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燕山荘

燕山荘スタッフブログ

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1回目の舞台は栂池自然園。
2017/01/29

さかきです。


いよいよ昨日から始まりました、燕山荘主催のスノーシューツアー。1回目の舞台は栂池自然園。

 ▲栂池自然園より 後方白馬三山
「確か1月だよね?」と疑ってしまうくらい、メインとなる2日目の昼時、栂池自然園は異様なくらい暖かく風もない、じつに穏やかな天気に恵まれ、白馬岳はじめとする辺りの山々をバッチリ拝むことができました。
ツアーの詳細は、近日中更新になる「燕山荘通信」をご覧ください。
 ▲「ホテル雪倉」さんの駐車場から 白馬三山モルゲンロート
 ▲そりならぬ尻滑り
ここ数年、3月後半の栂池展望湿原ツアーはさておき、1月2月に催行された栂池自然園大パノラマツアーは、ことごとくメインである2日目の天候に悩まされ続けてきただけに、今回の晴天には皆さん感激!


・・・ほんと、天気が良いと最高ですね。


今回ご参加された皆さま、ありがとうございました。


次回は、2月3日より2泊3日、北八ヶ岳に行ってきます。


まもなくスノーシューシーズンインです。
2017/01/23

普段大天荘のブログにてお世話になります、大天荘さかき(榊)です。


4月から5月にかけての燕山荘における春山登山教室の案内役、グリーンシーズンは大天荘、そしてついこの間まで営業しておりました燕山荘の年末年始営業を経て、ウィンターシーズンはスノーシューツアーをご案内しております。


燕山荘スノーシューシーズンも、今週末1月28日からの栂池自然園ツアーを皮切りに、北八ヶ岳・乗鞍上高地等いよいよ始まります。

天候にもよりますが、タイミングよく晴天に遭遇すれば、比較的難しい手間など必要なく雪山の絶景を楽しむことが可能です。

行先地・日程の詳細等は、燕山荘HP「2017燕山荘スノーシューツアーのご案内」をご参照願います。


ということで、今日は先週下見で伺った、北八ヶ岳ツアーのうち、北横岳山頂周辺からの模様を数枚。

 ▲北横岳ヒュッテ
今シーズンの北八ヶ岳ツアーは、北横岳山頂からの展望を盛り込むなど、昨年までの日程と少し異なります。初日の滞在先は、北横岳ヒュッテ。
 ▲北横岳南峰から南の方角を望む
 ▲北横岳南峰から西の方角を望む 右側:蓼科山 左奥:北アルプス
 ▲槍・穂高連峰 遠望
この日は、あいにく霧や雲のかかりやすい天候にて、スッキリ周りが見通せる程ではなかったものの、北横岳ヒュッテから10~20分程に位置する北横岳山頂の合間から見える中央アルプスや、こと槍・穂高連峰がとても印象的でした。


今年のツアーの天候はいかに・・・

何にしても事故怪我なく、安全に楽しいツアーとなるよう、ご案内していこうと思います。

ご参加お待ち申し上げています(要予約、HP参照)と共に、改めましてよろしくお願い致します。


素敵な朝。
2017/01/10






下山日はモルゲンロートの美しい朝となりました。こんな素晴らしい眺めともしばらくお別れとなると少し寂しく感じます。四月に戻ってくる時には小屋はもっと雪に埋まっていることでしょうか。小屋明け頃が例年であれば積雪量が最も多くなります。



裏銀座の山々や穂高には寒気による雪雲がかかっていましたが槍ヶ岳は美しい姿を見せてくれました。同じ北アルプスの山でも日本海からの風が直接当たる所とそうでない所ではてんきが大きくことなります。


          霧氷

         朝日に照らされる霧氷


         サンピラー
今朝はマイナス17℃と冷え込みました。そしてそんな寒さの厳しい時にしか見られない自然現象もあります。冬山は厳しくなればなるほど美しさを増してきます。

昨年に続き比較的穏やかな冬となっています。これまではこの冬期営業中
ではマイナス20℃以下で風速20m以上という日になることがありましたが、今年もそのような日はありませんでした。雪も少なく地球の温暖化をここでは感じられるようになってきました。この素晴らしい大自然をいつまでも残せるように、皆さまにここ燕岳の美しさをお伝えすることの大切さを感じました。

