Hassy Times(ハッシー・タイムス)|松本市サンカレッジまつもと

【走川通信 ε=ε=┏( ・_・)┛325号 】 2011.03.21 | Home | ほんの少しの違い

今日は、水曜日です。
「本」当におすすめの、コーナーです。



∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

子どもの頃、世界の国境がなく、世界が一つになれば、
世界平和が訪れるんだと信じていました。

しかし、大人になって、また世界の情報の共有化、
あるいはグローバリゼーションという世界の平準化による弊害など、
どうも世界を一つの国にすることが本当の平和なのか、
という疑問を持つようになったのは確かなことです。

そうですよね。
いろんな地域の自然環境、価値観、イデオロギー、文化、宗教などなど、
簡単にひとくくりで「これです」と明示できるものがない以上、
一つになんかまとめなくていいのではないでしょうか。

むしろ国家、政府などというカテゴリーではなく、
学生のころ世界を変えられると信じてた音楽によって、
もしくは著名なミュージシャンによってと言ったほうがいいでしょう、
世界がすこしずつ、いい方向に変えられていくこともあるのです。

そして行きつくところは、多文化共生社会がもしかして理想?

などなど、改めて考えさせられたのは、
この本を読んだからなのです。

基本的にエッセイや小説の類ではなく、
学術書というカテゴリーに属する本なので、
さらさらと読むというわけにはいかないのだけれど、
ロジックがしっかりとしているので、読みやすい本なのです。

またミュージカルになぞらえてあり、
ACT ONEの第一幕から第三幕、
そして閉幕という構成になっており、
それぞれの幕に基本となる3本の映画をベースに、
最終的には38本の映画と、43冊の本が、
紹介された中身の濃い内容となっています。

そして映画を通して、第一幕では、
「食糧問題」「格差社会問題」「情報社会問題」を。
第二幕では、異文化に対する進化のプロセス、
国際間移動→異文化理解→多文化共生を。
第三幕では、アフリカに目を向けながら、
そこにある「貧困」が呼び起こす社会問題を提起します。

そんなことが一冊の本で、学べるの?

という疑問を持った方、読んでみてください。
謎が解けます。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

☆『まぐまぐ!』で無料メールマガジンの発行をしています。

●マガジンID 0000280994
【マガジン名】 走川通信(はしりかわつうしん)
【個別ページ】 http://www.mag2.com/m/0000280994.html

是非、ご登録してみてください!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

☆お問い合わせ、ご意見、ご質問、ご感想などを、お待ちしております。

基金訓練、医療事務、簿記、資格取得、キャリアアップ、職業訓練のことなら、
「サンカレッジまつもと」
http://www.sun-college.jp

コメント

ページトップに戻る


プロフィール
Profile


ずくラボ!
人気ブログランキングへ

Hashirikawa Masaaki

バナーを作成

走川昌明

日ごろ、みなさまには格別のお引き立てを賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

さて、こちらはブログですので、簡単な自己紹介を。

1965年7月15日広島県尾道市生まれ。
中学生から親元を離れ、私立学校の寄宿舎で生活を始めました。
その後、立教大学社会学部に入学するも音楽活動にのめり込み、4年生で中退。
ライブハウスを中心に音楽活動を展開し、あの「イカ天」にも出演。
そして某レコード会社で、某アイドル歌手の作曲、プロモーション活動をサポートするも、生活が成り立たず挫折。

1992年より、株式会社 中央製作所に入社。
2000年より現在に至るまで、代表取締役社長を務めています。
その間自己資本比率を、20.6%から85.6%に改善。4億円の負債を返済し、無借金経営に。そして、手形発行ゼロを達成しました。

現在は、いままでの経験を活かして、教育訓練で「サンカレッジまつもと」の事務局長として、みなさんのお役に立てるように、精進しています。

ご覧になったかた、これもなにかのご縁です。
よろしくお願いいたします。

ご意見、ご質問、ご感想などは、
こちらのお問い合わせフォーム
までお待ちしております。






カレンダー
Calendar
2011 3月
   1  2  3  4  5 
 6  7  8  9  10  11  12 
 13  14  15  16  17  18  19 
 20  21  22  23  24  25  26 
 27  28  29  30  31   
2月  |  Today  |  4月


検索
Search
 




コメント
Recent Comment