2012/07/02 17:17

(左、5/17山頂、避雷針もかねる鳥居、下は雪)
(下、6/7山頂鳥居下、下左より、み~ちゃん、タケちゃん、店長、ミキさん)

有明山はとっても、とても楽しい、面白い山でした。

標高もアルプスに比べると低いし(2268m)燕岳から見ると下にあるし、ちょっとバカにしていたのですが、なんの南野?手ごたえ抜群でした。

思わず1ヶ月のうちに2回も登ってしまいました。
1回目は5/17、2軍メンバーのミキさん、タケちゃん、私(店長)の3人で中房の有明荘裏よりスタート、初めからそれなりの登りで、はしご、ロープもしばらくすると出てきて、お~なかなかのもんじゃないかい!
と思っていたら、1時間位からはロープと雪と斜面も、グ~!ときつくなってきて、先頭のミキさんに
思わず、”ちょっとゆっくり行って下さいよ”コールを出してしまいました。

泣き言を言いながらも、途中から見えてきたアルプスの雪景色に、お~ものすげ~キレイだ~!ありゃ常念かね~(実際は大天井)と感激したり、しゃくなげ(まだ咲いていません)が、登山道まわりにたくさんあって癒されました。

やっとの思いで尾根道まで出て、あともう少しで山頂だね、と話しながら看板にしたがった?つもりで斜面を登っていきました。ピンクマークも少しあるし、雪の踏み跡をたどっていくのですが、ほぼ垂直に近い雪のある斜面を木につかまりながら、やっとの思いで、???登っていきます。そして見事ピークに到着だ~!!!と思ったら、そこは有明山の西、約1キロにある名もない2283mのピークでした。
うひゃ~アドベンチャーレースじゃなくて良かった~と心底思った瞬間でした。(5日前に奥多摩大会参加)
こうして見事?!2ピーク、取れた楽しさ満載の1回目、有明山登りでした。

2回目は6/7、2パーテイです。
タケちゃんとみ~ちゃんが中房からの裏参道、ミキさんと私(店長)は黒川沢(標高約900m)の表参道コースです。
信州日帰りの本、によると中南信で難易度4のうち、4がついているのはこのコースだけです。(裏参道は3、燕岳、常念岳一の沢コースは2)
気持ちのいい沢沿いの登山道を1時間位歩くと、標高約1400mまで来ました。ここで中房とほぼ同じ高さです。そして穂高の山猿、はぎちゃんが ”ここから先はきついよ~”と言い残し追い抜いて行きました。 そして本当のものすごい滝(妙見滝、白河滝)が出てきて見とれてしまいます。
そして横にはほぼ垂直の斜面にクサリが、、、ヘルメットをかぶって、ヨッシャ~行くぞ!と気合を入れて登り始めます。岩場ではなく回りに木や草や笹があるので、それほど怖さは感じませんが、クサリやロープ付きの急登が続きます。

そしてこの前は見れなかった、しゃくなげ、のお花が見れました。”まるでミキさんの様に美しい!今日はお花に囲まれて幸せだ~! なんて言ったっけ?


急登の次は斜面のトラバース、かなり切り立っていてロープが付いていますが、すべって落ちたら終わりっていうところです。笹があるのでそんなに怖い感じはしませんが、ここはかなり危険だと思いました。案の定、ビビリの私は1回、ロープにぶら下がってしまい、切れたら終わりでした。くわばら、くわばら。
行者道だっただけあって、そこかしこに古い祠があったりして、ムードもありました。
そんな楽しい山登りも約3時間かけて(コースタイムは約6時間、はぎは約2時間、早けりゃいいってもんじゃありません。安全第一です)汗びっしょりになって山頂到着です。
あ~!ものすごい疲れた~!でもものすごい達成感です。
そして今回は山頂で約2時間もまちぼうけ、を食った(ごめんね)み~ちゃんとタケちゃんがあたたかいラーメンを作ってくれました。
あ~なんて幸せなんだ!!!みんな、ありがとう、
いただきます!汗と涙の味がする、極上のラーメンをいただきながら、感涙?する私とミキさんでした。
有明山は素晴らしい、また秋に登ろうね。と約束して下山しました。

