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経営コンサルタントの大前研一さん
(著書によると週末は長野県蓼科高原の別荘で過ごしているらしい)

が、学長をしているビジネス・ブレークスルー大学の入学式で
新入生に送った激励メッセージ。

「世の中は、答えの無い問題ばかりで、答えが有る方が不思議。
 例えば、今の東北をどの様に災害から復興させるのか、
 福島の原発をどの様に終息させたら良いのか、答えは無い。

 答えの無い問題に対し、果敢にチャレンジし、
 ベストソリューションを出し、ディスカッションし、アイデアを出し、
 それが正しい方向なのか弊害が多いのか検証し、
 最終的に選ばれた答えに対し、
 勇気を持って実行する人間にならないといけない。

 説得力/リーダーシップ/コミュニケーション能力/ロジック/
 IT/経営に対する洞察力など駆使して、
 将来のグローバルリーダーになって頂きたい。」



学生さん向けのキャリアカウンセリング実体験から

就職関連セミナー講師の際に紹介するエピソードと
共通するところがあります。

“答えを(誰かから)与えてもらわないと何もできない”
社会人では・・・厳しいよね!

コメント
 なるほどですね。そうなんです。
 大前氏は、日立で原子力をやっていたんですよね。福島原発はいくらか関係しているのかな。
 ちなみに、大前氏は横浜出身です。あまり関係がないですが。
 
のぐちくにをさん 
 大前氏の福島原発に関する解説動画は良く見ます。
 さすが元専門家だけあって分かりやすいですね!
 そうですか。

 そういえば、答えがない問題のこと。よく堺屋太一がいっています。試験秀才は、答のある問題、それもやさしいものから解くから世の中にでて答がない問題そのものにうまく取り込めないというようなこと。

 堺屋氏は、大阪万博、つまり日本万国博を企画立案推進した人です。誰からも命じられることなく、とりくむ完遂しました。途中では、上司から万博の企画書を書くくらいならば、退職願を書けなんていわれたらしいが。

 もともと日本を大阪と東京という二つの目のある楕円構造と地域をとらえて東京へ一極集中するなか大阪・関西圏を復興するというか、発展させるためにイベント・オリエンテッドポリーという考え方で万博を構想したとのことです。誰からも命じられることなく、仕事のほかに行い。いつのまにか国の仕事にして自分が担当者になってやりとげました。もともと答があるかないかわからない。そんななかで取り組んだようです。何でもそんな面がありますよね。もともと仕事は自らが既存の仕事の中で考えていくから面白いし、役立つといいますか。
のぐちくにをさん
 答えだけを聞かれる側は、
 「教えたのを忘れたら、また聞いてくるんだろうな。」と一抹の不安を覚え、
 導き出した答え(方向性)を仮説・検証した後の『確認』を求められれば、
 「次は大丈夫そうだな。」と安心感が残る。
 そんな事を日々体感しています。
 なるほど、それはそうですね。解き方を...ですね。
 以前、ベンチャー企業に出向したときに全社員対象の研修をやりました。そのときに事例を使いみなさんに考えてもらったら正解は何かと聞かれたりして。うーん、模範解答はあっても正解といわれると...と思ったことがありました。その研修で事例を扱ったのは、何も答を覚えもらうのではなく、こういう場合にどう考えて対処したらいいのかをお互いに意見をぶつけながら...なんて。
 会社では、よく見える問題、探す問題、作る問題なんていったりしますよね。自ら問題をつくり(後ろの脳で答を探すのではなく、前の脳で問題意識から問題を設定する)解決をしていくから面白くて意味がある。それに他人から設定された問題を解くのではなく自ら発想して問題を設定し、それを一つひとつというか。
 ふと、若いときに税務監査があり加算税というのをくらったことがあります。このほかに延滞税もあり、そもそも加算税とはなんぞやと調べていったことがあります。それはそれでさておき。税法学に関する論文などをよむうちに、北野弘久という人の「租税法律主義の具体的内容の理論」というのにでくわしました。これは明治憲法つまり欽定憲法と日本国憲法、国民が主権の租税法律主義の条文がほぼ同じで、天皇主権から国民主権になったのは、これはどういうことかということを考えて考究した論文なんです。学生時代に憲法の大西芳雄先生のもとで考えて、とじの学生版の「立命館法学」にのったようです。この方は、その後大蔵省、早大大学院などをへて日大の先生になられました。斯学では北野税法学と称されるほどになったわけです。もん何年前になりますか、東京で法学部同窓会があり、そのときにご一緒しました。そして、北野さんの著書はほとんど読んでいたのでそんな話をしたら「ぼくの言っていることよくわかっておられる」なんて言われて、こちらがのぼせ上がったことがあります。このときに三木義一さんもご一緒でした。数年前でしたかね。北野さんは他界されました。若い自分に税務監査をうけたをきっかけに憲法的視点の税法という見方ができるようになり自分の世界が広がったような気がしました。
大前さんから少し離れてすみません。大前さんといえば『企業参謀』ですよね。これはずいぶん前に読みました。期待が大きかったので読んであまり感動はしなかったような。『...ドット・コム』なんてのもありました。ココム事件のことなどもふれられたりして。たまたま統一地方選がありましたが、もう何年前でしたか大前研一が都知事選に出たことがありました。当選できなかったが、『敗戦記』というような本がでて、これはそれなりになるほどと思ったことがありました。もともと歯切れがいいですよね。
 北野さんの他界は昨年の六月でした。法学部の同窓会のときに遺書のつもりで『税法学原論』の第5版だったかな、出すのでぜひ読んでくれといわれて、その後更に版に進んでいました。北野さんは、税の徴収面と使途面をあわせて憲法的視点からみる新・財政法学ということをいわれてしました。もともとマグナ・カルタは勝手に税を課すなというか。マグナ・カルタの写本を大英博物館でみたのはもう30年位前です。
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