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スタッフブログ

今年初の水源地。
2019/07/07

さかきです。

本格的な夏山シーズン到来となる海の日の連休まであと一週間程。受け入れ態勢に余念のない日が続く中、今日は今シーズン初の水源地作業に行ってきました。
終日、霧なのか霧雨なのかどちらともつかない天気。こんな日の草付きの登山道は大変滑りやすいもの。水源地へは、そんな草付きの獣道のようなものを標高差約400m下っていきます。
7516 ▲沢筋に立つ水源地の小屋

冬の間、数メートルの雪に埋もれるであろうこの沢筋に、水源地の小屋は立っています。
この中に越冬中収められている、タンクやパイプを引っ張り出すことから作業は始まります。

7541 ▲小屋の内部 左奥:発電機 右手前:動力噴霧器
標高差400mを一気に揚水するには、画像にある二つの機械が必要です。動力噴霧器とは、一般に農薬散布で使用する機械で、よく“動噴”と呼ばれている物ですが、これを山小屋の揚水作業に転化しようと考えた、昔の山小屋の人はすごいなと思います。
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水源地の小屋から、直径わずか3㎝に満たないパイプが、大天荘まで這わせてあるのですが、冬の間、要所切断し丸めて、雪害に遭いにくい場所に括り付けてあるものを、こうして再び接合してゆきます。
そういった対策を講じてはいても、どうしても冬の間、雪の重さで所々破損してしまっている箇所もあり、その都度修理を施し、全線繋げていきます。
丸一日がかりです。

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こうして、全線破損個所が無くなれば、めでたく大天荘までおいしい岩清水が揚がり、皆様にご提供できる、といった具合です。
ちなみに本日、無事に大天荘まで水が揚がることが確認できたので、明日以降、順次既存の雨水から岩清水に、大天荘の蛇口から出る水は切り替えていきます。

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貴重な水、今シーズンも山に関わる人たちへの恵みの水として、滞りなく提供頂けますように・・・




無事に今日の作業を終え、帰りしなの道中。
7550 ▲雷鳥の雛
雛6羽の家族に遭遇。本当は母親のお腹の下に雛6羽が温まっていたところだったのですが、私が彼らの存在に気付くのが遅かったため、結果驚かせて、皆右往左往させてしまう破目となりました。




ごめんなさいね・・・






<おまけ>
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水源地から夕方戻ってくると、ずーっと霧に覆われていた大天井岳周辺、にわかに視界が開け、ほんの少し槍の頭が。
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今日の労をねぎらってくれているかのような、神秘的な光景でした。



コメント

悪天候の中、お疲れさまでした。
スタッフの苦労を見るたびに水の大切さがよく分かりますが、シーズンが来ると一部登山者の水への心配りが無くなるのが本当に残念です。
同様に、燕山荘スタッフによる登山道整備もストックの使用方法を理解していない登山者が多く、それでなくても水が出るたびに痛むのに。
皆さんの労に感謝するのみです。
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    悪天候の中、お疲れさまでした。 スタッフの苦労を見るたびに水の大切さがよく分かりますが、シーズ...

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