ここからのブログの発信はこれで終わりとなります。ご覧に頂き、また励ましのお言葉を頂くこともありありがとうございました。四月の小屋明け頃より、再び燕岳から情報を発信していきたいと思います。
河地

















束の間の晴れ間。
2017/01/09


日本の南側を通過した低気圧により、昨夜は降雪となりました。しかし、積雪量はびっくりするほど増えたわけではありませんでした。このヘリポートから眺める燕山荘周辺の雪は、例年よりは少ないままですが、入山時よりは確実に増えています。


昨日お泊りのお客様が出発される頃より天気は回復して、槍ヶ岳も美しい姿を見せてくれました。ちょっと面白い感じに雲が槍ヶ岳を隠していましたが、普段見る感じとは違ってこれもまたいいものでした。


皆さんが下山される最終日にこのような素晴らしい冬景色を見ることが出来て、本当に良かったと思います。冬山は、時として厳しくもありますが、頑張って登ってきた人にしか見えない美しい姿を見せてくれることもあります。この写真で縦走路が白く霞んでいるのは、強い風により、激しい雪煙が舞っているからです。写真を撮っていても顔に雪が当たり、少々大変でした。



昨日お泊りの方が下山されて、今シーズンの冬期営業は終了となりました。木々には霧氷も付き、そして、素晴らしい展望が広がる中の下山となり、皆さん大満足のようでした。大きな事故なく、営業を終えることが出来、本当にうれしく思っています。


皆様が下山された後は、早速、片づけ作業に入りました。登山道上にある赤旗やロープの回収も行いました。雪で埋まってしまったり、春は今とは若干ルートが異なってくるからです。しかし、全部を回収したわけではなく、要所要所には残してありますので、この後、登山される方は目印にご利用ください。小屋の営業は終了し、登る方が少なくなれば、燕岳の登山のグレードはぐっと上がります。


雲が切れて松本平が見渡せるようになると、昨日までとは一転して真っ白になっていました。南岸低気圧が通るとこの麓辺りでも雪が積もることがあります。
今日の日中は晴れ間も見え、行動するには差支えのない天候でした。しかし、この後は冬型の気圧配置となり、山では風雪となる場合が多くなります。今日のこのような晴れ間は疑似好天と呼ばれ、次の天気の崩れまでの数時間の晴れ間のことをいいます。この晴れ間がどれだけ続くかは低気圧のスピードによって変わっていきます。今日はこのタイミングが皆様の下山時刻や我々が外作業をする時間と重なり、とても助かりました。夕方になってまた再び雪が降り出してきました。
明日、最後の片付け作業をして下山の予定です。
河地

営業最終日。
2017/01/08

今シーズンの冬期営業も今日で最終日となりました。天候に恵まれたこともあり、多くのお客様にお越し頂きまして誠にありがとうございました。



昨日の晴天は終わり、今朝になってみると早くも天気は下り坂へと向かっていました。日の出時刻になっても太陽は顔を出すこともなく、いつもより暗い朝となりました。




どんよりとした曇り空でしたが、そのおかげで周りの山々は、いつもと違った表情を見せてくれました。これもまた美しいものでした。


天気の割には東側の視界はよく、四阿山、根子岳の左側には上州武尊岳でしょうか、いろいろ調べてみて正解かどうかわかりませんが、群馬県方面の山までくっきりと見えていました。


今日の天気の崩れは南岸低気圧によるものだったため、南部より天気は崩れてきました。まず始に富士山の頭が雲に隠れだし、その後、南アルプスと雲に覆われていきました。


日中の気温はマイナス2℃まで上がり、まったく寒さを感じませんでした。そして、この辺りでもまず最初に槍ヶ岳から雪雲に覆われてきて、やがて燕岳でも雪が降り出してきました。


夜になっても雪は降り続いています。明日の朝にはどれくらい積もっていることでしょうか。麓の安曇野でも降雪となっているようです。いよいよ冬も本番となってきたようです。


夕食後はオーナー赤沼による山のお話を行いました。赤沼が撮影した山の写真を使いながら、お話を進めました。今シーズンの冬期営業もまもなく終了となります。冬にしては晴れる日が多く、我々スタッフも素晴らしい展望を連日のように眺めることが出来て、楽しい毎日でした。
河地

