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燕山荘

北アルプス 大天荘

大天荘 スタッフブログ

台風21号。
2017/10/22


さかきです。


下界においては衆議院選挙が大いなる関心事なのでしょうが、殊大天荘のスタッフにとっては、今晩から明日にかけての台風21号の進路並びに天候の影響のほうがはるかに気がかりです。

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午前中から降り続いている雨ですが、台風接近と共に夕方前より東よりの強風と共に雨脚が強くなってきました。

一般的に、長野県より東側をそれて通る台風は、そもそもこの辺りまで近づいてくる頃には勢力も弱まり、北アルプスにさほどの影響を与ぼさないのが通説となっていますが、今回ばかりは、前線+台風、そして“超大型”ときています。
今晩は仮眠程度にし、台風が過ぎ去るのをじっと見守る予定です。

そしてヤマテンの予報では、明日稜線上は雨から雪に変わるようです。
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▲2017年10月23日午前9時予想天気図(気象庁HPより)
確かに、冬型のような気圧配置。等圧線も狭く風も強そう・・・


とにかく大きな被害等なく、速やかに遠ざかってもらうのを、ただ願うばかりです。


嵐の前の静けさ、なのかな・・・
2017/10/21



さかきです。


“超大型” “非常に強い” と予報されれば、とりわけ稜線の奥に位置する小屋への人波はおのずと遠のくというもの。台風ばかりは致し方ないですね。
明日後半から明後日にかけて長野県に最も接近するようです。ここは、ヤマテンはじめとする各気象情報をよくご覧頂き、殊登山に関しては無理のないよう、お気を付け頂きたいと願います。
個人的には、台風が過ぎ去った後の、にわかな冬型に変わったのちの天候が、どんな具合になるのか、気温や空模様等そちらのほうが気がかりです。

大天荘周辺は今日一日、人通りはもちろんのこと、風は穏やか、湿っぽい霧には断続的に覆われたものの雨が降るわけでもなく、全てにおいて大変静かでした。嵐の前の静けさなのか・・・

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▲槍ヶ岳
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▲穂高連峰
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▲高瀬ダム・燕山荘方面
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▲大天荘と常念岳
いずれも今朝6時半頃の様子。雲というか霧に咽ぶ槍や穂高が印象的でしたが、重ねて言います、ほんと今日の周辺の山並みじつに穏やかでした。
なお、昨日もお伝えしましたが、先日の降雪による雪は融けて無くなっています。


明日からの一週間、この山容は一体どんなふうに変化するのでしょう。


雷鳥も真っ白くなるのかな・・・



雪の次は台風と来たか。
2017/10/20

さかきです。


昨日は辺り一面真っ白だった大天荘ですが、その後降り続く雨により、今日の朝方までにはほぼ融けました。

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今一番気になるは台風21号の動向です。
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▲2017年10月20日18時気象庁発表(気象庁HPより)

明日はともかく、明後日以降それなりきに風雨の影響あるかもしれません。この時期の台風につき、いくら暖気が入ってくるとは言うものの、今日日中の大天荘の温度計は5℃前後でした。仮に風雨強い中、この気温下での吹きっさらしの稜線歩きは十分な注意が必要です(低体温等)。

この週末、どの山域行かれるにしましても、無理のない山行計画をお願い致します。


それにしても、下界において、台風は夏や秋につきもの、雪は冬の風物詩・・・雪の次は台風とまあ、この時期の山の天候は季節感入り乱れる、何とも忙しないものですね。




降雪。
2017/10/19


さかきです。


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▲大天荘前にて 7:55頃
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▲テント場 13:50頃
昨日の夕方過ぎからチラチラしてはいましたが、夜半から本格的な降雪となり、早朝一番多かった頃で、小屋周りの吹き溜まりで10センチ程。昼頃からは雨に変わり、積もった雪はベシャベシャ状態。
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屋根一面覆っていましたが、雨に打たれ徐々に融けています。
地面の熱もまだそう冷え切っていないでしょうから、まだ本格的な根雪となるのは、もうしばらく後日になるのでしょうが、明日明後日冷え込んだ時の凍結スリップには、十分な注意が必要となるでしょう。皮肉にも台風が接近してくる頃には、暖気も入り一旦は全て融けるはずです。
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まだ辛うじて実を残している大天荘のナナカマド。何とも物寂しい図ですね。

