北アルプス表銀座の山小屋/燕山荘グループのWEBサイトです

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燕山荘

北アルプス 大天荘

大天荘 スタッフブログ

ランプの夕べを終えて。
2017/10/16



さかきです。


事後報告となりますが、昨晩をもちまして、9月より週1回ペース計7回に渡り催してまいりました、今シーズンの大天荘企画「ランプの夕べ」は終了致しました。

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昨晩こそ3名のみのご宿泊・ご参加と少数でしたが、それ以外はどの回も会場の本館談話室が満員になるほどの盛況でありました。ご参加頂きました皆様、改めてありがとうございました。


今更ながら、もしくは以前にも少し触れたかもしれません、ランプの夕べを催させて頂く我々大天荘スタッフの思いを、改めて記させて頂きたいと思います。

                ◆

そもそも北アルプスには多くの山小屋があり、今、どの小屋もその施設らしさに挑戦しているところが増えています。

私共大天荘は、“アットホームな雰囲気の小屋”を売りとしまして、ここ数年運営させて頂いております。

見ず知らずの他人同士が、偶然にも一晩一つ屋根の下に集まり寝食共にする、これって実はとても素晴らしい出会い、ちょっとした“縁”だと私たちは思います。

ここ大天荘には車座になるような囲炉裏やストーブはありませんが、皆分け隔てなく山談義やたわいもない話で盛り上がり、一期一会かもしれないそのわずかな素晴らしいひと時を、山小屋で過ごして頂きたいと願うのです。

そして翌朝、再び各々の時間と予定を持って旅立ってゆく。二度と会わないかもしれませんし、偶然にもどこかで会うかもしれません。

少々の名残惜しさを胸に、一晩一つ屋根の下で過ごした楽しい時間がよい想い出となって、またどこかの山へ旅をする。

そんな時空間の提供の場をお届けできたら・・・
微力ながらそんなお手伝いができればとの思いを込めてのランプの夕べとしたいと思います。
なお、この「ランプの夕べ」は、それ自体がメインではなく、楽しんで頂く一つのきっかけに過ぎません。「ランプの夕べ」が終わりました後、皆さんそれぞれが思い思いくつろぎ、おしゃべりをし、秋の夜長を楽しんで頂くことが、私どもの一番の望みであります。
                 
               「ランプの夕べ開会のことばより」

                ◆

ちなみに、今晩のご宿泊も2名様のみ。
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ご夕食時からお二人ともほどよくお酒が進み、お話が尽きない様子。とても楽しそうです。
当然ながら今宵この屋根の下で偶然に出会ったお二人。でもまさに、先に述べた「ランプの夕べ」の思いがそのまま現実となっているわけで、まさに我々スタッフが思い描く山小屋スタイルです。


来年も内容を吟味して、「ランプの夕べ」開催致します。


これからもこのアットホーム感を絶やすことなく、この大天荘の運営にあたっていこうと改めて思う次第でした。



晩秋から初冬へ。
2017/10/15



さかきです。


所用にて2日間ほど不在でしたが、本日戻ってきました。


先週の水曜日に大天荘を離れた時は、稜線上のダケカンバ、まだ多少葉がついていたと記憶していますが、今日見たらそのほとんどが落葉済。

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 ▲ダケカンバと大天井岳
加えて今日は、その稜線上は降り始め雪模様だったようです、日中は雨に変わりましたが。

10月も半ば、すっかり大天井岳辺りは、雪こそまだないけれども、晩秋から初冬へと季節の移ろいを感じさせます。



その“季節の移ろい”を最も感じさせてくれたのが・・・
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燕山荘から大天荘へ続く縦走路の途中。何かおわかりになりますか?
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だいぶ冬毛に変わった雷鳥達。雪がまだ無いので、ハイマツに潜むとかえってわかりやすい状態と今はなっています。
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それにしてもプクプクになってきていますね。越冬のために食べる物をしっかり食べ、極寒に備えて脂肪を蓄えているのでしょうか。

ということで悪天候時は、いつ降雪となっても不思議ではない時期になってきていますので、防寒着等の携行と併せて、稜線歩きちょっとでも不安を感じたら、無理のない行動をお願い致します。

なお、この先、降雪状況等は随時ブログで発信していきますが、詳細等は直接現地までお問い合わせ頂ければと思います。


【お知らせ】
既に下記の小屋の営業は終了しております。
大天井ヒュッテ、ヒュッテ西岳、ヒュッテ大槍、殺生ヒュッテ
大天荘を出ますと、常念小屋もしくは槍岳山荘まで営業している小屋はありませんので、十分ご注意ください。

