北アルプス表銀座の山小屋/燕山荘グループのWEBサイトです

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燕山荘

北アルプス 大天荘

大天荘 スタッフブログ

靴。
2014/08/31

さかきです。

今日夕方のテント場です・・・この夏幾度となく似たような光景を載せさせて頂きました。思い起こせばこの夏は本当にお天気に泣かされた年でした。

2014年夏、今日でおしまいです。


日照不足が秋の紅葉に影響及ぼさなければいいな、今はそれだけが気がかりです。



さて、今日はこの話題。
ここ二日間ほど続けて、登山靴のソールが見事に剥がれてしまう事態を目のあたりにしています。

もし小屋到着されて、こういう事態になったとき、お尋ね頂ければ、簡易的な応急処置もしくは場合によっては貸靴をお貸致します。

そもそも、登山靴の日頃のお手入れや保管方法、履く頻度によって、経年劣化の速度調整はいかようにも効きます。

・風通しよく日の当たらない場所
・長期間使わないときは、適度に湿気を抑えるために、新聞紙など丸めて中に入れておく

また山行中、雨の中びしょびしょに濡れてしまった靴。
「乾燥室には持ち込めないですか?」
とよく聞かれますが、大天荘に関しましては、乾燥室内に靴が置けるスペースがありません。ストーブの炊いた本館談話室の下駄箱に置くのが精いっぱいです。

そもそもそこまで濡れてしまった靴は、半日にわかに乾燥室に置いてもなかなか乾きません。
新聞紙を数枚携行すると、何かと重宝します。


ショップやネットで靴の保管方法や乾かし方などいろいろ出ていますので、是非ご参考を。


山行中、写真のような状態にならないためにも、日ごろの靴をはじめとする登山道具の保管を大切に・・・(高いですからね)

ランプと芋煮と三角形。
2014/08/30

さかきです。


今日はまずお知らせを。

秋の恒例イベント(?)、「日本一標高の高い芋煮会とランプの夕べ」のお知らせです。
秋の味覚“芋煮”でお腹をしっかり満たして頂いたあと、ランプの灯った食堂にて、麓安曇野に伝わる民話の語べとスライドショーをお楽しみください。
日時は、9月8日・15日・22日・29日いずれも月曜日です。ランプの夕べではお飲物とケーキをご用意しております。


さて、今朝の外の様子はというと・・・
 ▲槍・穂高連峰
高瀬の谷間から、まるでドライアイスの煙がもくもく湧き出てくるような感じ。
 ▲槍ヶ岳
先日のように穂先だけ顔を出しているこの様、個人的には好きな図です。
 ▲穂高連峰
雲はかかれども、すがすがしい朝を感じます。
雲海に写し出された大天井岳山頂。よーく考えてみると、この大天井岳、燕山荘方面からも西岳方面からも常念岳方面からも、見る形は台形だったりのっぺりした山容なのに、高瀬の谷に影で映し出される形は、きれいな三角形なんですよね。
近年裏銀座歩いてないので、覚えていませんが、向こうから見る大天井岳は立派な形をした三角形の山なんでしょう。


・・・なんて、影をぼんやり見つめながらふと思いました。雑感でした。

ビビッと響く。
2014/08/29

さかきです。


今朝の槍・穂高連峰方向は、久しぶりに紅く染まりました、山肌も空も。

 ▲槍ヶ岳
 ▲穂高連峰
無風だったことがカメラを構える者としては幸いでしたが、今朝はかなり冷えました。
大天荘に掲げている温度計はご覧の通り。外は3.5℃まで下がったようです。さよなら、夏よ・・・

年にもよりますが、早い時は9月上旬に氷が張ることがあります。また天候が悪化した場合、体感的に想像以上の寒さに見舞われることがありますので、この先北アルプスの稜線にお出かけの際は、防寒着の携行を是非お薦め致します。


さて、今日は久々にスタッフが撮った一枚を。
私ではなく、女性スタッフが撮影したもの。トイレ掃除でふと外を眺めていた彼女の感性に、ビビッと響いた光景。
撮影時のちょっと前が一番幻想的な光の加減だったようです。


どことなく女性らしい柔らかな光景ですね。

半世紀。
2014/08/28

さかきです。今日はもう一つお伝えしたい話題が。


昨晩は御年83歳になられる男性のお客様がお見えになりました。じつに足取りは83際とは思えない程軽く、お聞きしたところ、現在腰痛や関節の痛みなど全くなく、元気に山歩きをされているのだそうです。

登山を始められたのが今から約半世紀前、新婚旅行で北穂高岳に登ったのが最初、その時に見た槍ヶ岳に魅了され、その時から約50年間、毎年欠かさずいろんな角度から槍ヶ岳を撮りに北アルプスを訪れるのだそうです。


