ花粉は今年の2倍以…
【めざせ!スキンケアの達人】平年より気温が高く推移している9月ですが、朝晩は涼しくなってきており、皮膚が…

【インフルエンザの予防】
◆接種期間: インフルエンザワクチンの接種は10月8日から開始で、予約受付をすでに始めています。休日の接種は10月26日、11月16日、12月7日の3回を予定しています。県北部ではすでに流行が始まっていますので、早めの接種をおすすめします。
◆接種の注意: ワクチン成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方は受けられません。しかしインフルエンザワクチン(注射)は、医師の判断により、ほとんどの人が接種可能です。ぜん息や卵アレルギーを持つ方も、ほぼ全員が接種可能です。
◆経鼻ワクチン(商標フルミスト)について:2歳から19歳未満で接種可能な生ワクチンです。今年は先着80名限定で行います。【ご注意】人によっては風邪のような症状が出ることがあるため、ぜん息が不調な人は接種できません(ぜん息が非常に安定している場合でも、当院では蓑島医師の許可がなければ接種できないのでご注意ください)。またゼラチンで強いアレルギー症状を起こしたことがある場合も受けられません。以上に該当する方は、注射ワクチンのご予約をお取りください。

【ぜん息克服への道】
◆ダニによるアレルギー性鼻炎を合併した気管支ぜん息に対するダニ舌下免疫療法は、鼻炎だけでなくぜん息への改善効果(長期管理薬の減量や終了が可能に)が明らかにされています。
◆当院でも5歳以上の未成年を中心にダニ舌下免疫療法をお勧めしており、著効または有効と判定できる場合が非常に多くなっています。もちろん成人も同様の効果がみられています。
◆今年の夏は風邪の流行が少なかったのですが、例年秋には鼻かぜの流行がみられ、ぜん息悪化の主要な引き金になります。新型コロナの流行も続いていますので、感染リスクの高い場所では、マスクや手洗いの励行を推奨します。
◆軽い喘鳴や息苦しさ、また早朝や大笑いした際の咳などは、ぜん息不調のサインです。メプチンエアー等の使用で改善する症状があれば放置せず、定期受診よりも早めに診察を受けることをおすすめします。

【アレルギー性鼻炎のツボ】
◆来春のスギ・ヒノキ花粉は今年の2倍以上の飛散量になる恐れがあります。7月の日照時間が非常に長かったため、現時点では来春の花粉量は平年よりかなり多い予想となっています。
◆スギ花粉症の根本治療である舌下免疫療法が、来春に効果を出すためには11月頃までの開始が必要です(5歳以上が対象)。ダニの舌下免疫療法も並行して実施可能です(5分後に2種類目を舌下)。
◆10月中旬頃まで秋の雑草花粉が飛散します。それ以降も症状が出る場合は、ダニやカビなどの通年性アレルギー性鼻炎、または鼻過敏症の可能性が考えられます。秋の鼻アレルギーは、自覚症状からだけでは原因が分かりにくいため、小学生以上では血液検査を推奨します。

【めざせ!スキンケアの達人】
◆平年より気温が高く推移している9月ですが、朝晩は涼しくなってきており、皮膚が乾燥しやすい季節が到来します。保湿剤の使用量を夏の1.5~2倍に増やし、乾燥しやすい部位を重点的にケアしましょう。
◆塗り薬では、内服薬に比べて品質が低いジェネリック医薬品の割合が多いので、効き目が弱いため症状が悪化し、先発品に戻したケースがかなりあります。ジェネリック医薬品の使用で不調な方は、別の加算なく先発品に戻せます。問診時にお知らせください。

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