大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 今年も全国水土里ネット主催の
        「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展2020
が開催されます。


 この絵画展(小学生以下対象)は農林水産省、文部科学省、環境省をはじめとした省庁等の後援、企業・団体の協賛を得て開催しています。
作品テーマ「新発見!ぼくのわたしのふるさと自慢!」
(「田んぼ」「ため池」「農業用水路」などの風景や、大切な水路を守っている人たち、農村や農業に古くから伝わる祭りや風習、郷土料理、様々な農作業風景など。)
応募したい作品(規格38㎝×54㎝~90㎝×190㎝)がありましたら、9月上旬が締め切りとなりますので、お早めに当事務局(HPトップのお問い合わせ先)へお問い合わせください。

 今回で第17回目となる「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展の表彰式が6月24日に行われました。
 この絵画展は、北アルプスを源とした水の豊富なこの地域で未来を担う子どもたちがふるさとのすばらしさを発見し、地域用水への関心を深めてもらうために開催されています。例年では3月末に行われますが、新型コロナウィルス感染症対策のため延期し開催しました。
 それでは早速今回の授賞作品をご紹介します。

会長賞 大町西小学校6年 北澤由楽さん
         「いっぱいかったいねかり


理事長賞 大町西小学校6年 川上恵唯さん
         「意外とかんたんないねかり

努力賞 大町西小学校6年 高橋このはさん
         「がんばったいねかり

努力賞 大町西小学校6年 岩城楓南さん
          「初めてのいねかり

努力賞 大町西小学校6年 平林拓斗さん
          「僕のいねかり

 受賞されたみなさんには当協議会の牛越徹会長より、表彰状と記念品を授与され、それぞれの作品に講評をいただきました。


 この絵画展を通して、これからも地域用水に興味を持ち、大切な宝物として守っていってもらえればと願います。

 今回ため池維持管理の一環として、大町市の建設課の方と協働し、ため池内のゴミ上げを行いました。



 空き缶や空き瓶など多くのゴミがあり、上流から流れてきたもの、直接ため池に投棄したと思われるものと様々な原因が考えられます。

 このようなゴミの不法投棄は、水質悪化につながり自然環境や生活環境に様々な悪影響を与えます。

 きれいな水を守るため、河川やため池などにゴミを捨てないようお願いします。

 最高気温が連日20℃を超える5月中旬の午前中に、大町西小学校5年生による、「田植え作業」が行われました。新型コロナウィルス感染症対策による週に2度の登校日の中で作業をすることができました。
 例年では、田植えの前に「荒くれ、代かき作業」を行うのですが、感染症対策による休校のため中止となりました。しかし田植え前にはどうしても必要な作業となるので、この米作り体験を長年にわたり支えてくださっている、平林さんに代かき作業をお願いしたところ、快く引き受けてくださり、トラクターによる代かき作業が行われ無事に完了しました。


 4月に撒いた種はしっかり苗となり、田植え前の準備は万全の中、この日を迎えました。

 水土里ネット職員による田植え方法の説明を聞いた後、児童たちは恐る恐る泥田の中に入っていきます。はじめは泥田の感触が気持ち悪いのか悲鳴を上げる児童もいましたが、すぐに慣れ田植え作業を進めていきました。


 田植え序盤は説明どおりの苗の本数が掴み取れなかったり、浅植えになったりと失敗しているようでしたが、中盤にはコツを掴んだようで、順調に田植え作業を進めていきました。

 一学年27名と他の学年より少ない人数でしたが、児童たちや先生の頑張り、また市の建設課の方にもお手伝いいただき、予定通りの時間に作業を終えることができました。
 新型コロナウィルス感染症対策の影響による不安な日々を過ごしていると思われる児童達でしたが、元気にたくましく作業をしている姿がとても印象的でした。

 収穫まで約5か月、まだまだ人の手が必要となり、稲たちも様々な天候に耐えながら成長していきます。児童たちはその成長を近くで観察しながら学習していきます。
 一日も早い日常生活が戻るよう祈りながら、今後も見守っていきたいと思います。

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