大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

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 朝晩の涼しさが秋の気配を感じさせるようになった9月11日(木)、「稲刈り作業」が行われました。

 5月に植えた苗は...
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と4カ月ほど経ち、黄金色に実った稲穂となりました。
 今回の稲刈り作業には市の職員2名の方にも協力して頂き、稲刈りを始める前にはブロワーで稲に付いた雨粒を飛ばしてもらったり、児童たちのサポートをしてもらいました。
 準備も終わり、当改良区職員より稲刈りについての説明です!

 片手で稲を一株掴み、自分の体の方に少し傾け、土から10cmくらいのところに鎌を当て下から上に引き上げるようなイメージで刈ること。また、稲を束ねる量や結び方などについてひと通り聞いたのち、作業スタートです!!
鎌を手に「ザクザク」とリズム良く刈り取っていく児童たち。刈り取った稲は田んぼの外(あぜ)に運び、一把分(4株くらい)になったら、他の児童が結びます。今回は濡れた稲が乾きやすいように少し小さな束にします。

 田んぼの中は前日の雨でぬかるんでいたため、その場で束ねることができず、あぜまで運ばなくてはなりません。ぬかるんでいる田はとても歩きづらく、泥だらけになり、足が抜けなくなりながらも「荒くれ作業」や「田植え作業」を思い出すね~と話しながら頑張る児童たちの姿に誇らしい気持ちになりました。

半分終わったところで、水分補給と少し休憩を取ってから後半戦スタートです!
 ぬかるんでる田を歩き続けるのは、時間もかかり体力も奪われてしまうので、先生と児童たちで考え作戦変更!!
 あぜから真ん中まで一列に並び、刈り取った稲を次の人へ、そしてまた次の人へと渡していく児童たち。届いた稲を結ぶ児童たち。

そして結んだ稲を順番に渡してハゼに架けていく児童たち。
 作戦変更により作業はスムーズに進み、あと少しで刈り終わります。
 途中小雨が降るなど作業の中止を判断する場面もありましたが、西小学校最後の米作りだからと、児童全員が続けることを選び協力して作業しました。
 厳しい状況の中、やり抜いた児童たち。達成感を得ることができた日になったことでしょう。
 稲刈りから2,3週間、甘みのあるもち米に仕上がるように願い、しっかり乾かします。
 作業後、ブルーシートやネット、鳥よけテープで覆い、雨よけや鳥獣対策を取りました。

 
 先生のお話では、児童たちが作ったかかしも後日立てかけるとのことです。どのようなかかしを作ったのか、私たちも楽しみです。
 次は...最終工程の「脱穀作業」です。
 どうぞお楽しみに~!!
 

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