今日私は、この事で、たくさんの元気を頂いたような気がしました。


「今回のこの調子なら、来年あたりも登れそうな気がする」


どうぞどうぞ是非、お待ちしております。

続けられる限り、元気なその姿を、そしてその元気を少しでも我々にお裾分けしに登ってきてください。

ありがとうございました。




個人的には駄目ではなかったのです・・・
2014/08/28

さかきです。


久しぶりに夕方山頂に出かけました。

最も小屋から出る時は全体的に霧に覆われ、夕日や槍穂を眺められるような雰囲気ではなかったのですが、気温がひんやりとしてきたので、ひょっとしたら・・・という気持ちでした。

向かう途中、一人のお客様とすれ違い、「今日は駄目ですよね」と尋ねられ、「いや、待てば見れるかもしれないですよ」と個人の感で、必ず晴れるという根拠のない返事はできず、「駄目ですね」と言ってしまった私。


結果はというと・・・

 ▲日の入前後
日の入そのものは拝めませんでしたが、薄い霧のベールに包まれた柔らかな夕刻を堪能することはできました。
 ▲裏銀座方面
 ▲鷲羽岳とワリモ岳
高瀬の谷間にもくもく湧き立つ雲の感じがとても印象的でした。

一方の槍・穂高連峰はというと、こちらも霧や雲に包まれた状態。こちらは槍と前穂の頭がちょこんと出ている様が印象的。
 ▲槍ヶ岳の穂先
 ▲左端 前穂高岳
そんなわけで、山頂で待つこと5分も経たないうちに、結構ナイスな光景を目にすることができました。個人的には全然駄目ではなかったのです。
あの時、「いや、チャンスあるかもしれませんよ」と言っとけばよかったかな・・・


さて昨夜は、同じ山小屋でも尾瀬で活躍されている「尾瀬小屋」の支配人ご夫妻がお見えでした。
ゆっくりお話しする時間が持てなく残念でしたが、やはり一国一城の主、出ているオーラが違いました。私自身尾瀬にはまだ足を踏み入れたことがないため、一度は訪れたいと思っています。
またお時間をみつけてお越しください。その際は是非いろいろなお話を聞かせてください。
ありがとうございました。

グランテトラの水筒。
2014/08/27

さかきです。


今朝はここまで。この後すぐガスにまかれてしまい、その後は霧雨とも小雨ともつかない天気となりました。


さて、昨日今日と悪天候に阻まれ、お客様が少ない大天荘。管内のあちらこちらのディスプレイ等少々模様替えしています。
食堂脇に掲げられているオリジナルTシャツの見本。その上の棚に置かれた赤い水筒。

グランテトラ。フランス発祥の水筒。ぼこぼこにへこんではいますが、大事にされてきた証。スタッフの私物です。元々はそのスタッフの親の物だそうで。
ちなみに私は紫のマルキルの水筒を使っていました。

ここ最近、小屋の内外で忘れ物が大変多くなっています。中には、とても大切にされている品物なのでしょう、後日電話連絡で届けてもらえないか、という旨の話はありますが、たいがいはそのまま置き去りにされ、1年2年・・というのがほとんどです。小屋では、丸一年以上経過し、ご連絡なき落し物については、やむなく処分させて頂いています。

手袋、雨具、ザックカバー、ストック、帽子、腕時計、中には貴重品やコンパクトデジカメなどといった物まで。

パッキングの際、今一度忘れ物がないか、是非ご確認の上ご出発されますよう、せつに願います。

どんな物でも大事に大事に扱えば、きっと忘れ物は減るはず。たとえ忘れても、きっと後で思い出し、着払いにてご自身の手元には必ず戻ります。



このグランテトラの水筒が、そう語っているように私には感じます。




余談ですが、この手の水筒、独特の匂いがつきやすいですが、卵の殻を少々砕いたものと水とをシャッフルさせるだけで、かなり匂いは落ちます。お試しを。

小さい秋みっけ!
2014/08/26

さかきです。


2日間ほどPC機器の不調により更新できず申し訳ありませんでした。


さて、雨ベースの愚図つき模様が続いたこの3日間。

今日も窓越しから見る大天荘のテント場はガランとしたもの。良く捉えれば、皆さん天気予報をご覧になって山行を延期したりした結果なのでしょう。実際今日の未明、大きいテントが風雨で倒壊し、そのグループ全員小屋に逃げ込む一幕もあったほど、ここのテント場は悪天の時は要注意なのです。
雨に咽ぶ大天荘。まもなく8月終わろうとしていますが、9月10月の秋晴れ、大いに期待したいところです。