一方で、初積雪を目の前にして、やはり居ても立っても居られなかったのでしょう。
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作りたくなるのでしょうね、まずは。
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これで来年の7月まで、間近で雪を見ない日はなくなる日が続きます。
山の上での短い春夏秋は終わりました。



ということで、今日は普段できない作業を、思い切って敢行することに。
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大天荘の食堂です。イスやテーブルを避けると、こんなにも広いものなのかと、改めて感心してしまいました。


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今日はニス作業です。


【ご注意】
少なくともここ大天井岳周辺において、今日の降雪が、直接根雪になることは恐らくないかとは思いますが、お越しの際、通行に際し多少なりとも不安を感じられるようでしたら、軽アイゼン(6本葉以上)並びにストックの携行をお薦め致します。雪そのものよりも、融けたものが朝晩冷え込んで凍結した時のスリップ等のほうが要注意要素です。

特に、大天井岳~槍ヶ岳方面の縦走路は、気温的にこの辺りより低く、凍結時の鎖場やガラ場、ハシゴの通過が最も注意を払います。岩場の影等、陽のあたりにくい箇所は、融けにくく残る可能性もあります。
大天荘を出ますと槍岳山荘まで営業している小屋はありませんので、その点も十分踏まえて登山計画をお願い致します。

また、これから11月上旬にかけ、降雪の機会は増えるものと思われますので、詳細等はこのブログにて随時掲載する予定ですが、さらに細かい点は、直接現地にお問い合わせ頂ければと思います。


引き続き、安全な山旅を。




玄関、出たり入ったり。
2017/10/18

さかきです。


東の空は、殊晴れたり雲海が入ったりした日の朝、日の出前後から1~2時間の間、いろんな光景を展開してくれることが多いものです。
今朝、何回玄関出入りしたことか。

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▲日の出前、ポツンと浮かぶ月と金星(ちょっとわかりずらかったですね・・・)
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▲快晴無風、静寂の中 太陽が顔を出す(5:53頃)
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▲白波のような雲海
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▲にわかに鱗状の雲が空一面覆う

ものの1時間余りの出来事でした。


さて、こんなふうに楽しめる朝は、明日からしばらくお預けになりそうな週間予報となっていますね。“台風21号”です。直接的な影響は週末以降のようですが、要はこの台風が遠ざかった後、天気図上ではにわかに冬型によく見られる気圧配置になりそうで、稜線上では雪の心配が出てきます。
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今日午前中の大天荘と大天井岳。まったく雪はついていませんが、週明け以降白化粧となるのでしょうか・・・





にわかに白くなった峰々と、白い〇〇〇。
2017/10/17



さかきです。


昨日から降り続いていたみぞれ交じりの冷たい雨は、早朝霧雨と化し終焉を迎え、8時過ぎからはスッキリした晴れ間が広がりました。

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10月も半ば過ぎ。紅葉前線は完全に麓へと移動したようで、大天井岳頂上から見る北アルプスの山肌の色は、落葉後の茶褐色となっています。これはこれで味のあるいい色です。
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一転、北の方に目を移せば、秋らしい天高く感じる雲と青空が。そしてよーく目を凝らしてみると・・・
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▲剣・立山連峰
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▲鹿島槍ヶ岳から白馬岳・杓子岳・旭岳
うっすらと雪化粧。例年よりは遅いタイミングなのでしょうが、冬の便りが実感できる時期になってきたのだと改めて思いました。
確かに、吹いてくる風はかなり冷たく感じ、カメラを持つ手は、時折揉んであげないとかじかむ程。

そして夕方、
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雲が入ったため、正確な時間は定かではありませんが、日没は恐らく5時15分~20分くらいでしょう。かなり早くなりましたし、朝同様に風の冷たさが身に染みる夕刻となってきました。
けれど冷え込む分、夜空に浮かぶ星空は、よりその輝きを増してくるのです。
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▲槍・穂高連峰に浮かぶ天の川他

考えてみるに、例年だとあと数日で小屋閉め下山、となるわけですが、今年はまだ3週間余りここでの生活が続きます。
どんな光景に出会えるか、楽しみではあります。



さて、今日の最後は・・・
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大天荘の冬期小屋直下からの一枚。何の生き物が写っているでしょう?








