
初級だしわざわざブログに書くことでもないのですが、せっかくなのでレポートがてら。
まだ、認定料も払っていないので、あまり声を大にしていえなのですが、WEB解析士という資格がありまして、なんとかその初級に合格できました。
ウェブ解析士ってなんぞ?
ウェブ解析士はWACAウェブ解析士協会が認定する資格で、企業などでWEBを使っていわゆるマーケティングをするための基礎知識や実践的なテクニックを体系立てて学べるものです。
今回僕が受けた初級の他、上級、マスターと3つの資格が用意されています。
どんな内容?
初級とはいえ、その範囲は幅広く、
ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する以下の基礎知識を習得、共通の用語認識の基に、営業・制作・開発・社内ウェブマスター業務等の遂行・業務効率化を可能にする。
・ウェブマーケティング、ウェブ解析を行う上で必要な用語
・アクセス解析から得られる情報の認識・分析方法・計算方法
・ウェブ解析による課題の発見方法と改善手段
ちょうど、4月から試験内容が改定されて今後は、SNSの活用や事業成果に関わる部分も含まれるようになるようですですが…
企業のWEB担当者さんにもぜひ勉強してほしい内容です。とかくウェブ業界って専門用語が多くて、意味わかんねーから、「業者さんに丸投げしちゃえ」って方も多いと思いますが、この知識があれば、少なくともWEB屋さんとほぼ対等な立場で会話できる「共通言語」が身につきます。それってとても大切なことです。
実際に勉強してみた感想
僕自身はWEB制作業界に7年くらい?いる人間で、最近はディレクターとしてご提案させていただくような機会もあったりするので、内容的には入り込みやすかったです。
とはいえ、業務で使うような知識はほとんど関係なかったので、ほぼゼロベースからのスタートではありました。初級は用語の理解をきちんとすることに重点をおいています。
初歩的な事も多いですが、割りとマニアックな内容もありましたので、マーケティング畑の人にはとっつきにくい部分もあるんじゃないかと感じました。
『サーバーの生ログの読み方』なんて実務ではあまり使わないですし・・・
逆に言えば、普段知ったつもりでいたような項目の本当の意味とか、指標の正しい扱い方なんかも勉強できるので、ためにはなると思います。
僕の場合、飲み込みが悪い自信があったので、とりあえず2回は読み込もうと決めていました。
実際はなかなか時間が取れずに1.5回くらいしか読めなかったんですが…
きちんと内容を整理しながら読み込んで、テキストの演習問題を間違えずに答えられるようになれば、OKだと思います。
今回は、会社の好意で初級ウェブ解析士講座を受講させてもらった後での試験でした。
講座は、ガチガチの試験対策というよりは、初級ウェブ解析士の全般を学べるというものでしたが、試験で抑えるべき項目も教えてもらえたので、助かりました。
ちなみに、この初級ウェブ解析士講座の内容ですが、企業のウェブ担当者が抑えるべき項目を学べますので、研修としてもいいんじゃないか な。
なんで勉強しようと思ったのか?
WEB業界のいいとこって特別資格も必要なく、誰でも始められることですが、実際にお客さんと対峙する上では、控えめに言ってもかなりの勉強とかノウハウとか経験が必要です。
僕もそれなりに勉強しているつもりでしたが、全然足りていませんし、そもそも「自分」というフィルターを通して興味がある分野を勉強しているわけで、それって実際どうなのよ?って思っていました。
お客さんと話す中で、自分なりに勉強して、見聞きした事をベースにお伝えしているわけですが、それって結局「勘」に頼っている部分が多くあります。もちろん、勘ってとても大切です。きっと、お客さんとのやりとりの中で磨かれてくるんでしょう。
ただ、数値化ができる分野なのに、勘だけでいいのかな?と感じる部分もあったり、そもそも、きちんと学ぶ場がほしいよなぁとも感じていました。
初級は基礎なので、まだまだ全然ですが、きっとこの後に続く上級まで勉強すれば、その「勘」を「体系付けられた知識」に置き換えるこができるんじゃないかと思って勉強しようと思ったわけです。
そんなわけでこれで、本格的にディレクターとして、お客様にサイトの活用をご提案できるようレベルアップする扉が開かれたわけでございます。
年始に「今年はマーケティングに力をいれる」なんて言った手前もあり、とりあえず、見える形でスタートがきれてほっとしています。
今回勉強した内容を忘れてしまわないように継続して勉強するだけでなく、実務でも取り入れて活用していきたいです。
あ、あと偶然ですが、今回の受験に際して、地元の方とお知り合いになることができました。共に学ぶことができる仲間ができたということも今回の受験の大きな成果の一つです。
それにしても、年度末の月末にやるもんじゃなかったっす。予想以上に大変でした。と無駄なアピールを…