・・・そう、8月終わるともなればいよいよ秋。今日小さい秋をいくつか見つけました。
 ▲トウヤクリンドウ 
これが咲いたらやっぱり秋というもんでしょう。
 ▲ウラシマツツジ
鮮やかな赤に包まれるのもそう遠くないところまで来たような気が。今朝も気温は10℃を割りました。
おもいっきり夏山を感じることなく、秋の到来をひしひし肌身で感じる今日この頃です。


秋の到来といえば、先日もお伝えしたこの子達も、さらに大きく成長。
夕方雲の切れ間が出たところで周りの様子を撮りに行くつもりが、近くで「クー」「ピヨ」を聴いたもんで、そちらに釘づけ。
さて、どこにいるかわかります?(なにげに雷鳥クイズ)

一羽は母親。右の岩の上で、近くを飛んでいる他の大型の鳥を警戒中。
もう一羽は、だいぶ大きくなった子供。真ん中のハイマツの際からひょっこり。母親の警戒する鳴き声の間、ずっと中に隠れていました。いっぱしな羽に生えそろってきましたが、顔つきはまだまだ子供。7月に産まれて早2か月弱、よくここまで無事に育ったなぁ。


という感じで、徐々に秋めいてきた大天荘周辺です。




裏腹。
2014/08/23

さかきです。


今日は天気予報とは裏腹の空模様、未明から朝方にかけてはかなり強い雨降りでしたが、日中はやわらかな日差しが降り注ぐ陽気に。

空はどう見ても”夏”というよりは”秋”の気配。吹く風はやや冷たさを感じます。徐々に秋めいてくるのでしょう。

ところで今日は週末土曜日。気配は秋でもまだまだ”夏”には変わりはなく、お天気もまずまずならば人通りも・・・と期待していたのですが、
 ▲午後2時頃
この時間帯でテント無ければ、宿泊者もゼロ(最もこの後バラバラと到着されてはきましたが)。もともとの予報が悪かったこともあり、キャンセル相次いだのは事実ですが、こうも閑散するとは・・・。
そういえば、今日燕山荘ではクラシックコンサートのある日。そこで足を止められた方も多いんだろうな。

正直この5日間、日中は一滴も雨が落ちていません。案外いい天気が続いています。
 ▲夕日差し込む槍ヶ岳
今も外に出てみましたが、なかなかいい感じでしたよ。


<テーピング講習>
昨日から今日にかけて、燕山荘の夏山診療所に詰められているドクターの方が大天荘にお見えになり、スタッフ向けにテーピング講習を開いて頂きました。


大天荘にお見えになるお客様で、ごくたまにですが、”膝を痛めた””軽い捻挫をした”という方いらっしゃいます。診療所のない大天荘では、スタッフが対応する場合もあるため、こういう機会はとても貴重な体験です。
これ以外にも、軽い高山病の疑い、低体温症の疑い、等々聞かれることがあります。わかる範囲内でアドバイスできることがあるかもしれませんので(診察ではありません)、お困りの方はスタッフにお尋ねください。


登山日和。
2014/08/22

さかきです。


ずばり快晴!
 ▲槍・穂高連峰
 ▲燕山荘方面、後方 剣・立山連峰、鹿島鑓ヶ岳方面
抜けるような青空とはまさにこのことですね。
 ▲燕山荘
コンパクトデジタルカメラの望遠機能でちょっと遊んでみました(^^)

いい登山日和です。

あと10日・・・
2014/08/21

さかきです。


今朝で連続3日間、きれいな日の出を拝めています。

 ▲左 志賀高原/四阿山 右 浅間山
この夏、特に8月は天候不順でした。3日間も連続して日の出を拝めることがなかったので、うれしさのあまり、今日もトップは日の出を。
 ▲槍ヶ岳
 ▲穂高連峰
真っ赤ではありませんが、ややモルゲンロート。それでもきれいです。


もともといろんな気象機関の週間予報では、今日辺りから再び雨続きとなっていたように記憶していますが、実際蓋を開けてみると、どっピーカンではないにしても、動くにはちょうどよい陽気。人影はごくわずか。おそらく皆さん週間予報で先々の山行計画を立てられているのでしょう。実際山の上はここ数日悪くないんです、はい。

一方で、雨の多かった8月、おかげで水源地の湧き水の水量は、例年だと先細りし、今頃はチョロチョロ程度なのが、今年は水量もたっぷり。今日もどんどん水を揚げています。

8月あと10日間、ということは。夏もあと10日。
どんな天気になるかわかりませんが、晴天ぬって皆さんのお越しをお待ちしております。


最後に、小屋周辺で今見られる花を少々。
 ▲ミヤマコゴメグサ
 ▲ハクサンチドリ
 ▲コウメバチソウ
 ▲アオノツガザクラ
 ▲チングルマ
チングルマはすっかり秋の装いですね。