なお、大天荘は11月4日土曜日のご宿泊まで営業致します。




ニホンカモシカ。
2017/10/12



さかきです。

今日もまた、朝から所用にて安曇野松本界隈を車で右往左往しておりました。
麓から望む北アルプスは雲の中。昨日までの晴天続きはしばらくお預けとなりそうです。

そう、気づけば10月半ば。燕山荘グループ有明荘界隈や中房地区辺り(標高1,400m前後)は紅葉が見ごろを迎える頃です。

今日の午前中、有明荘・燕岳登山口へと続く中房線道路(※)を走行してみると、

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だいぶいい感じに色づいてきているように見えました。雨で濡れた路面にある落葉がとても印象的、他の車がいないのをいいことに、つい停めてシャッターを切りました。
(※=中房線は、何を隠そう、あの槍ヶ岳から西岳~表銀座縦走路~燕山荘~合戦小屋~登山口を経由して、有明は矢村地区を結ぶ「長野県道327号槍ヶ岳矢村線」が正式名称です。合戦尾根も立派な県道327号なのです)

ここ数日間は、有明荘の露店風呂につかり、深まる秋、紅葉を味わう・・・最高かと思いますが。


さて、中房線の紅葉に気を取られ、ふと運転席越に目に入ってきたのが、
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ニホンカモシカ。彼ら、基本ヒトに対する警戒心は薄く、まあ、2~3分通せんぼされました。
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他に通行する車が無かったので、このまま一体何分にらめっこしたらよいのだろう、恐らくこちらが動かなければ、もっと長い間膠着状態続いたかもしれません。
先を急ぐこともあり、耐え切れず、ぶつからないようにハンドル操作慎重に接近したら、ようやく脇によけてくれました。
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とはいえ、ぶつからないとわかると、彼らの真横に車をつけても、その後一切動ぜず。子供が多少あたふたしていましたが、親はおかまいなし。

なんともおかしなひと時でありましたが、心の和む時間でもありました。


ちなみに余談ですが、
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この大天荘バッチに刻まれている動物もニホンカモシカ。決して“ヤギ”ではありません(笑)



雲の協奏曲。
2017/10/11


さかきです。


風の強い一日でしたが、それもそのはず、朝からレンズ雲のようなものがあちこちでなびいていましたから・・・というか、今朝はとてもきれいな雲の協奏曲でした。

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たまにはと、朝食出しを他のスタッフにお任せし、久しぶりに日の出の時間帯、大天井岳山頂にて待機。風が強かったとはいえ、目の前に広がる雄大な空には、気分がスッとしました。
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 ▲中天井岳越に八ヶ岳連峰
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 ▲常念岳越に遠望富士山と南アルプス
おまけに視界もスッキリしていたので、今朝は富士山が普段以上にくっきり。これほどまでに景色良かったので、気づいたら似たような写真を何十枚も撮っていました。まさにデジタルカメラの恩恵です・・・
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 ▲日の出5:45頃
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 ▲浅間山の右手より昇る
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 ▲槍・穂高連峰

なんとも美しい朝のひとときでした。というか、スタッフにも見せてあげればよかった・・・

ちなみに今朝の大天荘の朝の気温は、日の出の頃で7℃程。風が強かった分、決して“暖かい”という感じはしなかったものの、ここ数日気温がいつもの10月半ばと比べ、高めな日が続いています。

こういう時こそ要注意。一雨くれば一挙に凍えるような寒さに一変するのがこの時期ならではのお天気。


明日からしばらく愚図つきそうな空模様ですが、そうなるとグンと寒くなる可能性もあり。防寒着等の傾向はお忘れなく。


はてさて、次回このような朝を迎えられるのはいつになるでしょうか・・・






我々の方が贅沢ですね・・・
2017/10/10


さかきです。


夕方写真を撮りにテント場に出て、辺りを見回しているところへ、ご宿泊の方が歩み寄ってきて一言。
「今日は雲も多いし、たいした夕焼けでないと思っているでしょ。けれど私達にしてみれば、これだけでも十分贅沢なんですよね。」
「・・・そうですね。」

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▲雲纏う槍ヶ岳
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▲左脇に御嶽山
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▲有明山方面 麓安曇野平
確かに雲多め、穂高連峰に至っては完全にかぶっていますが、夕空の色や山のスケール感は、改めて眺めてみると十分雰囲気出ているし、それにやはりきれいです。


当たり前のように、この雄大な景色をいつも目の当たりにしている我々山小屋のスタッフの、なんて贅沢な事か。


素敵な場所で働かせて頂いていることに、感謝ですね。




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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。

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