冬晴れ続く。
2017/01/07


昨日に続き、今日も穏やかな冬晴れの一日となりました。まだ、街の明かりが残る6時過ぎ、塩尻辺りの街の明かりの奥には富士山が美しく見えていました。このところ連日のように富士山がきれいに見えています。



今が最も日の出が遅くなる頃で、日の出は6時55分頃でした。今朝もきれいな日の出でしたが、昨日とは違う色でした。同じ日の出は2度とはないので、毎朝、今日はどんな美しい光景が見られるのかと楽しみです。なので日の出時刻が近づくと外ばかりが気になります。冬にこれだけ晴れが多いというのも珍しいような気がしますが。


朝焼けは北部の山から始まってきます。燕岳が朝日に染まる前、その奥に見える鹿島槍や白馬岳、立山などが一足先に朝焼けに染まりだします。


今朝の朝焼けは、ここ最近では特に美しいものでした。槍ヶ岳へ向かう縦走路の斜面がほんのりと美しいピンク色に染まりました。麓からもきっときれいに見えたことでしょう。


例年に比べれば、今のところ積雪量は少ない状態ですが、燕山荘も場所によっては雪にすっぽりと覆われています。雪に埋まってしまった方が小屋の中は暖かいのですが。



日中はこの時期としては気温が上がり、マイナス6℃台になりました。真冬の太陽の光を受けて、槍ヶ岳を始めとする白い峰々がきれいに輝いていました。また、松本平の奥には美ヶ原高原が霧ケ峰高原、そしてその奥には八ヶ岳もくっきりと見えていました。



今日は穏やかで登山日和の一日でした。夕方になって雲が多くなってきました。明日の朝まではなんとかもってくれそうですが、午後は雪となる予報となっています。まだ、積雪のない麓の街でも積もるのでしょうか。冬期営業も明日のお泊りまでとなります。
河地

冬晴れ。
2017/01/06


高気圧に覆われた今日はとても穏やかな晴れの一日となりました。この冬期営業中は、冬にしては晴れの日が多くなっています。今朝は日の出前、東から南東方向にかけての空が紅く染まり、その後の朝焼けが期待できるほどでした。寒さに震えながら、その瞬間を待ちました。



安曇野側には雲海が広がっていて、その奥から太陽が顔を出しました。まず、合戦尾根が紅く色づき、それから少しして槍ヶ岳も紅く染まってきました。この雪面の色の変化は、ほんの短い時間なのであっちへこっちへとカメラ片手に駆け回ります。この息をのむような美しさに寒さなど忘れてしまいます。


太陽が昇るにつれて雲海は消えていきました。すると、雲海のかかっていた有明山の中腹の木々には、霧氷なのでしょうか、白くなっているところがありました。



笠ヶ岳

立山・剣岳
昨日、寒の入りになりましたが、今日は日差しの下ではポカポカと感じて、また風も弱くとても穏やかな冬とは思えない一日でした。槍ヶ岳の右脇には笠ヶ岳が、燕岳の左脇には立山・剣岳が冬の日差しを受け、白く、そしてかっこよく見えました。


冬にはこの稜線では、ホシガラスを見かけることはなかったのですが、この陽気に誘われてか、二羽のホシガラスが地面をつつき、何やら探している姿を見かけました。



多くの方が上下山されたので、トレースもしっかりと出来てきました。今日のようないい天気の日であれば、この赤旗はあまり意味をなさないのですが、吹雪いて視界のない時にはとても頼りになります。なんどもここを通っている我々スタッフでさえ、悪天時にはこの赤旗が頼りになります。
真っ白な合戦尾根とは対照的にその下に見える松本平は、まだ積雪がなく、白くはなっていません。この地域は、南岸低気圧などにより、降雪となることがあります。8日頃は南岸低気圧が通過しそうなので、もしかしたら、松本辺りも白くなるのかもしれません。



こんな穏やかな日は夕焼けもまた美しいものでした。
河地

寒の入り。
2017/01/05



今日は小寒。寒さは本格的に厳しくなってくる頃で、寒さはこれからが本番です。暦通り、マイナス17℃まで下がり、非常に寒い朝となりました。シャッターを押す手がたちまち冷えて、痛みを感じる程でした。そんんな今朝は雲を通してぼんやりと太陽が現れ、幻想的で美しい朝焼けとなりました。