いつにも増して気分よく・・・
2014/08/20

さかきです。

今日は昨日よりもっといい朝でした、個人的には。

 ▲日の出(5:10頃)
ここから何もかもが紅く染まってゆきました。

一日の始まりがこうも美しいと、気分がいいですね。今朝は小屋に宿泊されていた数十名の皆さん全員が外に集結してご覧になっていました。
うちのスタッフも食堂の窓越しから身を乗り出すほど・・・というか、何もこういう時は皆で外に出たっていいんだよ。


そして今日はもう一つ気分のいいことが。
2週間に一度のヘリコプターによる荷揚げ。今日は滞ることなく無事に予定通りに終了。
この夏、特に8月は数える程しか晴れ間が広がらなかった中で、今日スッキリと作業がはかどった事が、何よりも気分をよくしてくれました。東邦さん、いつもお世話になりますm(__)m


今夜は気分よく呑んで休むことにします(^^)

ヴィバルディ 四季”夏”。
2014/08/19

さかきです。


いい朝でした。

非日常の光景とあって、強風吹きすさぶ中でも皆さんジッと陽が昇るのを待ちわびています。


私はこの後一目散に山頂へとダッシュしました。
そんなにクラシックを聴くわけでもなく、知っているわけでもないですが、この光景を見て頭の中は、ヴィバルディの四季、協奏曲第2番 ト短調、RV.315「夏」が流れていました。
まさに幻想的な空です。


5:10頃。志賀高原の四阿山辺りから出てきます。小屋開け6月下旬の頃と比べると、だいぶ南の方へ移動してきました。

 ▲常念岳シルエット、遠く富士山
きっと富士山頂は大勢のご来光見物で賑わっているんだろうな・・・



ちなみに今日ご来光の時点で、大天井岳山頂には、私一人しかいませんでした・・・というか独り占めですね(^^)v

ほころびます。
2014/08/18

さかきです。


まだまだ納得いくほど広がっていませんが、日中久しぶりに気持ち良い青空を拝みました。

今日縦走してきた方皆さん、笑顔に満ち溢れているように見えました。ここ3日間、雷鳴らなかった日が無かったわけで、そういった心配事無しに気持ちよく歩ければ、自然と顔もほころびますね。
ほころぶのは一般登山者のみならず、この方々”夏山常駐パトロール隊”も一緒。この3日間ほど、午前中からの発雷で予定通りのパトロールができずじまいでした。ようやく雨もあがり、今日から晴れ間が回復する中、雨具を着ずパトロール活動できるとあって、普段厳しい表情のこの方々も、それはほころびます。
昨日は、ここ大天荘で雷に関する安全登山の啓蒙に努めていただき、たいへん助かりました。
救助活動だけでなく、事故怪我を未然に防ぐ啓蒙活動も彼らの重要な任務です。まだまだ続く夏山シーズン、パトロールよろしくお願い致します。

続く雨降りの中、高山植物の種類も増えています。
 ▲ウサギギク
 ▲クロトウヒレン
クロトウヒレン、まもなく蕾もほころんで花をつけるでしょう。

さあ、今週は少し夏空挽回といきたいところです。

夕方日没前の安曇野平と遠く沸き立つ積乱雲。こういった夏の光景をたくさんの方にまだまだ見てもらいたいですね。


雷鳥様様。
2014/08/17

さかきです。


今日も朝から雷雨・・・というこの書き出しもそろそろ変えたいと強く願う我々スタッフ一同、というかどこの山小屋も皆願いは一緒でしょう。

          ↑
          ↓
今日もほぼ終日、上の写真のように雷雨になってみれば、下のようにスカッと雲が切れる時もあったりの繰り返し。登山者には悩ましい天気でした。昨日同様縦走を途中断念し、大天荘に停滞された方結構いらっしゃいます。

そんな皆さんを和ませてくれたひとときが。
「ん!なんだ、なんだ?」
景色を見てるわけではなく・・・もしかして。
いましたね。
人だかりの中皆で首をかしげて覗いて見れば、雷鳥も「なによ!そんなに皆で私を見つめて!」とこれまた同じ角度で首をかしげてこっちを見ている、なんとも愉快な光景でした。

そんなことには目もくれず無心に草を啄む子供達。
だいぶ大きくなりました。羽の色が親に似てきています。

雷ゴロゴロ、こんな時だからこそ、彼らの登場がどれだけ気分を和ませてくれることか。雷鳥様様です。


ヤマテンの予報では、明日は徐々に天気が回復してくる模様。各地で大雨の被害も出ているようです。これ以上の影響が出ないよう、秋雨前線が弱まってくれることを祈るばかりです。



