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燕山荘

北アルプス 大天荘

大天荘 スタッフブログ

2018/10/17

さかきです。

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麓から湧く雲海のモクモク感がとても神秘的だった今朝の東の空でした。
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普段このブログではなかなか紹介していない烏帽子岳の容姿、これがまた妙に印象的にそれを湛えており・・・
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矢印が烏帽子岳です。
しかしよく見ると、今日はいつもその背後にそびえる剣・立山連峰が雲に隠れてしまっている・・・だからなのでしょうか。
それにしても、とんがり帽子のような頂、じつにシンボリックですね。

7876 ▲槍ヶ岳
7877 ▲穂高連峰
朝方は、きれいに見渡せた周辺の峰々ですが、このあと、まもなく北から迫ってくる雪雲にすっぽり覆われてしまい、
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昼前後を中心に降雪模様となりました。

ここ数日ちょいちょい小雪が舞いますが、本格的な積雪となる日はいつになることか。
ちなみに昨年は、10月25日にどっさり50㎝前後一晩で積もったと日誌にありました。



さて今日の最後は、この話題で。
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大天荘から常念岳方向に200m程行った登山道で、スタッフ二人が何かを見ています。
さて何でしょう?・・・って、これはさすがにこの画像からはわかりませんね。ちなみに雷鳥ではないんです。

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うさぎです。
ち・な・み・に、去年も確か今ぐらいの時期に大天荘の庭先で駆け回るうさぎを激写したような・・・
そこで去年のブログを検索してみたら、なんと!日付が10月17日で同じ日だったんです(→去年のブログをどうぞ)。

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接写は叶いませんでしたが、ゆっくり走り過ぎ去ってゆくうさぎの後姿は、肉眼でもしっかり確認できました。




もしかして、同じうさぎだったりして。




朝、50カット。
2018/10/16

さかきです。

今朝は思いのほか朝焼けがきれいで、後で撮影枚数を数えたら、50カット程にのぼっていました。
7734 ▲日の出前 東の空

朝食の支度の最中、ふと厨房越しに窓の外を見ると、にわかに水平線が紅く染まっています。ここまではわりとよくある光景、だいたいはこのまま雲にまかれて“日の出ショー”は終わりを迎えますが、今日はこの後、久しぶりに空全体が真っ赤と化してゆきました。

何せ“私なりの50カット”にも及びましたので。
778801 ▲日の出 5:50頃
778901 ▲赤く燃える東の空

ものの数分の出来事。
荘厳でした。



そして迎えた今日の夕方。
781101 ▲槍ヶ岳と鱗雲
781301 ▲大天井岳と鱗雲
紅くはならなかったものの、雄大さを感じる素敵な一コマでした。



徐々に陽が昇るのが遅くなり、沈むのが早くなる・・・昼間の長さが短くなってきています。

日没間際は、氷点下に下がることも珍しくなくなってきました。
体は、末端神経(手足頭)から冷えてきますが、体全体の動きが鈍くなるだけでなく、低体温のリスクが一番気がかりとなります。
殊、夕暮れ時の稜線歩きは、風がありますので、想像以上に寒さが厳しく感じられます。

夏の時期以上に、早出早着を心掛けて頂き、余裕ある山行計画を立てて頂きますようお願い致します。



【ご注意】
大天荘から槍ヶ岳方面向かわれる場合、槍岳山荘まで営業小屋はありませんので、十分な行動予定時間と装備・食料等ご準備の上、お出かけください。
また、積雪の可能性も出てまいりますので、気象情報等を必ずご確認願います。




秋の雲。(10月15日更新のはずでした)
2018/10/16


さかきです。

ここ数日、完全に空気が入れ替わってしまったようで、日中もなかなか気温が上がりません。
今日に限っては、午前中いっぱい氷点下でした。
最も、“三寒四温”ではありませんが、これで冷えっぱなしになるわけではないのでしょうが、秋と冬が隣合わせになってきているなと、この2,3日の実感です。

一方で、下界はまだ冬には程遠い気温、清々しい陽気でしょう。

この地上と山との気温差が生み出すであろう、雲の協奏を、今日は楽しめました。






とうことで、今晩も冷え込んできました。
午後8時の外気温は-2℃を表示。


これから水道管凍結防止のため、水抜き作業に取り掛かりたいと思います・・・これがまた寒いんですよね。



追記:昨晩このブログ、エントリー投稿したつもりだったのですが、今朝、未投稿に気づき、今更ですが更新させて頂きました。




雪の季節。
2018/10/14

さかきです。


10月も半ば、寒くなってきました。
7685 ▲槍・穂高連峰
7687 ▲有明山方向 麓安曇野平
7689 ▲大天荘とテント場
2585 ▲大天荘のナナカマド

いずれの画像にも、白い斑点のような物が写っています。

午後ですが、一時あられのような雪が降りました。
もちろん積もるようなことはなく、すぐに止みましたが、徐々に降ってくるものが、雨よりも雪の確率が高まってくる、そんな季節となってきたわけです。

やっておきたい外回りの作業はいくつもあるのですが、雪に阻まれる前に、計画的に進めなくては・・・気が焦り始めてきた今日この頃、明日明後日もヤマテンの予報文には“にわか雪”の文言が。


北アルプスにお出かけの際は、十分に温かい装備の準備を怠りなくお願い致します。

特にテント泊でお越しの予定の方は、相当寒いと思われますので、シュラフ等は厳冬期仕様でお出かけ頂くことをお勧めいたします。



珍しく晴れた週末土曜日。
2018/10/13

さかきです。

週末土曜日、午前中中心に晴天が広がりました。
7671 ▲大天井岳と大天荘

いつも感じるのですが、このカットだけを見ると、大天荘の立地は、まさに“雲上の世界”、もしくは何かのアニメに出てきそうな“秘境の地”のように思えるのは私だけでしょうか。
今日も風はほとんどなく、加えて気温は昨日よりだいぶ上がったため、清々しい温かい陽気でした。

7654 ▲槍・穂高連峰
7666 ▲燕岳・燕山荘方面 遠望 剣・立山・針ノ木・鹿島槍・白馬
7664 ▲大天井岳と鷲羽岳
晩秋色濃い大天井岳はじめとする北アルプス一帯、これに白いパウダーが降りかかれば、一気に“初冬”となるところでしょうか。
ただ、大天井岳に限って言えば、まだこの時期に降る雪は、よっぽどのことが無い限り根雪になることはありません。

とはいえ、いつ積雪となってもおかしくない時期には差し掛かってきていますので、お出かけの前には必ず気象情報を駆使して頂き、ご不明な点は直接現地にお問い合わせ頂ければと思います。


ちなみに、ヤマテンの予報では、明日午前中は“白い物”が舞いそうです。



【ご注意】
大天荘の近隣の山小屋「大天井ヒュッテ」は、本日をもちまして今シーズンの営業が終了となります。大天荘を出ますと、槍ヶ岳方面は槍岳山荘まで営業している小屋はありませんので、装備や水・食料等十分なご用意の上縦走されますようお願い致します。

大天荘は11月3日(土)ご宿泊までの営業です。



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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。

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