松本青年会議所「理事長ブログ」

理事長ブログ

2013/02/11

2月7日にまつもと市民芸術館にてTCアルプ出演の「ネコの星」の観劇に行きました。まずは、目の前での役者の皆さんの熱演の迫力に自然と引き込まれ「役者と観客が1対1の関係になれる」演劇の魅力を感じる事ができました。またチケットのもぎりや上着の預かりなどを市民ボランティアの皆さんが設営されていたり、終わった後に観客どうしで語り合うなどの「松本らしさ」が加わりとても心温まる時間となりました。夢を追いかけ純粋に頑張っておられるTCアルプのメンバー。松本に愛される劇団として松本から育っていただく事を願っています。すっかりTCアルプのフャンとなったJCメンバーと今度は夢についてやこれからの松本について語り合いましょうね。
まつもと市民芸術館ができて10年になります。振り返れば、まつもと市民芸術館ができた事で松本には多くの素晴らしい出会いがあり、物語が生まれました。またその陰にはこのような素晴らしい出会いや物語が生まれるように仕掛けられたきた方々の存在があり、松本にとって他の地方都市からは羨ましがられているのも納得できる実り多き10年でありました。
そんな中、9日に「女の101人会議」の会議にオブザーバー参加をさせていただいた時の出来事です。「歴史的に価値のある建物を保存しよう」と声を上げる一方で「まつもと市民芸術館には駐車場がない。どうしてそんな施設を造ったのか」と人前で平然と言われていた事に、とても違和感を感じました。これからこの施設の価値を高め、地域に根差した施設に育て守っていかなくてはいけないのは誰なのか?芸術館を拠点に純粋に夢を追いかけ始めた若者たちがいる。これからの松本を若者の力に期待すると言うのであれば、そういった若者にこそ期待し応援してあげるのが心というものではないか。芸術館に何をしに行くかを考えれば、各自の自動車で会場まで行き終わったら各自の自動車で帰る便利な時間より、公共交通を使用して行ってみる、まちを歩いて行ってみる、自動車に仲間と乗り合って行ってみる、送ってもらうなどの時間が実は心地よい時間を演出してくれる気がします。皆さんもぜひTCアルプの演劇を観に行ってみてくださいね。

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プロフィール
社団法人 松本青年会議所 第54代理事長 山本篤司

(社)松本青年会議所 2013年度理事長の山本篤司です。
このブログでは、活動の様子やまちづくりについて感じたことなどを書き綴っていきたいと思います。
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