秋雨前線と雷。
2014/08/16

さかきです。


どうも、ヤマテンの予報文を見ると、今停滞している前線は、”秋雨前線”のようです。
今日の昼前後は、雷と土砂降りの雨となり、その影響で縦走をあきらめ大天荘に踏みとどまったパーティーが数組いらっしゃいます。賢明な判断だと思います。

 ▲気象庁レーダー・ナウキャストより

いわゆる夕立に伴う雷雨は、しばらく経てば弱まりますが、この前線の影響による雷は、過去の体験上、鳴っては止み、鳴っては止みを繰り返す傾向にあります。ちょっと鳴り止んだからといってすぐに出発し、次の雷雲に途中遭遇してしまうこと、よくあります。
以前にも記しましたが、稜線上で遭遇する雷ほど恐ろしいものはなく、人一人歩くだけで避雷針になりかねません。

 「せっかく来たのだから」
 「時間も無いし」

とは、よくわかります。
しかしそこは是非、身の安全を愛優先に考えられて行動して頂けたらと思います。携帯電話でレーダー解析を見られるサイトもありますので、いろんな情報を駆使して”安全登山”。よろしくお願い致します。


また元気に会いましょう!
2014/08/15

さかきです。

まもなくお盆休みも終わり。
結局のところ、台風一過→夏空全開とはいかず、お盆期間中よーく雨が降りました。

夕方の大天荘。今日も朝から風雨が強く、テント泊予定の方は皆さん小屋泊まり。じつにテント場は静かなもんです。8月まだ半ばというのに・・・いったい今年の夏はどこをうろついてしまっているのだろう、と言わずにはいられません。

けれども、よく世間一般に言われている”年間通して晴れと雨の日数、帳尻が合うようになっている”、この言葉をそのまま鵜呑みにすれば、いずれこの先秋山シーズンにかけては晴れる日が多くなるのではと、今からちょっぴり期待はしています。


ところでお盆休み期間中は、毎年お見えになる方や、顔馴染みのお客様が大勢お出でくださいました。本当にありがとうございました。
去年もブログに登場して頂いた、栃木からお見えのテント泊ファミリー。去年は確か3連泊で晴天続き、言うことなし!でしたが、今年は連日悪天候。それでも雷鳥探しに行ったり、小屋でゆっくり読書等して過ごしたりと、それなりに楽しまれていたご様子。
・・・でも天気が一番ですよね。
とても仲睦まじいご家族。何も見えない中下山していく後姿を見て、是非来年は晴れ続きで来てもらいたい!と切実に願いながら、見えなくなるまで見送りしました。


また元気にお会いしましょう!



夜の喫茶室。
2014/08/14

さかきです。


・・・そんな予感はしていたんですが、は~っ、とため息がつくような天気に逆戻り。前線がしっかり日本上空に描かれています。

今日は一日霧に包まれ、小雨が降ったり止んだり。


こんな日は、小屋の中でゆったり過ごしましょう!

ということで、宣伝をひとつ。

 ▲「夜の喫茶室」
つい先日も触れました「夜の喫茶室」。開店して数日経ちますが、徐々に我々の手際も慣れてきたせいか、利用されるお客様が増えてきました。
晴れていれば、窓越しから安曇野の夜景や満天の星空や天の川が見える最高のロケーション、それが大天荘の「夜の喫茶室」です。ランプに灯され日常とはかけ離れた異空間、山旅の思い出の一つになっていただければ幸いです。
もちろん、天気が悪く何も見えなくとも、ランプの灯りを見ているだけで、心が落ち着き、いいムードになること間違いなし。


夕食後まもなく開店。消灯の9時までご利用頂けます。


どうぞお気軽にお立ち寄りください。


以上、「夜の喫茶室」でした。




キラキラ輝くもの。
2014/08/13

さかきです。


去る7月29日のブログで少し触れたのですが、今朝気付いたらキラキラ輝いていました。

ちょっとわかりづらいかな・・・右のピークが北穂高岳になるのですが、その頂とほぼ同じ位置で光っているもの、北穂高小屋です。
 ▲北穂高小屋
今頃でないと、この輝きは見ることができません。もちろん、晴れていればですよ。

そんなわけで、今朝は素晴らしい晴れ間が広がりました。
この晴天で、テント泊の人達からは躍動感が伝わってきます。朝から太陽の日差しをいっぱいに浴びて、力がみなぎってくるようです。

 ▲槍・穂高連峰
8月に入り、このような朝を迎えるのは数える程しかありません。我々スタッフはいつでも見られるんです。お越し頂いた登山者の方、一人でも多くの方にこの景色を堪能して頂きたい・・・だから太平洋高気圧よ、今しばらくこのまま踏ん張ってもらいたい!お願い致しますm(__)m