これからは、いよいよアルプス山登り。
たのしみ、楽しみ!です







2012/06/23 13:47


(写真左上、ミキさんと店長、槍の穂先がちょっとみえます)(写真右、ミキさんとタケちゃん、樹林帯を抜けこれから岩場へ、2300M位)(冬毛の雷鳥初めて見ました。3~4回目撃、カップルも)

5月31日、常念岳
三股ー常念岳ー常念小屋ー一の沢

2軍メンバーのミキさん、タケちゃん、店長の3人で今シーズン初めてのアルプスへ登って来ました。
ミキさんはハギ(1軍)とも登っているので今シーズン何と3回目だそうですが、タケちゃんはアルプス自体初めてです。

天気にめぐまれて、三股から登りはじめます。夏には駐車場いっぱいですが、2台止まっているだけでした。大丈夫かいな?
里山にはけっこう登っている今シーズンですが、アルプスに登るとなると、ちょっと緊張しますね。けっこう長い、つずらおり、の斜面を交代で、お歌を歌って登っていきます。息がきれる~
90分ほどで尾根道へ、2200M位で雪が出てきました。スパッツを装着して雪の中へ、ちょっと迷いそうですが、すこし前に来ているミキさんの記憶をたよりについていきます(地図読みはできん!と公言しているミキさんですが)しばらくすると視界が開けてダイナミックな景色が広がってきました。

おー!なんて素晴らしい景色なんだ!!!
ひっくっりかえりそうになります。本当にひっくりかえるとヤバイです。
アルプスの景色はいつ見てもいいですね~
前常念まで300M位、岩場をのぼっていきます。
ここは雪はほとんどなくアイゼンも必要ありませんでした。1ヶ所雪があったので仕方なく狭いハイマツの斜面を登りきったあと、うしろから、グエーという奇妙な声が? 振り返るとなんと、冬毛のライチョウが、、、半分白くて、目の周りが赤い!すげ~かっこかわい~ 山の神様にお会いしました。ありがとうございます。思わず手を合わせます。
(前常念岳、石室前)(写真下、ライチョウ、カップル)

そんなこんなで前常念に到着、小休止です。
ここからはピッケルを手に稜線歩きです。雪はそれなりにありますが、落っこちる感じではありません。けっこうへばってガスもまいてきて、ここ、こんなにキツかったけ?と思うとまもなく、常念乗越からの道に合流、てっぺんはもうすぐだ~
苦しんでいるタケちゃんを追い抜いて、無事1番乗り登頂を果たしました。(コラ、競争するな)
語呂あわせよく3時間45分で登ってきました。
初めはガスがまいて、よく見えなかった景色もしばらくすると、見えてきて、 やっぱり

すげ~!なんてすばらしい景色なんだ!!!(本日2回目)すずとも、さんじゃないけど、日本にこんな素晴らしい景色があったんだ!と強く思う、本当にきれいな風景です。
夏はにぎわう山頂も、われわれの他にだれもいません。充分堪能したあと、途中合流のハギちゃん(兄弟で中房ー燕岳ー大天井岳ー常念乗越)と一緒に下山します。
(ハギちゃん登場)
小屋の前で、槍と表銀座、大キレットと北穂をさかなに、夏はあそこにいくぞ~と、ハッパをかけて(2人、大キレット未経験)小宴会をして、雪の一の沢をケツすべりして下山しました。
(ハギ弟さん、右)

やっぱり、アルプスはすてきです!
また、どんどん登る予定です。
よろしかったら、ご一緒に登りましょう!









2012/05/14 17:39

5月12日に奥多摩(東京都)にて開催されました
アドベンチャーレース奥多摩大会(エクストリームシリーズ)において、
サニーサイトレース隊の1軍が見事優勝いたしました!(参加43チーム)
2軍(店長参加)も5位入賞しました。
詳細、および写真は近日中にUPします。