正解は、
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私自身ここ大天荘でウサギを見たのは今日が2度目。前回は数年前、岩陰から逃げる後ろ姿しか見えなかったのですが、今日はしっかり全容を見ることができました。今日は大人げもなくかなり興奮してしまいました・・・
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望遠で撮ったのですが、まさに野性味溢れる眼差し。ウサギとはいえ、これ以上近づくのが少し恐ろしいと感じるほど。眼力強く感じました。
5分程でしょうか、そのままお互い見つめ合っていたら、これまたビックリしたのですが、チーターの如く素早い駆け足で上部テント場の方に(もちろん本物のチーターの走る所は見たことありません。想像とテレビだけですが)。すぐさま追いかけテント場に着いたら、いましたね、隅の方に。
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他のスタッフも興味津々。
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可愛いというよりも格好良かったという印象でした。


これから迎える厳冬を、この稜線で迎える彼ら。逞しい生き物だと改めて思いました。



ペットで見るウサギとは、違いますね・・・




ランプの夕べを終えて。
2017/10/16



さかきです。


事後報告となりますが、昨晩をもちまして、9月より週1回ペース計7回に渡り催してまいりました、今シーズンの大天荘企画「ランプの夕べ」は終了致しました。

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昨晩こそ3名のみのご宿泊・ご参加と少数でしたが、それ以外はどの回も会場の本館談話室が満員になるほどの盛況でありました。ご参加頂きました皆様、改めてありがとうございました。


今更ながら、もしくは以前にも少し触れたかもしれません、ランプの夕べを催させて頂く我々大天荘スタッフの思いを、改めて記させて頂きたいと思います。

                ◆

そもそも北アルプスには多くの山小屋があり、今、どの小屋もその施設らしさに挑戦しているところが増えています。

私共大天荘は、“アットホームな雰囲気の小屋”を売りとしまして、ここ数年運営させて頂いております。

見ず知らずの他人同士が、偶然にも一晩一つ屋根の下に集まり寝食共にする、これって実はとても素晴らしい出会い、ちょっとした“縁”だと私たちは思います。

ここ大天荘には車座になるような囲炉裏やストーブはありませんが、皆分け隔てなく山談義やたわいもない話で盛り上がり、一期一会かもしれないそのわずかな素晴らしいひと時を、山小屋で過ごして頂きたいと願うのです。

そして翌朝、再び各々の時間と予定を持って旅立ってゆく。二度と会わないかもしれませんし、偶然にもどこかで会うかもしれません。

少々の名残惜しさを胸に、一晩一つ屋根の下で過ごした楽しい時間がよい想い出となって、またどこかの山へ旅をする。

そんな時空間の提供の場をお届けできたら・・・
微力ながらそんなお手伝いができればとの思いを込めてのランプの夕べとしたいと思います。
なお、この「ランプの夕べ」は、それ自体がメインではなく、楽しんで頂く一つのきっかけに過ぎません。「ランプの夕べ」が終わりました後、皆さんそれぞれが思い思いくつろぎ、おしゃべりをし、秋の夜長を楽しんで頂くことが、私どもの一番の望みであります。
                 
               「ランプの夕べ開会のことばより」

                ◆

ちなみに、今晩のご宿泊も2名様のみ。
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ご夕食時からお二人ともほどよくお酒が進み、お話が尽きない様子。とても楽しそうです。
当然ながら今宵この屋根の下で偶然に出会ったお二人。でもまさに、先に述べた「ランプの夕べ」の思いがそのまま現実となっているわけで、まさに我々スタッフが思い描く山小屋スタイルです。