日の出頃の雪面の色は刻々と変わっていきます。とても美しい時間帯です。ついつい寒さを忘れて、見入ってしまいます。しかし、さすがの今朝の冷え込みでは、長い時間外にいるのはなかなか厳しいものがありました。この寒さこそ、この時期らしいもので、寒いけどなんだかうれしくもなりました。


晴れて眺めの美しい一日でしたが、風はやや強く、合戦尾根にはつむじ風が発生していました。


とにかく天気のいい一日でした。稜線の東側は、風が強いため、シュカブラなどを形成する西側の荒々しい光景とは違い、吹き溜まった雪のため、とても柔らかい感じの積もり方をしています。そこに午後の太陽の光が降り注ぎ、なんとも美しい光景でした。


蛙岩と槍


合戦尾根


燕岳と燕山荘
今日の午後、蛙岩まで様子を見に行ってきました。写真だけ見ると太陽の光が降り注ぎ、暖かそうですが、稜線の風はやはり厳しく、とても寒い中での稜線歩きでした。実際にこの風を体感すると改めて冬の稜線の厳しさを感じさせられました。


この周辺は、とてもいい天気でしたが裏銀座の山々には寒気による雲がかかり続けました。ここ燕岳は、日本海から吹いてくる湿った風を裏銀座の山々がブロックしてくれるので、冬でも比較的晴れることが多いです。ただ、この週末の天気予報を見ていると南岸低気圧によるものでしょうか、全国的に雨マークが多くなっています。この週末、登山を予定されている方は気象情報に注意して、無理だけはなさらないでください。


雪面が夕日に照らされ、美しくなるころ、気温はどんどん下がり始めました。マイナス18℃まで下がってきました。冬はこれからが本番です。気を引き締め、冬期営業を事故なく無事に終えたいと思います。
河地

風雪のち晴れ。
2017/01/04


昨夜は星空も見られましたが、朝から風雪の一日となりました。気温は強い冷え込みではなかったのですが、風が強かったこともあり、気温以上に寒く感じました。展望もなくこんな日の楽しみは雪で遊ぶことです。玄関前に皆様に楽しんでいただこうとちょこちょこ作ってきたイグルーもだいぶ大きくなりました。


フロント前には書初めコーナーを設けています。皆さん、好きな言葉や目標など書かれています。街でも書初めをする機会は意外と少ないようで皆さん楽しそうに書かれていらっしゃいます。このコーナーは明日まであります。


ヤマテンの天気予報通り、夕方から雲が切れだし、燕岳が姿を現しました。この雲間から見える燕岳の姿はなんとも幻想的で美しいものでした。今日のこの雪はどうやら山の上だけだったようで、麓では晴れていたようです。



夜になると天気はさらに良くなってきて、東の空からオリオン座が昇りだしてきました。街の夜景もきれいでその上にオリオン座が輝き、とても美しい夜の光景が広がっています。ただ、非常に寒く、すでに気温はマイナス15℃。明日の朝はさらに冷え込みそうです。正月三が日も終わり、世の中は動き始めたようですが、山の上にいるとそれをあまり感じることもありません。美しい風景と風の音だけが聞こえてきます。
河地

燕岳だけ姿を現して。
2017/01/03



正月三が日も今日で終わりです。Uターンラッシュで道路は各地で渋滞しているようです。これで山も少し静かになっていました。昨日の夕方から降り出した雪は今日の日中まで降り続き、皆さん展望のない中を登って来られました。また、稜線では雪煙が舞い上がり、冬らしい光景となっていました。ただ冷え込みは緩く、マイナスのひとけた台でした。


10時くらいより雪も止みだし、燕岳が姿を現してきました。このまま天気は回復していくものと思いきや見えたのは燕岳の山頂だけで他の山々は雲に覆われて姿を見ることが出来ませんでした。燕岳だけ晴れるというのはなんか不思議な力があるような気がしました。


