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燕山荘

北アルプス 大天荘

大天荘 スタッフブログ

夕方、雲海。
2018/10/12


さかきです。

夕方、雲海が織りなす光景がとてもきれいでした。
7571 ▲テント場から槍ヶ岳夕景
7588 ▲槍ヶ岳と大天井岳 中天井岳より
7608 ▲大天井岳と高瀬雲海
758201 ▲雲海から顔を出す峰々
気温は17時頃で2℃前後。ただ無風だったため、肌身で感じる温度はそれほど寒くなく、シャッターを切る指も悴むことはありませんでした。
764101
764601
夕焼けも多少色あせてはいましたが、いい感じ。

ただ、今晩はそこそこ冷え込みそうで、明朝は氷点下になりそうです。
ということで今夜は久しぶりに水道管の水抜き作業をしています。

さて、昼間は昨日とは打って変わって、雲多めながら青空が広がりました。
7564 ▲槍・穂高連峰
ただ、夕方とは逆に、日中の気温も2℃前後。陽ざしは届いていても、空気が冷たいな・・・という感じがしました。
寒くてもそこは貴重な晴れ間。外作業が捗ります。
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鉄鋼のアングルを加工して、道直し・道標の資材を製作。
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こちらは屋根のケレン作業。塗装の質を左右する大切な工程。
地味ですが、登山道や小屋の維持には必要不可欠な作業です。


明日も日中は陽ざしが届く天気予報。

週末です、少しは賑わいが戻ることでしょう・・・


〈おまけ〉
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国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」が今日から3日間ほど、夕方南の空を通過するのがみえるのだそうです。
今日夕方外に急いで出てみたら、見えました、西から東に動いていく衛星が。

ちょっとこんな酷い写真載せるのもどうかと思いましたが、見れた感激と興奮とで、思いを分かち合いたく・・・載せてしまいました。
急いで三脚なしで撮ったので、ブレブレです・・・悪しからず。


雷鳥。
2018/10/11


さかきです。

下での所用が終わり、今日戻ってきました。
秋から冬にかけては、「〇〇講習会」といった、宿泊業を運営するにあたって、必要とすべき受講必須の機会がわりと多く、どうしても下りなくてはいけないことが時々あります。悪しからず・・・

さて、今日は燕岳の登山口を出発して大天荘に辿り着くまで、終始どんよりした曇り空、稜線は西寄りの風が吹き付け、肌寒い道中でした。
2555 ▲今日の大天井岳 大下りの頭より
山肌の葉っぱは完全に落葉し、目立つ黄色はカラマツ。
今日この場面に限っては、なんとも物寂しい雰囲気です。
画像左側が東、右が西ですが、東側から湧き上がる雲が、西から吹き付ける風にさえぎられ、ちょうど稜線境にくっきり分かれています。夏の午前中の晴天時によくあるパターンです。
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東側巻く登山道に入ると真っ白。
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西側巻けば雲一つなし。よくよく考えれば面白い場面です。山で長い事生活していると何とも思わないことですが・・・人影のない今日の稜線を歩いていて、ふとそんなことを思いました。

そんな道中、
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強い西風を凌いでいる二羽の雷鳥に遭遇。

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少し首を窄めて、じっと耐えています。
まもなく迎える厳しい冬を前に、いくらか体も大きく丸くなってきました。

あの過酷な厳冬を耐え抜く雷鳥、単にかわいいだけでなく、すごい生命力だと改めて思います。


今日はそんな雷鳥達にあえて敬意を払い、後にしました。



快晴無風の朝。
2018/10/08


さかきです。

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快晴無風の朝、今シーズンはまだ数えられるほどしかお目にかかれていません。
それだけ今朝は新鮮な気分でした。
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こんな朝日に遭遇できた昨日のご宿泊の方々はラッキーだったと思います。
7491 ▲テント場から主峰槍ヶ岳
7484 ▲同じく穂高連峰
7487 ▲同じく剣・立山連峰、針ノ木岳、鹿島槍・白馬
連休最終日にして、とてもきれいな朝の光景でした。


