大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 10月10日(火曜日)~脱穀作業~

 稲刈りから丁度3週間、ハゼ掛けした稲も順調に乾燥し、無事「脱穀作業」の日を迎えました。前日の午前中は雨降り、当日も曇り空の中、懸命に取り組んだ児童たちの様子をご報告いたします。

 まず始めに当職員からの作業方法・注意事項を聞き、その後児童たちは早速作業に取り掛かります。
 作業としては、主に6つ。
①ハゼ掛けした稲を脱穀機へ運ぶ作業、②脱穀された藁を畔に運ぶ作業、③藁の中に穂が無いか確認し、再度脱穀機へかける作業


④ハゼ掛け棒を片づける作業

⑤いっぱいになった米袋を運ぶ作業

最後に⑥切った藁を田んぼへ満遍なく撒き散らす作業

 切った藁は事前に田んぼの管理者である平林さんが用意してくださいました。撒き散らした藁は、田起こしの際に田んぼの肥料となり、来年の米作りへと繋がる作業となります。

 作業も順調に進み、約1時間程度で終了。最後、児童たちは今日の感想として、「取れたお米を食べるのが楽しみになった」と話してくれました。

 今年度の「米作り体験」、我々のお手伝いはここまでとなります。あとは今日収穫したお米を精米し、児童たちが美味しく堪能するのみとなります。
 近年は全て機械で行うことも多い中、一から手作業で行ってきた約半年間の体験が、児童たちにとっても実りのあるものとなっていることを願っております。

 9月22日(金)

 暑かった今年の夏も、次第に秋へと移ろい始める中、大町西小学校3年生の水路学習に協力しました。

 学習内容は、大町西小学校の校庭を流れる水はどこから来るのか、郷土史研究家の荒井今朝一さんの説明のもと、小学校から越荒沢堰取水口までを辿るというものでした。

 途中、雨も降りましたが、児童たちは故郷の歴史・水路について、説明を学習シートに記入していました。
 前日に降った雨の影響で、少し濁った水路の水を見て「綺麗な水だったらな...」と残念がる児童もいましたが、終始楽しみながら水路学習をしていました。

 今回の学習を通して、児童たちが身近に流れる水路について興味を持ち、農業用水など様々な形で自分たちの生活とも繋がっていると感じてもらえるきっかけになるよう、今後も学習協力をしていきたいと思います。

 前回の田植えから早4カ月、児童が植えた苗も立派に育ちました!


 一部スズメによる被害が出ましたが、学校側で案山子を設置するなどの対策も行っていただき、無事稲刈りの日を迎えました。


 9月20日(水)~稲刈り作業~

 厳しい残暑も徐々に和らぎ始めた9月中旬、大町西小学校5年生による米作り体験「稲刈り作業」が行われました。
 職員による作業説明のあと、児童たちは2人一組となり、”稲を刈る作業””稲を束ねる作業”を、交互に体験。お互いにいくつ刈ったか確認し合いながら、協力して稲束を作っていきます。
 刈り終えたら、事前に平林さんが準備してくださったハゼ掛け棒に稲束を掛けて行きます。
 最後に、田に落ちた稲を拾い集めたら「稲刈り作業」も終了です。

 当日の朝に雨が降るなど天候が心配されましたが、作業が進むにつれ陽も射し、しっかりと水分補給を行いながら約2時間半ほどで作業終了となりました。

 機械が主流の中、手作業での稲刈りを体験した児童たちは、少し疲れた様子でしたが、一方で食べる時をより一層楽しみにしてもいるようでした。
 今日から約2~3週間ほど稲を乾燥させ、次回の「脱穀作業」となります。米作り体験もいよいよ終盤です!

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