皆さん展望のない中、登って来られましたが、ちょうど到着された頃だけ天気が良くなり、早速、燕岳へと向かわれていました。


周りの展望はほとんどないのに燕岳が姿を見せてくれるちょっと不思議な天気でした。これまでは冬にしては珍しく晴れの日が多かったのですが、この先は冬らしい天気となってくるような予報も出ています。最新の天気情報を注視していきたいものです。


今夜もオーナー赤沼の山のお話を開催しました。いつもと違い皆さんこたつでくつろぎながらです。寒い中、登ってきた体には豆炭こたつのぬくもりが心地良いことでしょう。
河地

今日も美しい景色が広がる。
2017/01/02



今日こそは日の出をと期待したのですが、ちょうどそのあたりにだけ雲があってまたもや見られませんでした。しかし、その雲のおかげで空が赤く染まり、美しい光景を見ることが出来ました。


その後、雲の切れ間から太陽の光が射すようになってきて、日の当たる部分の山々が白く輝き、いつも以上に美しく見えました。雲がなく晴れ渡る空もいいですが、こうして雲があるとちょっと面白い演出をしてくれます。


雲があったのはちょうど日が昇るあたりだけで、少しすると太陽の光が射し、きれいな青空が広がってきました。この空の青と雪面の白のコントラストがとてもきれいでした。このヘリポートから眺める燕山荘の東側の雪は入山時より少し増えてきました。



年越しを燕山荘で過ごされ、昨日もお泊りになるお客様も多くいらっしゃいました。一年の中でも大切な日であるこの日を燕岳で過ごすことにしていただいた方々が多くいらっしゃったことは、とてもうれしいことです。そんな皆さんのほとんどは今日下山されて行かれ、少し寂しくなりました。また燕山荘の第3回目の冬期登頂ツアーも天気にも恵まれ、無事終了しました。




午前中はとても気持ちのいい青空が広がり、気温もマイナスのひとけた台にまで上がり、穏やかな天気でしたが、午後になると東の空にはレンズ雲が現れ、燕岳の上にはちょっと不思議な形をした雲が現れました。


そして、餅つきをする頃になると突然吹雪模様になってきてしまいました。こんな吹雪の中の餅つきなんてそうそうあるものでもないので、寒いながらもこれまた楽しいものでした。



今日も餅がうまくつきあがり、皆さんにもおいしく召し上がっていただいた後、再び天気は回復してきました。ほんの短い時間の嵐でした。ただその後、西風が強くなり、稜線では雪煙が舞い始めました。今夜はまた雪となりそうです。

このところは冬にしては珍しく晴れの日が多くなっています。また、マイナス20℃を超えるような強い冷え込みの日もありません。ありがたいことですが、普段通りの冬にいつ変わるかわからないので油断だけはできません。冬期営業もあと1週間ほどとなってきましたが。我々スタッフも緊張感をもって過ごしていきたいものです。
河地

晴れのスタート。
2017/01/01

明けましておめでとうございます。
2017年が始まりました。今年が皆様にとっていい年でありますように。


今朝は残念ながら朝から雪が舞っていて、初日の出を見ることが出来ませんでした。しかし、8時過ぎより青空が広がりだし展望もひらけてきました。



そして、早速皆様今年最初の燕岳山頂へと向かわれました。やや強い風は吹いていましたが、太陽の光が降り注ぎ、一年の始まりにふさわしい天気となりました。今日の天気は今年一年が希望に満ちているように感じさせられるものでした。


今朝の朝食はおせち料理とお雑煮とお屠蘇を出させていただきました。皆様にも山でのお正月をお楽しみいただけたことでしょうか。



冬の恒例の行事となってきた餅つきを行いました。こんな高いところで冬に餅つきとはそうそうあるものではないでしょうか。気温-10℃の中の餅つきはなかなか難しいものですが、うまく餅をつくことが出来ました。そして皆さんにもおいしく召し上がっていただきました。



日中は穏やかな天候で槍ヶ岳や富士山もきれいに見えていました。連泊される方も多く、皆さん山での正月を楽しんでいらっしゃいました。これだけ穏やかな正月は近年なかったような気がします。


昨日に続き、きれいな夕日でした。いよいよ新しい年のスタートです。
河地

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北アルプス燕岳(2,763m)の山小屋燕山荘のスタッフがリアルタイムでその日の出来事をお伝えしています。

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