日中も、
7505 ▲槍・穂高連峰
7508 ▲二ノ俣谷から梓川へと続く
7521 ▲双六岳と三俣蓮華岳
7522 ▲剣・立山・針ノ木・高瀬ダム
写真を撮る方には物足りないぐらいのスカイブルーが広がる穏やかな陽気。少し動けば汗ばむ感じでした。


明日もいいお天気となりそうです。


ちょいと遅い、秋山シーズンを楽しめる陽気がこの先続くといいですね。


素敵なご褒美となったでしょうか・・・
2018/10/07


さかきです。


7396 ▲日の出直後
7415 ▲東の朝の空
夕べから今朝にかけて暴風となった大天荘周辺。思いのほか揺れました、小屋が。
お泊りになられた方の中には、きっと小屋の揺れる軋み音で、寝付けなかった人もおられたのではと、今となっては遅いですが心配になるほどでした。
日の出直前までほとんど効かなかった視界は、太陽が昇るのと同時にパッと急に開け、強風に流される雲が、様々な幻想的な光景を作り上げ、カメラ構えるのも一苦労だったとはいえ、とても印象深い朝でした。
7421
雲に纏わりつかれる槍の穂先。風が強いなと、なんとなくわかる感じの雲ですね。
見える山肌はすっかり茶色と化し、恐らく今回の風でほとんど落葉したものと思われます。

ということで、風ははじめのうち残りましたが、連休中日、まずまずの空模様でした。
7426 ▲燕山荘方面
7428 ▲麓安曇野方面
風の名残を思わせるちぎれ雲がいい感じ。

久しぶりにこの後賑わいをみせた大天井岳界隈となりました。

そして迎えた夕方・・・
745201 ▲槍・穂高連峰 秘密の展望台より
743401 ▲夕暮れ 槍ヶ岳
743701 ▲穂高連峰と御嶽山
744201 ▲高瀬渓谷から溢れ出る滝雲
7450 ▲夕刻の大天荘と大天井岳 左 鷲羽岳
なかなか見ごたえある滝雲でした。


今シーズンは、8月下旬からのほぼ毎週末、本当に天気になかなか恵まれる機会が少なかったわけですが、今日の午後これだけ晴天に恵まれ、心底よかったとつくづく思います。
今日も何人かおっしゃっていました、「来たくても、雨また雨でチャンスがなかなかつかめずにいたこの秋山シーズンでした。やっと来れました」と。



明日の朝も、是非お見え頂いた方々に素敵な景色のご褒美が届きますように・・・



思いのほか天気悪くありませんでした。
2018/10/06


さかきです。

733501 ▲日の出前 東の空
以前から何度かお伝えしていますが、台風が行き来する前後は、比較的幻想的な光景が広がることが多いですが、どうでしょう、今朝の日の出前の東の空。
なかなかきれいだったように思いますが。
7352
正確な日の出時間は、雲海が入ったため定かではありませんが、概ね5:45頃と思われます。
いつになく、輝きを増していたように感じました。
7360 ▲槍・穂高連峰
737301 ▲燕岳方面表銀座縦走路 遠望 剣・立山・鹿島槍・上信越方面の峰々
7346 ▲雲を纏う常念岳と遠望富士山
いずれも大天井岳山頂から撮ったもの。風が強かったせいでしょうか、妙に空気が澄んでいたのが印象的でした。

7379 ▲テント場より穂高連峰
737801 ▲同じく槍ヶ岳
どんな思いでシャッターを切っていたのでしょう・・・

その後、今日一日は小雨が降ってみたかと思えば瞬間的に青空が広がり、下界を見渡せるまで視界が開けたりと、目まぐるしく変わる空模様でした。
7380 ▲午前中
7383 ▲昼過ぎ
7386 ▲夕方
ただ、終日風は非常に強く、夕方になるにつれ一層強まってきました。
やはり台風が日本海辺りを進む場合は、基本北アルプス一帯は風が強まる傾向に間違いはないようです。
前回台風24号では、微妙に北アルプスより南側を通ったおかげで、それほど風は強まりませんでした。


明日の午後以降は、台風が足早に抜けるため、天気は回復傾向にあるようです。




週末、おまけに体育の日の連休なのですが、またまた初日台風にしてやられました・・・

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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。

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