お知らせ

post:2012/10/18

こんにちは。
奥平医院医師の小手川直史です。

今までがんと検診の重要性についてお話ししてきましたが、今回が最後のシリーズとなります。
「乳がん」「子宮がん」「前立腺がん」「肝臓がん」についてお話ししたいと思います。

(乳がん)
女性に多いがんで、女性のがんの生涯罹患率では第一位になりました。現在は女性の16人に1人が乳がんになることが知られています。新しく毎年5万人を超える方々が乳がんになっています。そしてますます増加傾向です。
特徴はほかのがんに比べて若い30歳代から発症する方の割合が増えてきます。
検診は40歳以上の方に二年に一回すすめられています。若い方は超音波、年配の方はマンモグラフィ(乳房エックス線)を行います。
乳がんは自己検診できる唯一のがんといってもよく、ご自身でのチェックも大切です。閉経前の方は生理終了後1週間ほどして、閉経後の方は毎月日にちを決めて定期チェックを行う習慣を作りましょう。

(子宮がん)
子宮頚がんと子宮体がんに分かれます。
子宮頚がんは20~30歳代の若い女性のがんの罹患率で第一位となっています。
パピローマウィルスというウィルスの感染が大きな原因と言われています。現在はパピローマウィルスに対するワクチン(子宮頚がんワクチン)が2種類あります。それぞれ「サーバリックス」「ガーダシル」という名前で、希望するワクチンを中学一年生から高校一年生まで公費(無料)で受けることができます。対象の方は積極的に受けるようにしましょう。
またそれ以上の年齢の女性でもがん予防効果はありますのでご希望の方はご相談ください。ただし、ワクチンで予防できないタイプのパピローマウィルスもいますので、ワクチンを打たれた方も含めて二年に一度の定期検診が勧められています。婦人科では子宮頚がん検診にあわせて子宮体がんと卵巣がんのチェックも行ってくれることが一般的です。

(前立腺がん)
高齢化に伴い罹患率、死亡率ともに増えているがんの代表です。日本では男性の罹患率は胃、大腸、肺に次いで第4位となっていますが、全世界でみると第1位です。高齢化や生活の欧米化に伴い日本でも今後さらに増えていくことが予想されています。
前立腺がんは他のがんとことなりPSAという血液検査の検診が有効です。数値が4.0以上あれば泌尿器科で精密検査が必要となります。50歳以上の方に年に一回のPSAチェックが薦められています。当院では一般的な検診採血時や糖尿病、コレステロールなどの定期採血時に合わせてPSAをチェックすることができます。ご希望の方はいつでもご相談ください。

(肝臓がん)
主な原因はB型およびC型肝炎ウィルスとアルコールです。肝炎ウィルスが体の中にいるかどうかは血液検査で調べることができます。肝炎ウィルスに感染していても通常はなにも症状はありません。また、肝炎ウィルスは血液などを介して他の人に感染させてしまう可能性があります。今までにきちんと調べたことがない方々は一度チェックしておくことをお勧めします。当院で随時検査できますのでいつでもご相談ください。


以上、がんと検診についてのお話をしてきましたが、がんに対して検診の重要性をご理解いただけたと思います。
「自分はがんにならない」「自分はがんと関係ない」そう思っている方も多いと思いますが現実は違います。現在、検査の技術も格段に進歩し早期に発見すれば決して「不治の病」とは言えなくなっています。
このブログを読んでいただいた方には是非定期的な検診を強くお勧めいたいします。

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