来年も内容を吟味して、「ランプの夕べ」開催致します。


これからもこのアットホーム感を絶やすことなく、この大天荘の運営にあたっていこうと改めて思う次第でした。



晩秋から初冬へ。
2017/10/15



さかきです。


所用にて2日間ほど不在でしたが、本日戻ってきました。


先週の水曜日に大天荘を離れた時は、稜線上のダケカンバ、まだ多少葉がついていたと記憶していますが、今日見たらそのほとんどが落葉済。

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 ▲ダケカンバと大天井岳
加えて今日は、その稜線上は降り始め雪模様だったようです、日中は雨に変わりましたが。

10月も半ば、すっかり大天井岳辺りは、雪こそまだないけれども、晩秋から初冬へと季節の移ろいを感じさせます。



その“季節の移ろい”を最も感じさせてくれたのが・・・
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燕山荘から大天荘へ続く縦走路の途中。何かおわかりになりますか?
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だいぶ冬毛に変わった雷鳥達。雪がまだ無いので、ハイマツに潜むとかえってわかりやすい状態と今はなっています。
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それにしてもプクプクになってきていますね。越冬のために食べる物をしっかり食べ、極寒に備えて脂肪を蓄えているのでしょうか。

ということで悪天候時は、いつ降雪となっても不思議ではない時期になってきていますので、防寒着等の携行と併せて、稜線歩きちょっとでも不安を感じたら、無理のない行動をお願い致します。

なお、この先、降雪状況等は随時ブログで発信していきますが、詳細等は直接現地までお問い合わせ頂ければと思います。


【お知らせ】
既に下記の小屋の営業は終了しております。
大天井ヒュッテ、ヒュッテ西岳、ヒュッテ大槍、殺生ヒュッテ
大天荘を出ますと、常念小屋もしくは槍岳山荘まで営業している小屋はありませんので、十分ご注意ください。

なお、大天荘は11月4日土曜日のご宿泊まで営業致します。




ニホンカモシカ。
2017/10/12



さかきです。

今日もまた、朝から所用にて安曇野松本界隈を車で右往左往しておりました。
麓から望む北アルプスは雲の中。昨日までの晴天続きはしばらくお預けとなりそうです。

そう、気づけば10月半ば。燕山荘グループ有明荘界隈や中房地区辺り(標高1,400m前後)は紅葉が見ごろを迎える頃です。

今日の午前中、有明荘・燕岳登山口へと続く中房線道路(※)を走行してみると、

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だいぶいい感じに色づいてきているように見えました。雨で濡れた路面にある落葉がとても印象的、他の車がいないのをいいことに、つい停めてシャッターを切りました。
(※=中房線は、何を隠そう、あの槍ヶ岳から西岳~表銀座縦走路~燕山荘~合戦小屋~登山口を経由して、有明は矢村地区を結ぶ「長野県道327号槍ヶ岳矢村線」が正式名称です。合戦尾根も立派な県道327号なのです)

ここ数日間は、有明荘の露店風呂につかり、深まる秋、紅葉を味わう・・・最高かと思いますが。


さて、中房線の紅葉に気を取られ、ふと運転席越に目に入ってきたのが、
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ニホンカモシカ。彼ら、基本ヒトに対する警戒心は薄く、まあ、2~3分通せんぼされました。
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他に通行する車が無かったので、このまま一体何分にらめっこしたらよいのだろう、恐らくこちらが動かなければ、もっと長い間膠着状態続いたかもしれません。
先を急ぐこともあり、耐え切れず、ぶつからないようにハンドル操作慎重に接近したら、ようやく脇によけてくれました。
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とはいえ、ぶつからないとわかると、彼らの真横に車をつけても、その後一切動ぜず。子供が多少あたふたしていましたが、親はおかまいなし。

なんともおかしなひと時でありましたが、心の和む時間でもありました。


ちなみに余談ですが、
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この大天荘バッチに刻まれている動物もニホンカモシカ。決して“ヤギ”ではありません(笑)



