こんにちは、歯科医師の山口です。
12月7.8日の2日間にわたり、日本歯科大学で行われたJIADS総会・学術大会に参加してきました。今回はJIADS設立25周年の記念大会ということもあり、400人を超える人が集まり盛大に行われました。


1日目は、歯科医師セッション・歯科衛生士セッションに分かれており、歯科医師セッションはJIADSの会員の先生や講師の先生方の講演を聴きました。他の先生の症例を見る事で、私が行っている治療が長期安定に繋がっている事を再確認できました。
2日目は、根面被覆※について世界的に有名なハーバード大学歯学部のDr.Greenfieldの講演を聴きました。

※根面被覆
かみ合わせが悪かったり、過度の歯ブラシなどが原因となって、歯肉が下がり根っこが見える事があります。根っこが見えると見た目が損われたり、知覚過敏やむし歯が起こりやすくなります。そこで、上の歯の裏側から歯肉を用い、見えてしまっている所に覆ってあげる事で元の状態に近づける事ができます。
(以下は当院の治療例になります。)


治療前


治療後


時代が変わるにつれ、術式が大きく変化している事を実感しました。より患者様に負担のかからなく、結果が良好な術式をこの講演を聴き、整理する事ができました。
これを機に、これまでの術式を見直し、より患者様に満足して頂ける治療が提供できるよう心掛けていきたいと思いました。