松本青年会議所「委員会活動ブログ」

総務政策発信委員会

皆さん、元気してますか? 
三寒四温と言いますが、今年の総務は日々亜熱帯状態の総務バシャ馬委員会イインチョの井上です。

急がば回れ

最近特に意識している言葉です。

3月後半から4月に入りますと、それぞれの委員会が企画準備してきた事業が実施される頃ということで、委員会・三役会・理事会の場で幾度となく議論を重ねてきていよいよリアルに実践される機会が増えるわけですね。

我々がなにゆえ議論に力を入れるのかと言えば、それは当然計画している事業のクオリティを高めるためですが、散々揉まれてへとへとになって事業当日に抜け殻状態、というのはお互い避けたいものです。

さて、タイトルにある「運動の一貫性」についてですが、これは青年会議所ならば言わずもがな「明るい豊かな社会を築きあげる」ということで、これには全くもって異論を挟みようもないわけですが、意外に蔑ろにされがちなのが「手段の多様性」です。

いやいや、そんなことはない。毎年単年度制で理事メンバーが変わって、現に毎年違うことやってんじゃ~ん、と反論もあるかもしれません。

そう、わたし達は確かに目的達成の為の手段については、定款第2章第5条に沿ったものであれば自由に選択、と言いますか何でも出来るのです。そういう意味では組織としては手段の多様性は担保されています。

しかしながら、前回の投稿でも触れましたが、議論の場において散見されるのが、やること(手段)が決まってしまっていて議論にならないというケースです。
この方法がベストプラクティス!と端から決めてしまうと他のアイディアを取り入れる余地がなくなってしまいます。我々が2月第一例会において議論を適正に実施する為にしてはならないいくつかルールがある、と発表させて頂きました。


①自分の意見を述べるだけが目的で、他者の意見をまったく聞かない。

②他者を言い負かすことのみを目的とし、自分の意見をまったく変えない。

③自らの許容範囲の中で合意することだけを目的に調整する。


何かを決断していく上で一人で決められたらこんな楽なことはありません。仮に委員会で決めたものが修正の余地もないようなものだったら、三役会や理事会で意見を出す必要もなくなるでしょう。

他者からの建設的な意見に対しては、結果その意見を採用しなかったとしても、計画している事業をあらゆる角度で検討する機会を与えられるわけです。

議論を通じて会員の合意を形成していくことは、正直面倒なプロセスです。しかしながら、民主主義というのはそういうものなのです。

わたし達JCは正に民主主義を体現できる絶好の場であると考えます。結論を出すのにショートカットせず議論の場を持ちましょう。

急がば回れ

それでは、皆さんまた会う日までごきげんよう。

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