赤ちゃんから大人までアレルギーの総合診療 CLINIC(公式サイトはminocl.com)
新時代のアレルギー診療に、長い経験、最新知識、地域アレルゲン調査、デジタル機器、チーム力で臨みます。

◆「春の花粉症は終わったはずなのに、朝の鼻水やくしゃみ、夜の鼻づまりが続く」という場合…
◆「ゼーゼーしていないから、ぜん息ではない」とは限りません。子どもでは、咳だけが…
◆アナフィラキシーの手当に使うアドレナリン製剤には、注射型のエピペンに加え…
◆この時期、長野県は紫外線が強くなりやすい地域です。帽子・衣類・日陰を基本に、長時間の外遊び…

【アレルギー性鼻炎とのつきあい方】
◆5〜6月の中信地域では、シラカバ花粉が減って、イネ科花粉(カモガヤなど牧草)が主役になります。公園、河川敷、草地、田畑周辺で、外出時に症状が強くなる場合は、イネ科花粉症の可能性があります。

◆「春の花粉症は終わったはずなのに、朝の鼻水やくしゃみ、夜の鼻づまりが続く」という場合、ダニなどによる通年性アレルギー性鼻炎の可能性があります。詳細な問診とアレルゲン検査が診断に役立ちます。

◆鼻づまりが続くと、睡眠の質の低下、日中の集中力低下、いびき、口呼吸につながることがあります。特に子どもでは「いつも口が開いている」「たくさん寝ているのに眠い」などがサインになる場合があります。

◆アレルギー性鼻炎では、症状が強い時だけ薬を使うのではなく、症状が軽い時期も含めてコントロールすることが重要です。毎年症状を繰り返す場合は、早めの治療開始が役立ちます。

◆スギ花粉症に対する舌下免疫療法(SLIT)は、花粉飛散が落ち着く5月後半から開始できます。数年単位で継続する治療ですが、症状や薬の負担を軽減できる可能性があります。小学生から成人まで治療が行われています。

【ぜん息克服への道】
◆5〜6月は、寒暖差、運動、感染などをきっかけに、ぜん息症状が目立ちやすい時期です。特に夜間や早朝の咳、運動時の咳、風邪のあとに長引く咳には注意が必要です。

◆「ゼーゼーしていないから、ぜん息ではない」とは限りません。子どもでは、咳だけが長引いたり、運動した時だけ咳が出たりするタイプのぜん息もあります。一方で、風邪の後の咳や咳払いが、ぜん息として治療されているケースもあります。正確な診断には、症状の経過を詳しく確認することに加え、呼吸機能検査や呼気NO検査、気道抵抗検査、アレルゲン検査などが役立ちます。

◆ぜん息では、「発作が出た時だけ治療する」のではなく、症状がない時期も気道炎症を安定させることが重要です。夜間や運動時の咳が続く場合は、早めの相談をおすすめします。

◆梅雨前後は、ダニやカビの影響を受けやすい時期でもあります。寝具や室内のほこり、外泊先の環境などをきっかけに咳が悪化する場合は、室内環境の見直しが役立ちます。ダニアレルギーが関係している場合には、舌下免疫療法が選択肢になることもあります。。

【食物アレルギーとアナフィラキシー】
◆乳幼児期の食物アレルギーは、成長とともに食べられる量が増えることがあります。長期間「完全除去」のままになっている場合は、定期的な見直しが重要です。

◆血液検査だけでは実際にどの程度食べられるか分からないことがあります。必要に応じて食物経口負荷試験を行い、症状が出る量(閾値)と症状の程度を確認します。

◆アナフィラキシーの手当に使うアドレナリン製剤には、注射型のエピペンに加え、鼻に噴霧するタイプのネフィーが登場しました。ネフィーは、この4月から学校や保育園などで、教職員等が保護者や本人に代わって使用することも可能となりました。幼児や児童生徒にネフィーが処方された場合、使用方法や保管場所について学校・園と事前に共有しておくことが重要です。

【スキンケアの達人】
◆この時期、長野県は紫外線が強くなりやすい地域です。帽子・衣類・日陰を基本に、長時間の外遊びでは日焼け止めも活用しましょう。過度な紫外線回避はビタミンD不足につながることがあるため、短時間の外遊びも大切です。

◆湿疹や肌荒れがある場合は、まず炎症の治療を優先し、低刺激性の日焼け止めを選びましょう。生後6か月未満では、強い日差しを避け、日傘やベビーカーの日よけを活用します。

◆朝は涼しくても日中は汗ばむ季節です。乳幼児は、あせもや汗かぶれを起こしやすいため、衣類を調節し、汗はやさしく拭き取りましょう。

◆虫よけは、年齢に応じた製品を選び、表示を確認して使用しましょう。日焼け止めと併用する場合は、先に日焼け止め、その後に虫よけを使用します。

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

このエントリーのトラックバックURLを表示