先日、長谷川恭久さんの Automagicを聞いていたら、たにぐちさんとタスク管理の話題で盛り上がっていましたので、便乗して僕も最近使っているタスク管理アプリについて書きたいと思います。
今まで色々試行錯誤をしてきました。
手書きのメモ、GmailのTodoリスト、チャットワークのTodoリスト、Evernoteなどなど。
正直あまりしっくりとくるサービスが見つからずにいたのですが、最近見つけた 「Todoist」というサービスがいい感じなのでご紹介します。
ここがすばらしい!その1
いわゆるTodoアプリですが、いろんなプラットフォームに対応しています。
iOS、デスクトップアプリ、chromeのプラグイン、Gmailのエクステンションなどなど、11のプラットフォームに対応しているようです。
仕事に縛られたくはありませんが、普段身の回りにあるガジェットなり、ブラウザなりでTodoが管理できるというのは、魅力的です。
ここがすばらしい!その2
1でも触れましたが、Gmailのエクステンション機能があります。(Chromeのプラグインとしてです)
これが地味に便利でした。
プラグインを入れると、こんなアイコンが表示されます。
これをクリックすると、メール自体をTodoに飛ばす事ができます。
この時、わかりやすくをタイトルを変更できるのも素晴らしい。
Todoist側でタスクを選ぶとGmaiの該当する記事が立ち上がります。
お客様からはメールで作業依頼がくる事が多いので、メールとTodoが直結しているとすごく便利です。
※iOSの場合、サファリのGmailが立ち上がりますが、どうも連携がうまくいかないようです。
デスクトップアプリなどでは問題ありません。
ここがすばらしい!その3
タスクを色んな切り口から見ることができる。
タスクを登録する際に、「プロジェクト」「期日」「ラベル」「フィルター」という属性を付与することができます。
この機能によって、タスクを色んな視点から管理することができます。
使ってみるとわかりますが、「プロジェクト」「期日」「ラベル」あたりはかなり便利です。

ここがすばらしい!その4
タスクに対して、メモをつけることができる。
しかも、メモした時間も管理される。
Todoだけだったら、リストのみでもいいかもしれませんが、タスクに付随する情報というのは多かれ少なかれあります。メールで飛んできたタスクならまだしも、それ以外となるとやはりメモ機能は必須です。

ここがすばらしい!その5
Todoistには、プロジェクトという形でタスクをグルーピングできる機能があります。
このプロジェクトを他の人と共有することもできます。
共有した人に対して作業を振り当てたり、タスクを基準にしたチャットもできますので、コミュニケーションツールとしても利用する事も可能です。
感覚としてはチャットワークに近いですね。
チャットワークは、社内のコミュニケーション用に使っていますが、どうもタスク管理という面では物足りなさを感じていました。(もちろん、コミュニケーションツールとしては、とても使い勝手がいいですよ)
その点、タスク管理に特化したサービスとして「Todoist」はかなりいい感じかなと。
ま、いいからって言って、みんなで使うツールをコロコロと変える訳にはいかないのですが…
という訳で、しばらくの間は個人的に使ってみようと思っています。
※実際は僕の周りでTodoistを使っている人がいないので、この機能はあまりいかせていません。
そして、塩原はこう使っている。
最後に、このアプリをどのように活用しているかをご紹介します。
まず、プロジェクトですが、大きく分けて3種類のプロジェクトを作っています。
1.INBOX
2.メンテナンス
3.新規案件

INBOXはとりあえず格納するようです。
メンテナンスは、既存のお客さんからの更新依頼、新規案件はそのままですね。
新規案件については、クライアント毎にプロジェクトを作っています。
タスクが発生したら、上記3パターンの中からどれかに放り込みます。この時、納期と誰がやるかという属性を与えるようにしています。
「誰がやるか」というのは、僕の場合、ラベルです。
ここまでの作業は、入力と3クリックくらいでできますので、それほどストレスを感じません。
あとは、納期や担当者という切り口でタスクを管理して、漏れがないようにこなしていくだけ。
iPhoneアプリも使っているので、休日にも残りタスクのアイコンが目についてしまうのがちょっとあれですが・・・このアプリを導入して、タスクを覚えておく必要が減ってきたと思いますので、精神的に楽になったように感じています。
イーオフィスでは、こういったWEBアプリをバリバリ使いこなして、仕事をこなしてくれるスタッフを募集しています。興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。