雲の協奏曲。
2017/10/11


さかきです。


風の強い一日でしたが、それもそのはず、朝からレンズ雲のようなものがあちこちでなびいていましたから・・・というか、今朝はとてもきれいな雲の協奏曲でした。

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たまにはと、朝食出しを他のスタッフにお任せし、久しぶりに日の出の時間帯、大天井岳山頂にて待機。風が強かったとはいえ、目の前に広がる雄大な空には、気分がスッとしました。
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 ▲中天井岳越に八ヶ岳連峰
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 ▲常念岳越に遠望富士山と南アルプス
おまけに視界もスッキリしていたので、今朝は富士山が普段以上にくっきり。これほどまでに景色良かったので、気づいたら似たような写真を何十枚も撮っていました。まさにデジタルカメラの恩恵です・・・
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 ▲日の出5:45頃
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 ▲浅間山の右手より昇る
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 ▲槍・穂高連峰

なんとも美しい朝のひとときでした。というか、スタッフにも見せてあげればよかった・・・

ちなみに今朝の大天荘の朝の気温は、日の出の頃で7℃程。風が強かった分、決して“暖かい”という感じはしなかったものの、ここ数日気温がいつもの10月半ばと比べ、高めな日が続いています。

こういう時こそ要注意。一雨くれば一挙に凍えるような寒さに一変するのがこの時期ならではのお天気。


明日からしばらく愚図つきそうな空模様ですが、そうなるとグンと寒くなる可能性もあり。防寒着等の傾向はお忘れなく。


はてさて、次回このような朝を迎えられるのはいつになるでしょうか・・・






我々の方が贅沢ですね・・・
2017/10/10


さかきです。


夕方写真を撮りにテント場に出て、辺りを見回しているところへ、ご宿泊の方が歩み寄ってきて一言。
「今日は雲も多いし、たいした夕焼けでないと思っているでしょ。けれど私達にしてみれば、これだけでも十分贅沢なんですよね。」
「・・・そうですね。」

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▲雲纏う槍ヶ岳
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▲左脇に御嶽山
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▲有明山方面 麓安曇野平
確かに雲多め、穂高連峰に至っては完全にかぶっていますが、夕空の色や山のスケール感は、改めて眺めてみると十分雰囲気出ているし、それにやはりきれいです。


当たり前のように、この雄大な景色をいつも目の当たりにしている我々山小屋のスタッフの、なんて贅沢な事か。


素敵な場所で働かせて頂いていることに、感謝ですね。




笑顔とTシャツ。
2017/10/09



さかきです。


体育の日3連休も今日でおしまい。
まもなく小屋閉め作業・・・とは、去年までのモード。
今シーズン大天荘は、11月4日土曜日のご宿泊まで営業致しますので、皆様のお越しお待ちしております。
とはいえ、私をはじめとして我々スタッフ一同、10月下旬以降大天荘に残ったことがないので、どの程度の寒さや雪の降り具合になるのか、未知の世界ではありますが、楽しみでもあります。
小屋周りの状況等は、引き続きその都度このブログにてお伝えしてまいります。

ただ実際、営業期間が1ヶ月切ったことは間違いなく、それに伴い売品関係で品薄の物が出てきたのは事実。大天荘オリジナルTシャツに関していえば、サイズや色によって売り切れの物もあるので悪しからず。
そんな折、そのTシャツをおそろで購入されたグループが。

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昨晩は常念小屋さんにご宿泊され、今朝一番で大天井岳に登りに来られたとのこと。「宣伝にご協力を・・・」ということで快諾、とびきりの笑顔とTシャツ、お似合いですね。このレモンイエロー地はまだ在庫余裕あります(黒地は完売しました)。

そんなとびきりの笑顔に自然となってしまうような、よい天気が今朝も広がりました。
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▲日の出5:45頃
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▲穂高連峰と雲海
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▲主峰 槍ヶ岳
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▲大天荘の朝
今朝も冷え込みは弱く、大天荘の温度計で6℃程。霜柱もなく、この時期にしては暖かい朝でした。


今週はどんな天気や気温となりますやら・・・



【お知らせ】
本日10月9日のご宿泊をもちまして、同系列でありますヒュッテ大槍の営業は終了致しました。また、ヒュッテ西岳の営業は既に終了しています。大天荘から槍ヶ岳方面に縦走予定の方は、その点考慮の上山行計画お立て頂きますようお願い致します。



