乗りたかった特急に間一髪間に合わず一時間以上も待っていられないのでローカル線に乗ってしまった一分一秒専務井上です。館山まで7時間の小旅行になってしまいました(涙)。リンク貼りの作業が仇となったようです。
さて、世の中デフレで景気が悪い状況が続くと活路を外に見出だそうとするもので、その内の一つが「観光産業」であると思います。「外から来てもらってお金を落としてもらう」という単純な考え方ですが、全体的に観光客数が減少している長野県及び松本にとって「外国人」に活路を見出だそうとキャンペーンなどの努力で平成19、20年にはかなりの結果を出しています。しかしながら、来るか来ないか分からない外国人旅行客(外国人に限ったことではないのですが)を当てにするというのは「リスクマネー」であることに変わりません。表を見てもわかるようにリーマンショック後の世界不況の影響を受け、観光客数はオセアニア以外は軒並み大幅減少しています。今後も世界不況の深刻化並びに更なる円高の可能性を鑑みても外国人旅行客数を増やすことは相当の工夫とアプローチが必要になるでしょう。
ミクロで見てみると、それでも宿泊者数を伸ばしている国(オーストラリア、タイ、フランス)があります。これらの動向が興味深いのは、“世界的不況にも関わらず”数字が伸びている点です。
ヒントはこういうところにあるような気がするわけですが、皆さんはどう思いますか?