北アルプス表銀座の山小屋/燕山荘グループのWEBサイトです

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燕山荘

北アルプス 大天荘

大天荘 スタッフブログ

雪の次は台風と来たか。
2017/10/20

さかきです。


昨日は辺り一面真っ白だった大天荘ですが、その後降り続く雨により、今日の朝方までにはほぼ融けました。

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今一番気になるは台風21号の動向です。
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▲2017年10月20日18時気象庁発表(気象庁HPより)

明日はともかく、明後日以降それなりきに風雨の影響あるかもしれません。この時期の台風につき、いくら暖気が入ってくるとは言うものの、今日日中の大天荘の温度計は5℃前後でした。仮に風雨強い中、この気温下での吹きっさらしの稜線歩きは十分な注意が必要です(低体温等)。

この週末、どの山域行かれるにしましても、無理のない山行計画をお願い致します。


それにしても、下界において、台風は夏や秋につきもの、雪は冬の風物詩・・・雪の次は台風とまあ、この時期の山の天候は季節感入り乱れる、何とも忙しないものですね。




降雪。
2017/10/19


さかきです。


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▲大天荘前にて 7:55頃
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▲テント場 13:50頃
昨日の夕方過ぎからチラチラしてはいましたが、夜半から本格的な降雪となり、早朝一番多かった頃で、小屋周りの吹き溜まりで10センチ程。昼頃からは雨に変わり、積もった雪はベシャベシャ状態。
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屋根一面覆っていましたが、雨に打たれ徐々に融けています。
地面の熱もまだそう冷え切っていないでしょうから、まだ本格的な根雪となるのは、もうしばらく後日になるのでしょうが、明日明後日冷え込んだ時の凍結スリップには、十分な注意が必要となるでしょう。皮肉にも台風が接近してくる頃には、暖気も入り一旦は全て融けるはずです。
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まだ辛うじて実を残している大天荘のナナカマド。何とも物寂しい図ですね。

一方で、初積雪を目の前にして、やはり居ても立っても居られなかったのでしょう。
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作りたくなるのでしょうね、まずは。
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これで来年の7月まで、間近で雪を見ない日はなくなる日が続きます。
山の上での短い春夏秋は終わりました。



ということで、今日は普段できない作業を、思い切って敢行することに。
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大天荘の食堂です。イスやテーブルを避けると、こんなにも広いものなのかと、改めて感心してしまいました。


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今日はニス作業です。


【ご注意】
少なくともここ大天井岳周辺において、今日の降雪が、直接根雪になることは恐らくないかとは思いますが、お越しの際、通行に際し多少なりとも不安を感じられるようでしたら、軽アイゼン(6本葉以上)並びにストックの携行をお薦め致します。雪そのものよりも、融けたものが朝晩冷え込んで凍結した時のスリップ等のほうが要注意要素です。

特に、大天井岳~槍ヶ岳方面の縦走路は、気温的にこの辺りより低く、凍結時の鎖場やガラ場、ハシゴの通過が最も注意を払います。岩場の影等、陽のあたりにくい箇所は、融けにくく残る可能性もあります。
大天荘を出ますと槍岳山荘まで営業している小屋はありませんので、その点も十分踏まえて登山計画をお願い致します。

また、これから11月上旬にかけ、降雪の機会は増えるものと思われますので、詳細等はこのブログにて随時掲載する予定ですが、さらに細かい点は、直接現地にお問い合わせ頂ければと思います。


引き続き、安全な山旅を。




玄関、出たり入ったり。
2017/10/18

さかきです。


東の空は、殊晴れたり雲海が入ったりした日の朝、日の出前後から1~2時間の間、いろんな光景を展開してくれることが多いものです。
今朝、何回玄関出入りしたことか。

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▲日の出前、ポツンと浮かぶ月と金星(ちょっとわかりずらかったですね・・・)
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▲快晴無風、静寂の中 太陽が顔を出す(5:53頃)
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▲白波のような雲海
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▲にわかに鱗状の雲が空一面覆う

ものの1時間余りの出来事でした。


さて、こんなふうに楽しめる朝は、明日からしばらくお預けになりそうな週間予報となっていますね。“台風21号”です。直接的な影響は週末以降のようですが、要はこの台風が遠ざかった後、天気図上ではにわかに冬型によく見られる気圧配置になりそうで、稜線上では雪の心配が出てきます。
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今日午前中の大天荘と大天井岳。まったく雪はついていませんが、週明け以降白化粧となるのでしょうか・・・