極上の時間。
2017/10/08



さかきです。



 ▲大天井岳山頂より東方面遠望
今朝は10月のこの時期とは思えない程冷え込み弱く、無風に近い状態。なおかつ見通し良し、と来たからには山頂へ行かないわけにはいきません。
最も、今日外に出られたのはこのタイミングだけ。
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 ▲常念岳越しに富士山と南アルプス
ほんと、カメラ構えても寒さは全く気になりませんでした、というか寒くありませんでした。私が昨日ブログのタイトルで書いた文字通りです。

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昨日、雨の中お見えいただいた皆さんだけに、今朝のこの時間は、極上の時間だったに違いありません。



明日の朝も、是非こんな光景であれば。


今日も手短の内容で申し訳ありません・・・



冷え込み緩み、明日は縦走日和。
2017/10/07



さかきです。


今日から体育の日三連休です・・・が、初日は一日通してしょぼしょぼの雨が降ったり止んだり。
しかし、昨日のようなにわかに雪が降るようなことはなく、この時期の悪天候にしては気温日中10℃前後と高めでした。

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夜8時を回っても外はまだ5℃台。数日前の氷点下の冷え込みに比べれば・・・

明日明後日は、ヤマテンの予報等見ると、晴れ間の出るいい縦走日和となりそうで、冷え込みもさらに緩みそうです。

体育の日は明後日10月9日ですが、“スポーツの秋”。まだ山旅計画決まってない方、ここは一つ低山でもいいでしょう、思いっきり歩いて体動かし、自然満喫の2日間にしてみては。


なお、大天荘の明日の宿泊はかなりの混雑になると思われます。お出かけの方、予めご了承願います。



ということで、私の明日は、一日受付に“缶詰”状態となるでしょう。指先だけは動かしっぱなしになりますが・・・



雪。
2017/10/06

さかきです。


昼前後、一時本格的な降雪となりました。

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ここ数日風の強い日が多かったせいか、シンボルツリーのナナカマドはすっかり葉を落とし、そこへこの降雪模様。なんとも寒々しい感じ。
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小屋の片隅でまだ咲いているイワツメクサにも雪の粒が。


気付けば小屋周りは、
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うっすらと白くなりました。


・・・と言っても、午後にはみぞれから雨に変わり、雪は全て融けました。

昨日のブログでも少し記しましたが、これからの時期天候が悪くなると、いつ雪となっても不思議ではない時期になってきています。
加えて、夕方遅くの到着(具体的には16:00以降)は、天候の善し悪しに関わらず、急激に冷え込みが増し、体を冷やす=低体温のリスクも出てきます。


「自分は大丈夫」という過信はせず、明日は我が身という初心を忘れずに、安全で楽しい秋の山旅を送って頂きたいと、せつに願います。



遠望日和。
2017/10/05


さかきです。


今日は、何と言うのでしょうか、ずば抜けてよい晴天ではなかったものの、空気が澄んでいたせいか視界はとてもよく効き、遠望するのに絶好の日和でした。

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▲焼山・火打山・妙高山等々上信越の峰々
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▲有明山、遠望浅間山・四阿山
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▲中天井岳付近から遠望八ヶ岳連峰・富士山・南アルプス


最も遠望に限らず・・・
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▲主峰 槍ヶ岳
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▲大天荘と大天井岳
昨日の寒風吹きすさぶ肌寒さからは一変、ほぼ無風にて気温もやや高め、凌ぎやすい陽気の中での遠望観察は、とても楽しいひと時でした。

しかし、ヤマテン等の天気予報の文面を見ると、そろそろ“雪”というフレーズが今シーズン早くも登場し始め、明日後半から明後日前半愚図つく感じです。

最近は、皆さん気象情報等をよくご覧いただいている方が多いのでしょう、天気予報の善し悪しで予約が大きく変動することからも推察できます。それはとてもよいことで、ご自身の力量にあった無理のない山旅計画をお願いしたいと思います。



ということで、今日の最後は、2週間に一度のヘリコプターの空輸作業の模様にて終了です。
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今日のヘリコプターは、とても映えていました。



名月、お茶、ススキ。
2017/10/04



さかきです。


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今日は中秋の名月(→この画像は昨日とは違います)。なんとなく気分が厳かになります。