お天気が一番!
2014/08/12

さかきです。

お盆休み真っ只中、台風11号で出鼻をくじかれましたが、ようやく今日は晴れ間も覗き、きれいな夕焼けも。

 ▲日の出(5:00頃)
雨に煙るこの日の出もなかなか印象的ですが、実は西側には見事な2重の虹がかかっていることに全く気付かず(>_<)
お客様からは言われて慌ててレンズを向けた時はすでに遅し。

この後、昼過ぎにかけては再び風雨が強まり、お客様・我々スタッフ共々意気消沈となったのは言うまでもなく。おいおい、台風も去って、そろそろ晴れてくれてもいいんじゃ・・・


と思っていたところ、午後からみるみる雲が取れ、
 ▲16:00頃
 ▲18:50頃
 ▲大天井岳シルエット

 濡れたテントをおもいっきり乾かす人、
 岩の上で夕日を眺める人、
 夕日に照らされた近くの登山道を散策するご家族、
 三脚を立てて夕日を狙う人、
 槍のシルエットを見て「シンデレラ城みたい」と楽しげに語らう人、
 山頂で日の入りを眺める人・・・

やっぱりお天気が一番ですね。
明日は朝から晴れ間が出る予報。久しぶりに朝からスカッとした夏空を満喫できるといいなぁ。


〈夜の喫茶室〉
「夜の喫茶室」の営業を始めました。ランプの灯りのもと、窓越しに浮かぶ麓の夜景や星空を眺めながら、優雅なひと時をお楽しみください。夕食後、食堂にて営業中です。なお、週末繁忙日などは営業できない場合もありますので、あしからず。
大天荘オリジナルケーキ(ここで焼き上げています)がおすすめです。

今宵、夜の喫茶室の窓越しから見る月です。ペルセウス座流星群は今夜が最も見頃とのこと。閉店後、スタッフ皆でお出かけです(^^)

じっと待つ・・・
2014/08/10

さかきです。

日本に影響を及ぼした台風8号の時は、ここ大天荘周辺はさほど影響はありませんでしたが、今回の11号、進路が北アルプスより西側を通過し、日本海に抜けるということもあり、昼過ぎから暴風雨となっています。

燕山荘方向からの登山道、今日はここ大天荘にテント山行で登ってきた6名グループと、常念に向けて縦走してきた4名グループの通過のみ・・・台風が去っていく明日からは、お盆の賑わいが戻ってくることを信じ、今はひたすら台風が通過するのをじっと待っています。

午後は半端のない暴風雨のため、時折小屋周りの点検のため出歩くほかは、外には出ていません、というか出られません。歩くにも耐風姿勢をとらないと動けない程の風が吹いています。
このナナカマドも、可愛そうなくらい風にあおられ、細い小枝や葉っぱがちぎれるほど。

ちなみに先ほどの6名のテント山行で見えられたグループ。一度はテントを張ろうと試みたものの、風であえなくポールが折れてしまい、小屋に素泊まりとなりました。

進路によって影響の度合いが違い、難しい判断だとは思いますが、台風が接近しそうな時は、細心の注意を払った山行計画を、と思います。
特にテント泊で予定をされる方、稜線上のテント場は風雨が強いと張るのに相当苦労しますし、場合によっては破れたり壊れたりすことも珍しくありません。


是非とも安全第一、楽しい山行になるよう願っております。


静かです。
2014/08/09

さかきです。


各地で台風11号の影響が出ているようです。三重県では大雨の特別警報が発表されたとのこと。これ以上の甚大な被害が出ないことを祈るばかりです。

今朝は思いのほか展望がよく、昨夜宿泊されていた方々も、口々に「ラッキー!」。

日の出そのものはしっかり見れませんでしたが、テント場から覗いた槍・穂高連峰の空は、うっすら紅色に。「ヨッシャ!山頂ダッシュだ!」

山頂に着くころには空の赤みは取れていましたが、雲海は見事でした。
 ▲槍ヶ岳
 ▲常念岳方面
ちょうど大天井岳から常念岳・蝶ヶ岳ラインより外側にびっしり雲海が入りました。そういえば、数年前も台風接近の前後、このような雲海が入ったことを思い出しました。その時は、台風通過後、夕焼けに染まる雲海と空が、それは見事でした。
今回どうなるか、密かに楽しみしているところです。



さて今日一日、ここ大天荘周辺の人通りはごく数人。お天気が良ければお盆休み突入とあわせ、多くの人で賑わうはずの小屋周りですが・・・

ポツンとテントが一つあるだけ。

小屋の中も、お泊りは2名様のみ。
じつに静かな大天荘です。

人通りがほとんどなかったことをいいことに、この家族はここぞとばかりに小屋周りをちょろちょろ活発に動き回っております。
昨日ご紹介した雷鳥家族です。小屋の玄関前まで進出。
やるねえ、君たち。