2012/03/30 20:19


写真左、赤岳山頂、次男のヒロと  
写真右上、横岳山頂  写真右下、ハギちゃん、硫黄岳山頂にて、中央の赤岳から左の横岳を経て

3月29日、絶好のコンデイション(快晴、無風)の中、恥ずかしながら雪山初めての私(八ヶ岳も)と次男のヒロ(岳に影響された)とリーダーのハギちゃんの3人パーテイで、八ヶ岳登山に行ってきました。
おとぎの国のような森の中を行者小屋まで歩き、そこでアイゼン装着です。見上げる赤岳は青空を背景にみごとにそびえています。本当に行けるのか?という不安感と、ヨッシャ行くぞ!という気持ち半々で歩き出します。
文三郎尾根の樹林帯をぬけ、ストックからピッケルに持ち替えると気分もグッと盛り上がります。
尾根道になり高度が上がってくると、左右は切り立ち、落ちたらおわりだろうな~、なんて思いますがアイゼンがしっかりと雪にくいこみ不安を忘れさせてくれます。
その後、クサリや岩場にビビりながらも行者小屋から約100分で赤岳山頂に何とか登りきりました。
お~!何て素晴らしい景色なんだ!
雲1つないなか、富士山が美しいシルエットを見せ、
南アルプス、御嶽山、はるか西には去年の夏に登った北アルプスがくっきりと見えます。
とにかくすべてが美しい~! 天国に来たようでした。
頂上には他に7~8人いたと思いますが、みなさん達成感と景色に見とれてすがすがしい、お顔をしていました。
そんな赤岳山頂でしたが、縦走を考えるとゆっくりもしていられません。私たちが1番早く頂上をあとにしました。
下りもおっかね~!
すべったら最期だな~とビビリながらへっぴり腰で下っていきます。
地蔵の頭まで来て、小休止、時刻は11時、スタートから5時間弱経過、このまま降りるか、横岳、硫黄岳をまわって行くか、作戦会議です。
はぎちゃんに言わせるとこんな絶好のコンデイションはめったにないとのこと、横岳にも(私の名前は横内です)なんとなく親しみがあるし、よし、行ってみるか!ということになりました。
しかしその時にはこれから始まる縦走が、あれほどものすごく、スリルとサスペンスと恐怖と快感にあふれたものになるとは考えていませんでした。
まずはトレースのない尾根沿いを登っていきます。
しばらく行くと、なんとすべって落ちたら何100mは止まらないであろう雪の斜面を、はぎちゃんが平然とトラバースしていきます。
おい!今日はこんなことするなんて聞いてねえよ!と思いましたが、そんなことは声にできず、こっちも落ちないように必死で雪の斜面をトラバースして行きます。
2番目のヒロも雪山は初めてですが、若いのか身が軽いのか、意外と順調についていきます。
しかし51歳のおっさんにはけっこうきつくなってきました。(はぎちゃんは41歳)
何とかトラバースをクリアしてホッとしたのもつかの間、今度は西斜面のカチンコチンに凍った岩場を下って行くみたいです。
ほんとおっかね~!人生最大のピンチ!
と思いましたが、もう行くしかありません。知恵と体力の限りを使い、アイゼンの先っぽを氷に食い込ませ、ピッケルを雪にさして、下って行きました。
距離にすると5mもないでしょうが、クリアした時の、やったぜ!感はもうたまりません。
そんな、おっかね~!感と、やったぜ!感をもう2~3回やって、1時間以上かけて、やっと横岳山頂のたどりつきました。
いや~素晴らしかった!というより、本当、生きてて良かった!というのが、横岳山頂での正直な思いでした。まさに命がけという感じでした。
昨夏もはぎちゃんに、ジャンダルムに連れて行ってもらいましたが、ヤバさ度は今回のが上回っていましたね。(どっこいどっこいかも)
そこから先は硫黄岳、赤岳鉱泉を経て、スタートの美濃戸まで戻って来ました。
トータル約9時間のコースタイムでした。
今回の山行をサポートしてくれた、はぎちゃん、本当にありがとうございました。
初めての山登りの、ヒロ、お疲れでした。
本当に素晴らしい自然と、たっぷりとスリルとサスペンス味わえた、味わい深い山行でした。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

2012/03/30 18:41



先週の早朝トレッキングメンバーで今回はちょいワイルドコースに行ってみました。
いきなりの急登と行く手を阻む伐採木に戸惑いながらも、みんな元気に登っていきます。
途中からは吹雪模様になりワイルド気分も盛り上がりました。
下山途中ではちょっと風化した鹿のつの(3番目写真で、まりさんの手に)もゲットしました。
下の道では、野鳥(ヤマガラやコゲラ)を目撃してアウトドア気分も盛り上がります。
そんなこんなで約3時間のお散歩を楽しみました。
これからは緑が芽吹いてくる季節になるので、山のお散歩もますます楽しくなりそうです。

≪前へ | 16 / 25 | 次へ≫