寒暖繰り返す早春、慣れない小さな手で撒いた種は雨や風、夏の厳しい暑さと闘い立派に育ち刈り取りの時を迎えました。
平成29年9月25日(月)朝から空は高く青く澄み、まさに秋晴れ‼ 今日は大町西小学校5年生の稲刈りです。
約束の午前10時少し前、当水土里ネット職員3名も身支度整え田んぼへと向かいました。
始まりの会では、姿勢を正した子供たちから「お願いします!」のあいさつがありました。
続いて、何回か5年生の担任の経験も有り、また実家が農家という栗林先生がその体験をもとに、子供たちにわかりやすく作業の内容、進め方などの説明を全て行いました。
黄色く色づき豊かな実りの夢を膨らませる稲穂の波、イナゴも赤とんぼも子供たちを喜ばせます。
そしていよいよ稲刈りが始まりました。鎌など手に触れたこともない子供たちの賑やかな声が空に響きます。
さらに例年の事ですが、地主の平林さんが予め稲かけ用のハゼを作っておいてくれ、陰の協力に大変助かり只々感謝です。
今日の作業は鎌で稲を刈り、紐で束ねて、その稲束をハゼの周りに運びハゼに掛け、田んぼ中に落ちている稲穂を1本1本大切に拾い、そして最後に雨対策としてハゼシートを掛けるところまでです。
前日まで心配した天候でしたが、あまりの暑さに子供たちは、校舎に駆け込み水分補給しながら午前の授業は無事終了!
残りの作業は給食後にゆっくり行うとのことになり、後は先生にお願いし、水土里ネットの職員はここで帰庁しました。
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