お知らせ

post:2012/03/06

当院では経口、経鼻で胃内視鏡検査を行っています。患者様から多く頂く質問についてQ&Aをまとめてみました。

Q.胃カメラ(胃内視鏡)の検査を希望した場合、費用はどれくらいかかりますか?
A.保険適応の場合で標準的な費用は下記の通りとなります。
(検査時での薬剤よって金額が変わる場合があります)

1割負担の方の場合
・口からの胃カメラで初診の方
 診察料270円+検査料1,170円=合計1,440円
・口からの胃カメラで再診の方(特定疾患がある場合)
 診察料・指導料300円+検査料1,170円=合計1,470円
・口からの胃カメラで再診の方(特定疾患がない場合)
 診察料70円+検査料1,170円=合計1,240円
・鼻からの胃カメラで初診の方
 診察料270円+検査料1,160円=合計1,430円
・鼻からの胃カメラで再診の方(特定疾患がある場合)
 診察料・指導料300円+検査料1,160円=合計1,460円
・鼻からの胃カメラで再診の方(特定疾患がない場合)
 診察料70円+検査料1,160円=合計1,230円

3割負担の方の場合
・口からの胃カメラで初診の方
 診察料810円+検査料3,500円=合計4,310円
・口からの胃カメラで再診の方(特定疾患がある場合)
 診察料・指導料890円+検査料3,500円=合計4,390円
・口からの胃カメラで再診の方(特定疾患がない場合)
 診察料220円+検査料3,500円=合計3,720円
・鼻からの胃カメラで初診の方
 診察料810円+検査料3,490円=合計4,300円
・鼻からの胃カメラで再診の方(特定疾患がある場合)
 診察料・指導料890円+検査料3,490円=合計4,380円
・鼻からの胃カメラで再診の方(特定疾患がない場合)
 診察料220円+検査料3,490円=合計3,710円

自費での胃カメラ検査の場合、経口・経鼻ともに税込で13,000円となります。

また胃カメラでポリープや腫瘍があった場合、その組織を採取して病理検査を行うことがあります。その場合の費用は1割負担の方で1,340円、3割負担の方で4,020円程度(薬剤等により多少変わります)別途かかります。

Q.胃カメラの検査にどれくらいの時間がかかりますか?
A.内視鏡が挿入されている時間は、経口・経鼻ともに平均5分間程度です。その前に問診や検査の前処置で、経口の場合は5分程度、経鼻の場合は10~15分程度の時間を頂いております。なお検査後に医師の診察があります。
また鎮静剤を使用した場合、検査後30分~1時間程度当院のベッドでお休みして頂いてからご帰宅して頂きます。

Q.胃カメラ検査において経口(口から)と経鼻(鼻から)で違いがありますか?
A.大きな違いは経鼻の場合、内視鏡を通す時に起こる嘔吐反射を押さえることが出来ることです。嘔吐反射とは内視鏡が舌根部(舌の付け根)にあたる時に起こる「オェー」となる現象で、胃内視鏡検査が苦痛となる一番の理由です。
以下にそれぞれの利点と欠点をまとめてみました。

(経口の利点) 
・鼻の通りが悪くても検査が可能。
・検査前の処置が短時間で済む。
(経口の欠点)
・嘔吐反射を起こしやすい。(「オェー」となる)
・マウスピースをくわえる必要があり、検査中に会話が出来ない。

(経鼻の利点)
・嘔吐反射が少なくなる。
・検査中に会話が出来る。
(経鼻の欠点)
・検査前の処置に時間を要する。
・まれに鼻の痛みや鼻出血を起こすことがある。

post:2011/12/02

こんにちは。
奥平医院院長の奥平です。

12月に入りいよいよ冬も本格化してまいりました。今朝は松本にも雪が降り、寒さもだいぶ厳しくなってきたように感じます。皆さんの中にも気候の変化で風邪気味という人も多いかと思います。松本市でもいよいよ散発ですがインフルエンザの感染も報告されています。そこで今日はかぜ症候群とインフルエンザについてお話したいと思います。

まず、いわゆる「風邪」と言われるかぜ症候群ですが9割近くはウイルス感染症であり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛みなどの症状を主訴に発熱を伴うこともあります。ただ発熱が3日以上続くことは少なく高熱もまれです。それに対しインフルエンザは頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛などの全身症状が主で38度以上の高熱が突然出てくることが多いです。また症状が悪化すると肺炎や脳炎、脳症を発症し重篤化する場合もありますので注意が必要です。
診断については、一般的なかぜ症候群は症状から診断を行いますが、インフルエンザは迅速検査キッドで鼻腔内の粘膜を専用の綿棒で採取し10分程度の時間で感染の有無を調べることが出来ます。ただ発熱してすぐの場合、インフルエンザに感染していても検査結果が陰性に出る場合もありますので、発熱後半日程度たった段階で検査を行うほうがより確実に診断を行えます。
治療については、かぜ症候群の場合、基本は安静と対症療法となります。十分な休養と水分、栄養の補給が重要で、発熱や痛みに対して解熱鎮痛剤、咳や痰などに鎮咳去痰剤が処方される場合があります。時に漢方薬が効果的な場合もあります。インフルエンザについては数種類の特効薬(タミフル、リレンザ、イナビルなど)があり、医師の指示のもと適切に服用すれば早い段階で熱も下がり、重篤化を防ぐことが出来ます。ただ解熱鎮痛剤ついてはインフルエンザに感染している場合、使用を避けた方がいい薬もあるので注意が必要です。

あとインフルエンザについてインフルエンザワクチンの接種が感染の予防と、仮に感染してしまった場合でも重症化を防ぐためにも効果的です。特に高齢者や、心臓や呼吸器、腎臓、免疫機能などに持病のある方はインフルエンザに感染すると重症化する恐れがありますのでワクチンの接種が勧められています。
当院ではまだインフルエンザワクチンの予防接種は予約を受け付けておりますのでご希望の方はご相談下さい。

post:2011/10/24

こんにちは。
奥平医院院長の奥平です。

最近、テレビや新聞などで流行が取りざたされているマイコプラズマ肺炎についてどういった病気かお伝えしたいと思います。

マイコプラズマ肺炎は咳などの飛沫感染でしばしば流行します。5~8歳位のお子さんによくみられ、保育所や学校、家庭などで集団発生します。2歳以下の乳幼児や若い大人の人にも感染します。
症状としては発熱と長く続く激しい咳で、特に早朝や夜間に咳が強く出ることがあります。合併症として中耳炎、胸膜炎などが挙げられます。

診断は症状や血液検査(抗体価を調べるマイコプラズマ抗体価検査)でなされ、治療はマイコプラズマの増殖を抑えるマクロライド系の抗生剤やニューキノロン系の抗菌剤が使われます。

飛沫感染により感染が拡大していきますので、皆さんも是非注意して下さい。

post:2011/09/14

残暑がきびしい日々ですが、朝晩は随分と涼しくなりました。
この時期、夏の疲れとともに、気温の変化により自律神経にストレスがかかり、身体の変調をきたしやすくなります。
健康を維持するためには、生活のリズムを整え、バランスの良い食事をとり、寝冷えなどしないよう留意ください。

post:2011/08/23

奥平医院のwebサイト公開を機にスタッフブログを始めることになりました。宜しくお願い致します。

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奥平医院院長  奥平

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奥平医院医師  小手川
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