お知らせ|長野県立こども病院PICU|Pediatric Intensive Care Unit Nagano Children's Hospital

2019/09/30
半年間ありがとうございました!
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大阪から半年間、長野県立こども病院に研修に来させていただきました、後期研修医の嶋田です。
半年間のうち、4ヶ月という最も長い期間をPICUで過ごさせていただきました。
研修修了にあたり、ブログを更新させていただきます!

こちらのPICUでは、ひろいひろい長野県中の集中治療を必要とするお子さんたちが集まるということで、たくさんの重症症例を経験することができました。ドクターカー搬送に同行させてもらい、大阪ではめったにないドクヘリ搬送の受け入れも経験しました。幅広い疾患、病態のお子さんを診る日々の中で考え方や手技など、たくさんのことを学ぶことができたと思います。
またPICUでは、様々な専門科の先生方とDiscussionし協力しながら患者さんにとっての最善の診療を進めていく場面が多く、これも一般市中病院ではあまり経験できないことで、貴重な機会となりました。


どこからでも見えるこども病院の赤い屋根。

PICUの窓からは北アルプスの山々がきれいに見え、病院の周囲は自然がいっぱいの環境です。
お休みの日には、先生方や看護師さんたちに教えてもらった情報をもとに安曇野を探検したり、少し遠出して山に行ってみたり、美味しい蕎麦や果物もたくさん食べ、長野県を満喫しました。


PICUの窓から見える常念岳は大好きな景色でした。

半年間の研修を終え、早かったなぁという気持ちもありつつ、もっと長くいたような気がするくらい、名残惜しい気持ちでいっぱいです。
初めてのPICU、初めての長野県…で来た当初は不安と緊張でいっぱいだったのですが、PICUの先生方、スタッフの皆さんには優しく接していただき、またよくご指導いただき、とても充実した日々を送ることができました。本当にありがとうございました!!

このブログをご覧になっている、長野県立こども病院でのPICU研修、小児科後期研修に少しでも興味のある方はぜひ見学にいらしていただければと思います♪


お世話になったPICUの先生方と!





2019/09/24
研修お疲れ様でした。
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名古屋大学附属病院から近藤先生が短期研修に来てくれました。
慣れない環境の中大変だったと思いますが、PICUのやりがいや周辺環境の良さを実感してくれたみたいで、PICU一同嬉しく思います。
研修お疲れ様でした!

以下、近藤先生からのコメント
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名古屋大学附属病院から研修させていただきに参りました近藤と申します。
初めて名古屋を離れ、短い間ではありましたが県外の病院で過ごすこととなり、とても緊張していましたが、初日からスタッフの皆様に温かく迎えていただき緊張もほぐれました。
難しい基礎疾患のある子供の症例や術後症例など、今まで見る機会のなかった子供たちも多く、戸惑いもありましたが、一般感染症の重症例や教科書での典型例などを診る機会もあり、大変勉強になりました。搬送に片道1時間半と聞いてびっくりしたりと、長野の広さを感じることもしばしばでした。
安曇野の大自然の中で過ごす日々は名古屋での喧騒を忘れさせてくれました。2日に1回は蕎麦を食べて、休日には長野県の北の方まで観光にも行きました(写真は戸隠神社です)。
今回はこのような研修の機会とブログの更新という重大な役割をいただき、感謝いたします。研修期間は大学の規定がありましたが、個人的にはせめて半年くらいは勉強したかったなと少し残念な気持ちもあります。
そして、もしこのブログを見て研修をしたいなと思う人がいたら、ぜひ一度行ってみてほしいと思います!
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