にわかに白くなった峰々と、白い〇〇〇。
2017/10/17



さかきです。


昨日から降り続いていたみぞれ交じりの冷たい雨は、早朝霧雨と化し終焉を迎え、8時過ぎからはスッキリした晴れ間が広がりました。

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10月も半ば過ぎ。紅葉前線は完全に麓へと移動したようで、大天井岳頂上から見る北アルプスの山肌の色は、落葉後の茶褐色となっています。これはこれで味のあるいい色です。
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一転、北の方に目を移せば、秋らしい天高く感じる雲と青空が。そしてよーく目を凝らしてみると・・・
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▲剣・立山連峰
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▲鹿島槍ヶ岳から白馬岳・杓子岳・旭岳
うっすらと雪化粧。例年よりは遅いタイミングなのでしょうが、冬の便りが実感できる時期になってきたのだと改めて思いました。
確かに、吹いてくる風はかなり冷たく感じ、カメラを持つ手は、時折揉んであげないとかじかむ程。

そして夕方、
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雲が入ったため、正確な時間は定かではありませんが、日没は恐らく5時15分~20分くらいでしょう。かなり早くなりましたし、朝同様に風の冷たさが身に染みる夕刻となってきました。
けれど冷え込む分、夜空に浮かぶ星空は、よりその輝きを増してくるのです。
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▲槍・穂高連峰に浮かぶ天の川他

考えてみるに、例年だとあと数日で小屋閉め下山、となるわけですが、今年はまだ3週間余りここでの生活が続きます。
どんな光景に出会えるか、楽しみではあります。



さて、今日の最後は・・・
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大天荘の冬期小屋直下からの一枚。何の生き物が写っているでしょう?








正解は、
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私自身ここ大天荘でウサギを見たのは今日が2度目。前回は数年前、岩陰から逃げる後ろ姿しか見えなかったのですが、今日はしっかり全容を見ることができました。今日は大人げもなくかなり興奮してしまいました・・・
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望遠で撮ったのですが、まさに野性味溢れる眼差し。ウサギとはいえ、これ以上近づくのが少し恐ろしいと感じるほど。眼力強く感じました。
5分程でしょうか、そのままお互い見つめ合っていたら、これまたビックリしたのですが、チーターの如く素早い駆け足で上部テント場の方に(もちろん本物のチーターの走る所は見たことありません。想像とテレビだけですが)。すぐさま追いかけテント場に着いたら、いましたね、隅の方に。
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他のスタッフも興味津々。
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可愛いというよりも格好良かったという印象でした。


これから迎える厳冬を、この稜線で迎える彼ら。逞しい生き物だと改めて思いました。



ペットで見るウサギとは、違いますね・・・




ランプの夕べを終えて。
2017/10/16



さかきです。


事後報告となりますが、昨晩をもちまして、9月より週1回ペース計7回に渡り催してまいりました、今シーズンの大天荘企画「ランプの夕べ」は終了致しました。

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昨晩こそ3名のみのご宿泊・ご参加と少数でしたが、それ以外はどの回も会場の本館談話室が満員になるほどの盛況でありました。ご参加頂きました皆様、改めてありがとうございました。


今更ながら、もしくは以前にも少し触れたかもしれません、ランプの夕べを催させて頂く我々大天荘スタッフの思いを、改めて記させて頂きたいと思います。

                ◆

そもそも北アルプスには多くの山小屋があり、今、どの小屋もその施設らしさに挑戦しているところが増えています。

私共大天荘は、“アットホームな雰囲気の小屋”を売りとしまして、ここ数年運営させて頂いております。

見ず知らずの他人同士が、偶然にも一晩一つ屋根の下に集まり寝食共にする、これって実はとても素晴らしい出会い、ちょっとした“縁”だと私たちは思います。

ここ大天荘には車座になるような囲炉裏やストーブはありませんが、皆分け隔てなく山談義やたわいもない話で盛り上がり、一期一会かもしれないそのわずかな素晴らしいひと時を、山小屋で過ごして頂きたいと願うのです。

そして翌朝、再び各々の時間と予定を持って旅立ってゆく。二度と会わないかもしれませんし、偶然にもどこかで会うかもしれません。

少々の名残惜しさを胸に、一晩一つ屋根の下で過ごした楽しい時間がよい想い出となって、またどこかの山へ旅をする。

そんな時空間の提供の場をお届けできたら・・・
微力ながらそんなお手伝いができればとの思いを込めてのランプの夕べとしたいと思います。
なお、この「ランプの夕べ」は、それ自体がメインではなく、楽しんで頂く一つのきっかけに過ぎません。「ランプの夕べ」が終わりました後、皆さんそれぞれが思い思いくつろぎ、おしゃべりをし、秋の夜長を楽しんで頂くことが、私どもの一番の望みであります。
                 
               「ランプの夕べ開会のことばより」

                ◆

ちなみに、今晩のご宿泊も2名様のみ。
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ご夕食時からお二人ともほどよくお酒が進み、お話が尽きない様子。とても楽しそうです。
当然ながら今宵この屋根の下で偶然に出会ったお二人。でもまさに、先に述べた「ランプの夕べ」の思いがそのまま現実となっているわけで、まさに我々スタッフが思い描く山小屋スタイルです。


来年も内容を吟味して、「ランプの夕べ」開催致します。


これからもこのアットホーム感を絶やすことなく、この大天荘の運営にあたっていこうと改めて思う次第でした。



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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。

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