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【来年のスギ花粉は今年の2倍】
来春の花粉飛散予測が気象協会などから発表になって…
スギ花粉症の最強の対策はスギ花粉の舌下免疫療法です。11月末頃…
【ぜん息克服への道】
気温が急に下がった10月は、幼児のぜん息の新規発症や、小学生以上…
ぜん息は「発作が出ていない=治った」ではありません…
【めざせ!スキンケアの達人】
最近は最低気温が急激に下がり、湿度も低下しています。皮膚に盛り上がりや掻きこわしが出てしまった場合は

【来年のスギ花粉は今年の2倍】
◆来春の花粉飛散予測が気象協会などから発表になっています。いずれも今年の約2倍という予測です。
◆スギ花粉症の最強の対策はスギ花粉の舌下免疫療法です。11月末頃までに開始すれば来春には効き目が期待できます。5歳以上の小児と成人が対象になります。
◆長野県中部地方において、花粉飛散は10月下旬には終了しています。その後も鼻炎が不調である人の多くは、ダニやカビなど通年性アレルゲンが関与していると考えられます。
◆ダニアレルギーにも同様に舌下免疫療法が有効です。まずアレルゲン検査を受けて、原因を調べましょう。

【ぜん息克服への道】
◆気温が急に下がった10月は、幼児のぜん息の新規発症や、小学生以上で再発する人が一定数見られました。風邪やマイコプラズマなどの流行が続いており、関与したケースもあります。
◆ぜん息の中心的な長期管理薬である吸入ステロイド薬を、医師の指示通りに行えていない場合にも、悪化する人が見られています。
◆ぜん息は「発作が出ていない=治った」ではありません。症状が安定していても、気道の炎症は残っていることが多く、自己判断で薬を中止すると再燃を招きます。
◆吸入を正しく継続することで、発作を防ぎ、日常生活を支障なく送ることができます。
◆一部の園や学校では、焼きいも会の季節です。風上にいるか、煙がなくなるまで室内から見ているようにしましょう。
◆農村部では野焼きの季節です。窓を閉める、早く立ち去るなど、煙を吸わないよう最大限努力しましょう。
◆発作が完全にない状態ならば、長距離走やサッカーなど走る種目の練習に参加してみましょう。全力で走って発作を起こさないために、診察時に医師と相談しておきましょう。

【めざせ!スキンケアの達人】
◆最近は最低気温が急激に下がり、湿度も低下しています。皮膚に盛り上がりや掻きこわしが出てしまった場合はステロイド軟膏を使って速やかに修復作業を行い、乾燥時期にふさわしい内容と量の保湿剤を使うようにしましょう。
◆保湿剤は“塗るタイミング”が大切です。入浴や洗顔の直後、皮膚が少ししっとりしているうちに塗ることで、乾燥を防ぐ力がぐっと高まります。
◆保湿剤の必要量には個人差がありますが、アトピー性皮膚炎の場合、1か月あたり、幼児で200g、10歳で300g、中学生から成人は更に多い量が目安です。
◆先発品と同量のジェネリック医薬品の保湿剤では効き目が不足している場合が見られます。医師と相談して増量するか先発品に戻すなどの対応をしましょう。

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