台風接近でやきもきする中、心が和むひと時となりました。



明日は決して無理な行動だけはお控え頂きますよう、よろしくお願い致しますm(__)m



「クークー」 「ピヨピヨ」
2014/08/08

さかきです。


薄紅色の、それはそれはうっとり見とれてしまう朝でした。

 ▲5:00頃
私含めスタッフ3名、朝の食事出しの最中、食堂の窓越しからこの様子を見ていました。

 「今日はいい夜明けですね」

昨日の朝、無事にヘリによる荷揚げも終わり、お盆休みに向けての準備は万端、心のゆとりが、なお一層そのように思わせてくれているのは間違いなく、私も本当にいい朝だな、と思いました。


さて、ここ3日間ほど、小屋のすぐそばで、雷鳥親子が頻繁に姿を現すようになりました。
母親1羽、子供が3羽。探すにはさほど苦労せず、よーく耳を澄ませると、

  母親 「クー、クー」
  子供達 「ピヨ、ピヨ」

鳴き声がする方に目を凝らすと、います、草を無心に啄む雷鳥達が。
 ▲母親
 ▲子供
子供たちのあまりにもの可愛さに、これまたじっくり見とれてしまいました、小雨が降る中を。


週末の台風、無事にこの親子達やり過ごしてくれてることを・・・と、自然界で育まれているこの子達は心配ないでしょう。問題はヒトですね。

今日辺り、かなり問い合わせやキャンセルの電話が増えています。「登れるでしょうか?」等々、少しでも不安を感じられるようで、なおかつ日程等ずらせる余裕がありましたら、週明け、台風が去って以降の登山がお薦めかと思われます。

大天荘は、数時間の稜線歩きを経ての場所にあります。風雨が強い吹きさらしの中での稜線歩きは、夏場でも低体温症等のリスクが高い場合があります。週間予報を見るに、週明け以降、いわゆる”台風一過”に似た晴天が期待できそうな予感です。
夏空復活!といきたいですね。


くれぐれも無理のない山行計画を。


無事に・・・
2014/08/07

さかきです。

今朝起きた時は、小屋周りすっかり濃い霧に覆われていましたが、日の出と共にみるみる視界が開け、待望の荷揚げが行われました。
▲アエロスパシアル式AS350B3エキュレイユ
お盆休み前、かつ明日以降の週間予報を見て、今日も飛ばなかったら・・・と思うとゾッとします。それだけに今回の荷揚げは、普段よりも数倍のありがたさがありました。
東邦航空のクルーの皆さん、本当に今日はありがとうございました。

久しぶりの青空、昼間も概ね日差しが照り、少し夏が戻ってきた感じです。
槍の穂先などは雲に隠れているものの、真っ青なその色は、間違いなく夏空です。

進路が気がかりな台風11号、大きな影響が出ないことをせつに願います。


 ▲タカネツメクサとチシマギキョウ
 ▲ヨツバシオガマ
小屋周りの花はここ数日のお湿りでかなり生き生き。そろそろ夏の太陽をめいっぱい恋しがっているよう。


しばらく天気予報と睨めっこの日が続きそうです・・・


明日の朝リベンジで!
2014/08/06

さかきです。

・・・昨日のブログで切実な食材危機である旨お伝えしましたが、残念ながら今日はヘリは飛べませんでした。

 ▲夕方の大天荘テント場
夕方近くまで濃い霧と小雨交じりの天気は昨日と変わらず。手前に写っている、ブルーシートで覆われた下げ荷が侘しくポツンと残っているのが妙に印象的です。そんな印象的などと浸っている場合ではないのですが、飛べない以上じたばたしても仕方なし・・・

 ▲合戦尾根方向
 ▲上高地方向
それでも夕方、ほんの少しですが、下方の景色が少し広がりはじめてはきました。ヤマテンの予報でも、この周辺、明日は朝のうちは多少晴れ間ものぞくとのこと。


今日は完全なる内輪ネタに終始してしまいましたが、正直お盆休みの前ということもあり、食材の事で私の頭はいっぱいいっぱいなのでありました。


明日の朝、太陽と青空が望めることをせつに願って今晩は休むことにします。

嬉しかったこと。
2014/08/05

今日はもう一つの話題を。


以前にも書いたような気がしますが、受付に見えられたお客様の顔や、宿泊カードに記載された名前を見て、「アレ?以前もお見えになった方ではないかな?」ということが時たまあります。