そう、厳かになるわけが、昨日の夜からあったのです。
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毎年燕山荘の年末年始お見えになられ、正月三が日に標高3,000m級の山小屋で“お茶”をたててくださるご常連のお客様が、今回大天荘まで足を伸ばされ、このような席を設けてくださいました。
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本業は「庭師」。お弟子さんとご家族を連れての今回の山旅。趣味の領域を外れての山岳写真撮影も精力的にされていて、頭が下がるばかりです。
「作法云々はともかく、とにかくおいしく召し上がってもらえればいいですよ」
とは言ってくれたものの、やはり慣れない日本文化に背筋はピーン、にわかに厳かな感じに浸りました。

とはいえ、本当に「おいしい」が素直な感想。

とても素敵な時間をありがとうございました。



と、話を元に戻し、今日は中秋の名月。
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今日は今日で、毎年この頃お見え頂くご常連の方が、ススキを持ってきてくださり、食堂の一角にお供え。・・・うーん、なんとも風流ですね。
ちなみに、今夜は月明かりが煌々と光っています。その分冷え込みが強く、夕方の時点で大天荘の温度計は-2℃を下回っています。

では、そんな冷え込んだ夕方、久しぶりの山頂ダッシュでなんとか撮れた一枚で今日は締めくくり。
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 ▲夕方の槍・穂高連峰



今宵は日本酒で一杯といきましょうか・・・




冷えてきそう・・・
2017/10/03



さかきです。


今日午前中に雨は止み、午後から時折晴れ間が覗くようになりました。
一方で気圧配置を見ると、冬型にやや似たような感じ。夕方前から冷たい西風が吹きだしてきました。今晩は冷えそうです。

夕食出しを終え、厚着をして大天井岳山頂に向かいましたが、想像以上に西からちぎれ雲が流れ込んできている状況で、槍穂や剣立山等々、主要ピークは雲の中。

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日の入りは拝めなかったものの、相当早く沈んでいることは容易に推察できます。
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▲穂高連峰
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▲北の方角
いずれも東側に雲海状になっているのは、地上と上空の気温差がより広がってきている証。寒気が入ってきているのでしょう。

これからの時期、一雨ごとに気温は下がってきます。

防寒着の携行と共に、小屋へのご到着時間も、遅くとも午後4時くらいまでを目途にご計画されることをお勧め致します。秋の夕暮れ時は、晴れている時の日中の暖かさとは寒暖差がとても大きくなり、体を冷やす元になります。強いては低体温にもなりかねません。
十分ご注意願います。


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中天井岳の上にポッカリ輝く月明かり。
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そういえば、明日は中秋の名月ですね。



ものの数分の出来事。
2017/10/02

さかきです。


昨日の朝とは打って変わった、“不気味”と言う表現が相応しいか、“芸術的”と言う表現がよいか・・・いずれにせよ見事な朝焼けでした。ものの数分だったと思います。

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▲東の空
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▲浅間山の右手より出る
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▲槍・穂高連峰
低層の雲のなびき方からそう感じたのですが、似たような光景はなかなか見るに難しい、そんな一瞬の出来事だったのです。たまたま受付周りにどなたもいらっしゃらず、にわかにできたシャッターチャンス!と、急いで玄関前に飛び出しました。
数分といっても2、3分の出来事、あっという間に冷めた空になりました。


最もこういう朝焼けを迎えたという事は、日中の天気は芳しくない証。午前中早々に大天井岳辺りは雲に包まれ、冷たい雨と風の一日となりました。
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いつも受付越しに見る大天荘のシンボルツリー“ナナカマド”。
気付けば今年も紅くはならず、黄色に変化。これはこれできれいです。
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昼前後の強い風にあおられ、葉っぱや小枝がだいぶすきました。
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なんか物寂しい週明け月曜日の午後となりました・・・




気付けば10月・・・
2017/10/01



さかきです。



申し訳ありません、今日は、

この関係と、諸々あり・・・

今日の日の出の様子だけでもお伝えして、閉めさせて頂きます。
日の出の時間は概ね5:40頃。気付けば10月。



秋はどんどん深まってゆきます。











プロフィール

北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。

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