昨日もそういう場面がありました。

一昨々年まで、毎年わざわざ大天荘の名物メニュー”インディアンランチ”を求めて、はるばる鳥取からお見えになるテント泊(どんな天気でも必ずテント泊)の女性の方がいました。
自分が大天荘に赴任してきた年から、割と忙しくない時期に必ず年に1回、召し上がりに来られていたので、なんとなく覚えていましいた。

ただここ2年程はお見えでなかったので、気の小さい私は、そろそろ飽きられたかな、と時には思い出していました。



そうしたところ昨日、受付用紙を見て「アレ?」。
こういうのは小屋のスタッフとしては嬉しいもので、即お声かけ。ビンゴでした。
しかも今回はお姉さんもご一緒。
「どうしてもここに来たくて・・・」

数日前の”大天荘携帯ストラップ”といい、今回のランチといい、変わらずに残し、それを楽しみにしているお客様がいるということ・・・

小屋番冥利に尽きるとはこのことですね。




また来年も変わらずにご用意してお待ちしています。



願い事。
2014/08/05

さかきです。


決して昨日と同じ写真なわけではありません。

 ▲夕方のテント場
今日も一日濃い霧と時折小雨模様・・・スッキリしません。
日中、温度計の掲示は11℃前後。濡れた体には堪える陽気です。
こうなると、夏場でも薄手のダウンといった防寒着などがあると重宝します。こういった中での稜線歩きは、体の冷えをいかに抑えるかが大切。にわかな合羽ではなく、ゴアテックス製のしっかりしたものを携行することをお勧めいたします。



ところで明日は燕山荘グループのヘリコプターによる荷揚げ作業が予定されています。そんなことで、明日のブログのトップ画面は、是非ともヘリコプターの様子を掲載したいと強く願う我々スタッフ一同です。

なぜ強くかというと、食材の在庫が底をつきかけているため。
そんなわけで昨日から合戦小屋や燕山荘までボッカに出向いています。一人で担ぐ量には限界が。是非とも天気回復して飛んできてほしい!のです。

だから今夜は特に力を入れて、
この子には頑張ってもらいたいですm(__)m



頑張りどころですよ!
2014/08/04

さかきです。


今日は朝から霧+小雨。

それでも果敢に縦走してきた方は少なくなく、テント場も思いのほか賑わっています。ただ風向きの関係か、登山道はさんで左側の敷地ばかりに張られているのを見て、今日のテント村の結束力の強さを感じます。きっと、
 
 「こっちのほうが風弱そうですよ」
 「そうですか。じゃあみんなそっちに張りましょう!」
 「間隔狭めて風当りを弱めましょうよ」

こんな声の掛け合いをしたかどうかは定かではありませんが、思うところは一緒でしょう。



ところで、四国地方を中心とした大雨が気になるところです。台風12号もしくはそれから変わった熱帯低気圧の余波によるものらしいですが、今度は台風11号が日本の様子を伺っています。
 ▲気象庁HPより
来週はお盆休み。もちろん数日先の精度は低いと思われますが、用心に越したことはなく、この先の週間天気予報等、こまめにチェックされ、山行く計画をお立てになることをお薦めします。


・・・というよりも、大きく反れて影響ないのが一番。
この子に頑張ってもらいましょう!



朝焼け。
2014/08/03

さかきです。


昨日は肌寒い曇り空、時折小雨交じりの空模様にも関わらず、大勢の方にお見え頂きました。ありがとうございました。

その皆さんに、こんがり朝焼けが届きました。

 ▲4:53

大勢の方がご覧いただいている姿を見ると、素直にうれしく思いますし、やっぱり山はお天気が一番だなとつくづく実感します。



さあ、皆さん元気よく、いってらっしゃい!

8月です。
2014/08/01

さかきです。


今日から8月ですね・・・という文言でブログを綴る小屋、きっと多いことでしょう(^^)


 ▲槍・穂高連峰
昨日の夕方は、大天荘周辺でも土砂降りの夕立があり、時折雷鳴も轟きましたが、今朝はさわやかな青空が広がり、雲の感じもなかなかいい具合。

・・・なぁんて、お気づきの人はもうおわかりですね。
そう、7月30日のヒュッテ大槍のブログの真似です。

創作能力が低い私は、ひたすらテント場を歩き回り、槍ヶ岳に似た岩を探し、結果これを槍ヶ岳に見立て撮影したんですが・・・微妙でした。


今日夕立はありませんでしたが、周辺はもくもくした雲が湧き、夏の夕方を演出するにはピッタリの光景でした。


山頂直下で撮った写真。この時、渡辺美里さんの「夏が来た!」が、私の頭の中ではぐるぐる回っていました(これも大槍のブログ調)。


まわりくどく書きましたが、8月に入って夏の色濃くなった、今の大天井岳周辺です。

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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。

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